砂漠の水

とむさん

2009年09月26日 11:36

さて今週の「とむさん星空ノート」は、みずがめ座と、みなみのうお座についてのお話でした。
ギリシャ神話で最も一般的なのは、水がめをかついでいるのは、トロイの国の王子にして永遠の美少年、ガニュメデスの姿であるとするものです。

どんな美女もかなわない、とまで言われた美少年ガニュメデス。
神々のお酌をする役だった女神がお嫁にいってしまい、困ったゼウスが彼に目をつけて、巨大な鷲に変身してさらってきて永遠の若さをあたえ、宴席にはべらせてその役につけたと言われます。
神々の王ゼウス、悪くいうとひどい浮気者の神様なんですが、そのお相手は女性とは限らなかった、というお話であります(^^;A

ちなみに、、、
ゼウスのローマ名であるジュピターは木星の名前になっていますが、木星の衛星の多くには、ゼウスの愛人たちの名前がついています。
なかでも特に大きい4つの衛星をガリレオ衛星というんですが、そのなかのひとつが、「ガニメデ」。
これは唯一、男性であるガニュメデスの名前から取られたものなんです。
今でも、ガニュメデスはゼウスのそばにはべっているんですね。



ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。


◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ

いよいよ今週末、26日(土)に大祭を迎える見附天神裸祭。見附の宿場通りが盛り上がってくるのは夜9時ごろ。通りを埋め尽くす賑やかな練りの様子をお楽しみいただいたら、11時ごろには天神社で『堂入り』が始まります。

拝殿に突入した裸衆が繰り広げる『鬼踊り』の乱舞をご覧いただいたあとは、通りのなかほどの総社あたりでスタンバイがおすすめだそう。町中の灯が消され、真っ暗闇の中をお神輿が裸衆とともに天神社から総社へと駆け抜ける『おわたり』で祭は最高潮に。もちろん、裸衆のなかにダンディさんの姿もあるはずですよ(^-^)b

街や人を清める神事はすでに始まっています。祭事始めから御大祭まで、8日間も続くこのお祭。最終日、お神輿が天神社に戻る『還御』が行われる日曜日の夜にも見ものがあるそうです。詳細は見附天神裸祭ホームページをぜひ!

いっぽう、先週は強敵東芝を相手に、後半追い上げるも届かず敗れたヤマハ発動機ジュビロ。第4節はいよいよホームゲーム。ぜひスタジアムで熱い声援を。そしてなんと、この試合は裸祭り大祭と同日、夕方6時キックオフです。試合を観戦したあと見附宿にむかえばちょうど祭が盛り上がり始めるタイミングに。土曜日は磐田が熱い!ですぞ!


◎Fun of Life
安住工房さんのブログホームページ

前回メールが文字化けで読めなかったアンジーこと安西健塁さんの近況。ブログにアップされてます〜(^-^)

先週に引き続き、TOTO浜松ショールーム感謝祭「ありがとうフェア」の話題。建材メーカーさんやサッシメーカーさんも参加とのこと、水周りだけでなくリフォーム全般をお考えの方に参考になりそうですね。そして、安住工房さんは10/3、4および10、11のそれぞれ土日に参加されます。ラジオをお聞きいただkてご来場の方には素敵なプレゼントが!

安住コレクションは『パキータ』。<パ・ド・トロワ>より『ヴァリエーション(4)(5)』をお届けしました。


◎この人に注目!
シネマイーラで19日から公開されている映画『私は猫ストーカー』監督の鈴木卓爾さん、原作者の浅生ハルミンさんのお二人をスタジオに。

磐田市のご出身、高校時代から8ミリ映画を撮り、大学時代にはぴあフィルムフェスティバルに入選いらい、共同監督作品やオムニバスの一編などを手がける一方、俳優として、また『中学生日記』などの脚本家としても活躍の鈴木卓爾さん。今回が初の長編監督作品です。

浅生ハルミンさんは三重県津市のご出身。グラフィックデザイナーや現代芸術家としての活動を経てイラストレーターに。エッセイストとしても『私は猫ストーカー』『帰って来た猫ストーカー』『猫座の女の生活と意見』などの著書をお持ちです。

エッセイを映画化する、という話にはじめは驚いた鈴木さん(ちなみに、この話を持ちかけたプロデューサーの越川さんは浜松のご出身だそう)。原作を読んで。ハルミンさんの文章やイラストの線に感じた世界、気持ちの深いところでラクチンになるようなメッセージ性や哲学を映画に置き換えられるならぜひやってみたい、と思われたそう。いっぽうのハルミンさん、映画化の話にはただただびっくり。最初はぜったいうそだ、と思ったとか(^-^)

猫は特別な存在、ただ「そこにいる」だけで人間にバイブレーションを与える、尊敬に値する生き物なんです、とハルミンさん。映画もまさにそのとおり、登場する猫ちゃんたちは、1匹をのぞいてすべて実際に現地で暮らす「地域猫」。なんのコントロールもしない、ありのままに「そこにいる」猫ちゃんたち。物陰からとつぜんひょいと出てきたり、画面から目が離せません(^-^) 

また、映画のなかに流れる「時間」も魅力。主人公ハルちゃんが、ただ猫を追いかけている、その時間を表現するため、あえて「ドラマ的な時間」と切り分けたそう。同時に、舞台となる谷中界隈の、街の風景や時間もありのままに。ときおりハッとさせられるその見せかた、切り取りかたや、注意深く重ねられた「街の音」、そして、柔らかな冬の太陽の光も印象的です。

濃いドラマ性は抑制されているけれど、じつはそのぶん、映像のなかで事件がたくさん起こっているんです、と鈴木監督。見ていただくかたに、一緒に散歩しているようにこの世界を感じてもらえたら。この世界に輝いている光、吹いた風や聞こえる音、ハルちゃんの呼吸と、リアルタイムにシンクロできるような映像にしたかったんです、とおっしゃる通りの映像です。

スクリーンいっぱいに映る巨大猫ちゃんをぜひ、とハルミンさん。些細な街、些細な人々、些細な猫たちで作った映画だけれど、そのときにしか起きない光と事件が映っています、幸福は、もうすでにそこにある、それを確かめに来てください、と鈴木監督。

シネマイーラでの公開は10月2日まで。わたしも拝見しましたが、展開にぐいぐい引き込まれるような映画ではないけれど、見終わったあと、確実に何かが残る、そんな映画です。よかったらぜひ!


主婦トモPlaza
出演いただいたのは、「ジェニー」さん。小2のお兄ちゃんと年長さんの妹さん、二人ののママさんです。お子さんたちもスタジオに遊びにきてくれました。すっごく仲がいいけれど、ケンカするときはすっごくケンカする、という二人。賑やかなオンエアになりました(^-^)b

この5月にお兄ちゃんとマラソン大会に出場した「ジェニー」さん。スポーツには自信があり、きっちり走り込みもして臨んだのに、ろくに練習もしてないお兄ちゃんにあっさり引き離されてしまったそう。それは成長のあかしでもある、けど負けるのは悔しい、と。わかるなあ。来年はリベンジ!ですね(^o^)


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