FmHaro! レディオエイチ「とむさん星空ノート」。
今週は「かんむり座」のお話でした。
かんむり座、星座絵などでは、いわゆる「王冠」の形に描かれることが多いんです。
ですが、ぼくは、これは個人的なイメージなんですけれども、完全な円を描いていなくて、3/1ほどが欠けたようなかたちになっているところが(昨日の画像を参照ください)、王様のかぶる王冠というよりは、女王様や王女様のつけるティアラ・・・
あの、ローマの休日のオードリー・ヘプバーンがつけているような、あんなイメージをいつも思い浮かべるんです。
じっさい、この星座は、ギリシャ神話では、豊穣とぶどう酒の神ディオニュソスが、クレタ島の王女アリアドネに贈った冠だとされています。
かんむり座にまつわる神話は、アテネの王子テセウス、クレタ島の迷宮に棲む怪物ミノタウロスと、クレタ島の王女アリアドネ、そして、豊穣とぶどう酒の神、ディオニュソスの物語。
クレタ島の王宮の地下に広がる迷宮ラビリントスに棲む怪物ミノタウロスを退治し、生け贄にされるこどもたちを救出しようとやってきたテセウス。
彼に一目惚れして、剣と赤い毛糸の玉を授け、無事迷宮を脱出させたアリアドネ。
首尾よく戻ったらアテネに連れて帰る、という約束どおり、クレタ島を出帆したテセウスとアリアドネでしたが、その途中、とある島で野営のさい、「アリアドネはアテネに不幸をもたらす、彼女を置いて、すぐに出発せよ」という夢のお告げを受けたテセウス。
しかたなく、眠るアリアドネを置き去りにしてしまいます。
悲しみにくれるアリアドネをやさしく慰めたのが、この島を支配していたデュオニソス。
デュオニソスは宝石を散りばめた黄金のかんむりをアリアドネの頭に置き、彼女を妻に迎えます。
その後アリアドネはこの島で幸せに暮らしました。
やがて神ではないアリアドネには、死が訪れる時がきます。
アリアドネが亡くなると、ディオニュソスは、その形見のかんむりを星空の中にそっと飾りました。
これが、かんむり座になった、といわれています。
夜空に輝く、想い出のティアラ。
梅雨の晴れ間の星空に、ぜひ探してみてください。
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ
◆先週末に行われた
キャンドルナイトのもようをメインに。向かい合わせの小文字の「e」、ecoのe、earthのeで形作られたハートが美しいです。リンク先記事の画像をぜひ!
◆つどったのは、親子連れや友だち同士、カップルや老夫婦など、老若男女のべ500人。電灯はもちろん、テレビもネットもなくても、ひとはきちんと豊かな時間を過ごすことができる、考えてみれば本来は当たり前のことだけれど、あらためて実感できる。「素敵だね」としかいいようがない、そんなひととき。
◆星空は見えなかったけれど、なんと、ホタルが会場に!一緒に参加してくれたんですね。自然はつながっているんだなあ、人間もなんだよなあ、とあらためて感じたお話でした。
◎Fun of Life
安住工房さんの
ブログと
ホームページ
◆毎月第4週は、磐信ワーキングレディスクラブさんからのゲストをお迎えしています。今回は事務局の安井さん。
◆前回ご出演以来の活動状況を教えていただきました。ワークバランス、介護、子育て支援、自分らしさなど、"働く女性"のための講演会や勉強会。う〜ん、と唸るような問題提起のかずかず、"働く男性"のがわにも刺激です。
◆『安住コレクション』では、ジゼル、第2幕から、グラン・パ・ドゥ・ドゥの『アンダンテ』。主人公が死装束で踊る唯一のバレエ作品といわれる有名な場面です。
◎この人に注目!
この4月にエッセイ『あしたのつづき』を出版された
竹内としみさんをスタジオに。
◆『あしたのつづき』は、ご自身のホームページに書きためた日記やエッセイ、旅行記、創作から抜粋してまとめた本です。なにげなく、「本になったりしたらいいな」と口にしたのがきっかけで、あれよあれよと出版のはこびになったそう。
◆原稿の整理や構成はもちろん、装丁までご自分でこなして(イラストは面識のないかたに体当たり依頼して快諾いただいたとか)、およそ3ヶ月で入稿、その2ヶ月後には出版。本作りに夢中になった期間は本当に幸せでした、と竹内さん。
◆文章のほか、陶芸、NPO法人(
「雲を耕す会」、
「エコライフはままつ」)など、多彩な活動を続ける竹内さん。そのエネルギー源は、なんでもやってみたい、なんにでもまずぶつかってみたい、という好奇心と前向きさ。不完全な自分だからこそ何かを求める、できないからこそできるようになりたいんです、という言葉が印象的でした。
◆自分で自分に壁を作ってしまったり、閉じこもっていては見えたいものがたくさんある。失敗を恐れずに前に進めばきっとなにかが見えてくる、それが『あしたのつづき』という書名に込められた意味。なるほど・・・!前向きなパワー、わけていただきました(^^)
◆お求めは、
amazon、または
静岡学術出版、もしくは上記ホームページからお問い合わせを!
◎Brush Up Life
浜松タウン情報誌
「what's up nicco」編集部の葉山さん。
◆現在発行中の最新号、特集は、この季節のじめじめ感を吹き飛ばす『気分ソウカイ!nicco的リフレッシュカレンダー』ですよ〜!
◆また、『トキメキ街の輝く人』コーナーには、
有限会社ありがとうの社長さんへのインタビューが。"人や街を元気にしたい"と、飲食店を5店舗経営するかたわら社会活動に積極的に参加されているパワフルな方だそうですよ。ぜひご覧ください(^-^)b
◎主婦トモPlaza
出演いただいたのは、ラジオネーム「ラブラブキンキン」さん。中2のお兄ちゃんと小4の妹さんのお母さんです。
◆反抗期まっただなかのお兄ちゃん、ほとんど口をきいてくれない日々。携帯サイトで見かけたタレントオーディションの話をもちかけたらがぜん乗り気に。一緒に対策をあれこれ練って、コミュニケーションが深まったそう。よかったなあ(^-^)
◆また、小学校で洗濯物のたたみ方を習って以来、ずっと手伝ってくれているという妹さん。これ、他の小学校でもぜひ、と思いますねえ。
◆シングルマザー、でも明るく元気いっぱいの「ラブラブキンキン」さん。これからも頑張ってくださいね。
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