春の日射しをいっぱいに浴びたアップオンスタジオからのオンエア。
朝、うちを出るとき念のため羽織ってきた薄手のウインドブレーカーが
暑いくらいでした〜
ただ夕方には、やっぱり持ってきて良かった、と…
週末にかけてはお天気も崩れがち、やや肌寒くなるようです。
衣類での調節、大事ですね(^-^)b
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てなわけで、4月19日のFMハロー『Smile on Radio』。
お送りした各コーナーについては,
FMハロー Smile on Radio公式ブログをぜひごらんください!
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さて
『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナーでお届けしたのは、いま、夕方の西の空にひときわ輝く、金星についてのお話でした。
昨年の暮れくらいからずっと、夕方の西の空にとっても明るい星が輝いているの、お気づきのかた、たくさんいらっしゃると思います。
はい、それが金星です。
先月の下旬には、金星と木星と月が並んで見えるという、とてもおもしろい光景を見ることができました。
木星のほうは、いまはもう早い時間に地平線に沈むようになっているので、いま、一番星が見えた、と思ったら、それはまず金星と思っていただいて間違いありません。
シミュレーションソフトを使った,浜松の今日午後6時半頃の西の空がこちら。
そして8時半ごろ。
日によって多少変わっていきますが、当面の間はこのくらいに見えていますよ。
金星が「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれるのご存知の方が多いと思います。
これはつまり、別々の星としてとらえられていた、ということですね。
ギリシャでもはじめの頃は別々の星と考えられていて、それぞれ「光をもたらす星」「夕方の星」と行った意味の別々の名前で呼んでいたようです。
この二つが実はおなじ星なんだ、という知識をギリシャにもたらしたのは、かの有名なピタゴラス。
ピタゴラスはこのことをバビロニアで学んで、ギリシャに持ち帰りました。
また、バビロニアの人々は、惑星を神々の名で呼んでいて、金星は彼らの神話であるメソポタミア神話に登場する美と愛の女神の名を取って「イシュタル」と呼ばれていたそうです。
(この女神についてのお話もいつかお届けしたいなー)
これがギリシャに伝わって、金星はギリシャ神話における美と愛の女神の名から、「アフロディーテ」と呼ばれるようになりました。
アフロディーテは、ローマ神話ではビーナス。
これが現在にも伝わって、天文学上でも、金星はビーナスと呼ばれているんですね。
いかがでしょう、夕方、空が晴れていたら、西の空にビーナスを見つけてみませんか?
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というわけで、今日もスマイルいっぱい、楽しく番組をお送りしました。
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
ではでは、また来週〜〜(^-^)ノシ