日中はずいぶん暖かい日が続きますが、朝夕はまだちょっと冷えますねー。
気温差が大きいです、体調気をつけていきましょ!
さて、明日は火曜日。
FMハローRadio H、火曜日の12時台さいしょのコーナー「とむさん星空ノート」。今週は、春の夜、南の空に浮かぶ女神、おとめ座についてのお話です
おとめ座というのは以外に大きな星座で、先日ご紹介した、長〜いうみへび座についで、全天で2番目の面積があるんです。
ただ、広い範囲に星がちらばっている上に,星座の端の方が暗い星ばかりなので、全体像はちょっとつかみにくい星座です。
さらに、条件のいい空でよく見えて、線で結んだとしても、なんでこれがそういう絵になるんだろうっておもっちゃうような星座でもありまして。。。
じつはぼくも、ちゃんと女神のすがたを把握したこと、ないんです(^-^;
この星座は、まずとにかく1等星「スピカ」を見つけること。
スピカは春の大曲線の先端にあります。春の大曲線、北斗七星からスタートするんでしたよね。
北の空高くに浮かぶ北斗七星から、南東の空で輝くアークトゥルスをとおってスピカまでたどる、大きなカーブです。
スピカ、というのは名前もなんだかかわいらしいですし、青白い輝きがいかにも清純な乙女を思わせてくれます。
また日本では、その美しい輝きから、「真珠星」と呼ばれていたそうです。
ちなみに、アークトゥルスのほうはオレンジ色がかった1等星で男性的なイメージがあるため、この2つの星は「春の夫婦星」とも呼ばれているんですよ。
どとらも北斗七星からだどっていくとすぐにわかりますよ、ぜひご覧になってくださいね。
スピカが見つかったら、いまちょうど土星が光っているあたりまでの部分に、ちょっと歪んだかんじの「Y」の字をさがします。
このYの字はわりと見つけやすいですよ。
いつものようにアニメーション画像をつくりました。
ちなみに、スピカのそばにあるのが、こちら「ソンブレロ星雲」。国立天文台提供の画像です。
肉眼では見えませんが、とってもかわいらしい姿ですねえ。
オンエアではこのほか、おとめ座にまつわる神話についてお話します。
お聴きいただけたら嬉しいです。