毎日暑いですけれども、先週の、あの猛暑日連発!にくらべれば、ちょっと落ち着いたかな、という感じではありますねー。
しかしまあ、このところご案内している通り、今は二十四節気でいう「小暑(しょうしょ)」。
でもって、次の季節、23日からがいよいよ「大暑(たいしょ)」でありまして、
これすなわち、暑さが最も厳しくなる季節。
だから、ホントにキビシイ暑さはこれから、なはずなんだけど、
今年はまるで、小暑なのに「あんたが大暑!」みたいな…という…
あっ!いえ!違うんです!ウケようとして申し上げているのでは決してなく!
じつは本日の『天の光はすべて星』では、オヤジギャグに関連する話題をお届けしますので、冒頭もオヤジギャグつながりでいこうと、こういう次第でございまして…
(うーん、言い訳くさいなー(^_^;)
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さて、そんな7月18日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
ケイ企画代表・河村正隆さんとお電話で。
7月28日(日)開催の
『浜松寄席 瀧川鯉昇一門会』をご紹介いただきました。
*浜松出身(しかも河村さんとは浜松西高での同級生…てことはわたしの先輩だ!)の噺家で、やらまいか大使でもある
瀧川鯉昇師匠と、そのお弟子さんたち7人による一門会。なお、鯉昇師匠のところは13人もお弟子さんがいらっしゃる大派閥なため、出演者は隔年選抜方式となっております(^^)b
*かつて西武百貨店City8(おお懐かしい!)で開かれていた落語会を最後に浜松からなくなってしまった「定期的な落語会」を復活させようと、平成9年から開催されている浜松寄席。じつは諸事情により開催会場が移り変わっていく"流浪の落語会"でもありました。割烹「嬉しの」、アクトシティ浜松コングレスセンター、プレスタワーを経て、平成25年以降、会場は「サーラシティ浜松」に。
*主に古典落語を得意とする鯉昇師匠ですが、
春風亭柳昇師匠門下だったこともあって、そのお弟子さんたちは古典派と新作派が混在。そのため、新作落語から古典落語まで、幅広く楽しむことができるのも鯉昇一門会の魅力です(
鯉昇一門のページもぜひ)。
*これまで足を運んでくださったお客様からは「テレビで見る人でなくても実力のある人はいるんですね!」との声があったそうで、これはホントにそのとおり、マスメディアでなく寄席や落語会に軸足を置いている噺家さんは沢山いらっしゃるんです。また、テレビでしか落語を見たことがないかた(中には「大喜利」を落語と勘違いしている方もいらしたとか…)に『生で見る落語』を体験していただけたら!(ほんとに全然ちがうんです!)。ぜひ足をお運び下さい。
*サーラシティ浜松3Fスクエア
(GoogleMapはこちら)にて、7月28日(日)午後1時半開演。チケットは前売4,000円/当日4,500円。駐車無料です。チケットのお求めはアクトシティ浜松チケットセンター、遠鉄百貨店プレイガイド、ネットでは
イープラスをご利用下さい。なお、郵送をご希望のかたはお問い合わせ下さい。
*また、9月29日(日)には、やはり浜松出身で、漫画家でもある落語家、
雷門獅篭さんを中心とする『海演隊 浜松公演』が開催予定(海演隊とは東海地区に演芸を広め隊、の略です(^^)。レッド、ブルー、イエロー、ピンク、グリーンの隊員たちによる、落語あり女流講談あり江戸曲独楽ありの公演、こちらも楽しみですね!
【お知らせ】じゃっくさんのいつのまにラジオはお休みをいただくことになりました。じゃっくさんのまたの登場をお楽しみに!
