うーん、今年もおしせまってきましたねえ。
さて明日は火曜日です。
わたくしがお相手をつとめるFMHaro! レディオエイチ、年内ラストのオンエアです。
12時台さいしょのコーナー「とむさん星空ノート」。
今週は、真冬の星空に雄大に輝く狩人の姿、オリオン座のお話です。
数ある星座の中でも、もっともなじみ深い星座のひとつなんじゃないでしょうか。
均等に並んだ三つの星、これを「オリオンの三つ星」といいますが、三つ星と、それを取り囲む4つの明るい星。この特徴ある星の並びは,一目みただけで目を惹きつけますよねえ。
この明るい7つの星は、1等星が2つと2等星5つで形作られていますから、都市部でもじゅうぶん見ることができますし、空の暗い場所ですと、さらに周囲の星々とあわせて、棍棒を振り上げた狩人オリオンの雄大な姿が浮かび上がってきます。
オリオン座には見所がたくさんありまして、ご紹介しきれないくらいなんです(;^_^A
オンエアでは、明るい二つの1等星、ベテルギウスとリゲルについてや、この星座にあるさまざまな星雲ついてご紹介します。
とくに、「小3つ星」、オリオンがベルトにつるした短剣に当たる部分ですが、ここにある「オリオン大星雲」。肉眼でもにじんだように見えますし、双眼鏡(オペラグラスでもいいんです)で見ますと、小さな光る雲のように見えるんですよ。ぜひぜひ一度!
このほか、いつものようにオリオン座にまつわる物語もご紹介します。
お聞きいただけたら嬉しいです(^_^)v
今回の画像は、探し方ではありませんが、まずは見え方の比較や星座の各部分をご説明したgifアニメーション。
そして、国立天文台提供の「オリオン大星雲」。望遠鏡ではこんなふうに見えるんですよ(ただし、色は写真撮影によってあらわれてくるもので、実際の望遠鏡の眼視では白い雲に見えます)
NASA提供の有名な暗黒星雲、「馬頭星雲」と「燃える木」です。これもオリオン座にあるんですよ。
※暗黒星雲は、望遠鏡でもなかなか見ることができないんです。見てみたいものだなあ・・・