青春のバンド

とむさん

2007年04月26日 01:18

あやうく見逃すところでしたが、今夜、NHKでチューリップの特集番組があったんです。

わたくし実は何を隠そう、高校時代に初めて参加したのが、チューリップをやるバンドだったんでした。
それまでは、誰もが知ってるであろう「心の旅」ぐらいしか知らなかったんだけど、そのバンドをやることになっていろんな曲を聞いて、(自分が演奏するために一所懸命聞いたからってのもあったんでしょうけれど)大好きになってしまったんですね。
コーラスワークとか、ずいぶんと影響を受けたなあ・・それと、あの巨大すぎるビートルズをどう消化するべきか、なんかについても。

番組の冒頭は見逃しちゃったけれど、懐かしいあの曲この曲が脳裏に鮮やかによみがえってきたのでありました・・。放送終盤の「銀の指輪」には泣きそうになっちゃったりして(^^;
(そういや高校時代にとどまらず、大学生になってからも、入ったサークルでチューリップバンドを組んでライブしたりしたんだっけ・・)

放送を見て感じいったのは、財津さんの声。
初期のころ時おり聞けたシャウト系の歌い方は影をひそめていたけれど(これはメンバーチェンジする前あたりからそうだけど)、のびやかでハリのある、低音から高音まできっちり出てる歌声。
この人、1948年生まれだからもう60間近、その年齢であんなふうに歌えるのは素晴らしいなあ。

姫野さんの甘い声も相変わらずだし(太っちゃったけど(^^;)、安部さんのギターの音はまんまあのころだし、上田さんのドラムも今もってタイトだし・・宮城さんごめん、初期からのファンだとどうしても吉田さんの影がf(^^;でもさすがのプレイ&コーラス(^_-)b


そして・・印象に残ったのが、インタビューでの財津さんの言葉。
「チューリップは"青春"のバンドなんです」
ううう、その通りだよお。゜゜・(>_<)・゜゜・

身勝手ないちファンとしては、このままずっと青春でいてほしい!って気持ちもあるけれど、財津さんの言う「60近くでそれを続けてくのは・・」、というのもまたわからなくもない・・
チューリップは、こんどこそ本当に解散だそうです。
お疲れさまでした。青春をありがとう。

財津さん、おれなんかまだまだてんで青二才、これからも青春でいきますよ。あなたが、そしてチューリップが、青春を歌いつづけた時間に届くかどうかは今はまだわからないけれど、可能なかぎり、青春でいきますよ。沈む夕日を、まだまだ、ずっと、それでも、追いかけていきますよ。

それにつけても。。。あ〜録画しとくべきだったあー(泣)

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