熊を追うもの
さて明日、火曜日のレディオエイチ、12時7分ごろからの「とむさん星空ノート」は、「うしかい座」についてのお話です。
画像もつくりました、よかったらご覧ください。・・・ただし、いつもとは見る方向が違います。
今の時期のうしかい座は、天頂部分・・・空のてっぺんを含むので、全天図=寝転がって空を見上げたような図でないと描画できないんですね。
例によって「春の大曲線」からのスタートです。北斗七星からたどっていくと見つかる、オレンジ色の明るい星、アークトゥルス。これがうしかい座のアルファ星です(アルファ星というのは、その星座のなかでいちばん明るい星のことです)。
このアークトゥルスは、太陽を除いて、地球から見て全天で3番目に明るい星なんですね。ですから、夜空がかなり明るい都市部でも、晴れてさえいればきっと見つけることができると思いますよ(^-^)
アークトゥルスという名前は、ギリシャ語で「熊を追うもの」という意味をもちます。とても目立つ星ですから、古来より日本でもさまざまな呼び名がありました。
オンエアでは、このアークトゥルスについての話題と、そしていつものように、星座にまつわる神話について。
この星座にはいろいろな説がありまして、由来がはっきりしなかったりするんですが、今回はそのなかのひとつ、天を背負う苦役を負わされた巨人、アトラスの物語をご紹介します。
タイミングあいましたらぜひお聴きください(^-^)
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