◎Happiness Style ひろみち料理教室さん。
*身近な食材で手軽に作れるとっても美味しい創作料理を教えてくださるひろみちさん。今回は『苦くないゴーヤチャンプルー』を教えていただきました
*夏の栄養補給にはうってつけのゴーヤチャンプルーですが、「にがうり」の別名もあるだけあって『苦いのが苦手…』というかたも…(もちろんあの苦味がイイ!というかたもいらっしゃいますが)。そこで今回は、ちょっとしたひと手間をかけるだけで苦味が消えてしまうレシピです。
*苦味のせいでついつい敬遠していた、というかた(お子様などにも多いかも…)もこれなら美味しくゴーヤをいただけますよ、ぜひお試し下さい!
*ひろみち先生のブログもぜひご覧ください。教室の様子や美味しそうなお料理の画像が満載です。料理教室のご案内・お問い合わせ先もブログからどうぞ!
◎いどばた通信ラジオ工房
安住工房・安西さん
*まずは最新情報のご案内。好評の「エアコンクリーニングキャンペーン」を、ご要望にお答えして再度開催!今回は8月一杯までの受付。台数おまとめでお得になります、ご近所お誘い合わせでもOKです。エアコンの「効き」が変わりますよ!
また、
『超お得な冷蔵庫の特価販売』も開催。Panasonic 2013年製の冷蔵庫を大特価でご提供します。この季節、フル稼働になっているであろう冷蔵庫、調子はいかがですか?買い替え時期かもですよ、チェックです!
*いどばた通信7月号配布中!紙面から「住宅リフォーム支援事業費補助金制度」をご紹介。高齢者または小学生以下がいる世帯で100万円以上のリフォーム工事を行うと最大15万円の補助がうけられる制度です。様々な条件がありますので、詳しくはお問い合わせ下さい!
*そして今週はスペシャルゲスト、"アンジー"こと安西健塁さんをスタジオに。先月上旬の「モスクワ国際バレエコンクール」の様子を中心にお話を伺いました。初のモスクワ訪問でもあったアンジーさん。「ロシアにはバレエが深く根付いている」ことを実感されたそう。なにしろオーディエンスの目が肥えまくりで、演じていて怖いほどだったとか…!
*ともあれ、あの「ボリショイ劇場」の舞台を踏んだことは、何より得がたい経験になりました、とアンジーさん。この夏は東京での公演などが予定されており、9月には渡米。今後のさらなるご活躍に期待!です!
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そして
『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナーは、「竹取物語」についてのお話でした。
日本人なら誰もが知っていると言ってもいい、かぐや姫の物語。
作者不詳ながら、10世紀初めごろ成立したとされる「日本最古の物語文学」です。
(ちなみに、作者は紀貫之という説があったり、弘法大師=空海とする説が有力視されていたりするそうです)
じつはこのお話、各エピソードの区切りが「言葉遊び」で締めくくられています。
たとえば「燕の子安貝」を一所懸命探したのに結局見つからず、大怪我をしてしまう石上麻呂(いそのかみのまろ)のエピソードでは、このことから、頑張ったのにうまくいかないことを「かいがない(貝がない)」と言うようになった…など。
これ、どうやらウケを狙って書かれたのではないかといわれていて、つまり言うなればオヤジギャグ。(世のオヤジギャグ使いのみなさん、オヤジギャグは平安時代からある由緒正しいものなんだと胸を張ってもいいかも(^_^;)
また、このかわいそうな石上さんはじめ、かぐや姫から難題を突きつけられる5人の男性たち。
それぞれ、歴史上に実在する人物だったり、ほぼモデルが確定できたりしています(たとえば藤原不比等もモデルの一人と言われています)。
こんなふうに、いちいちオチをつけたり、実在の人物をネタにしたりして、単に民間伝承や説話を記録するのみではなく、創作性がある、つまり物語を「かたる」意図がある。
これが「日本最古の物語文学」とされるゆえんのひとつなんですね。
さあ、来週の火曜日が満月ですから、週末から来週にかけて、月が大きく明るくなっていく時期です。
小さいころ触れた物語『竹取物語』。あらためてひもといてみると、新たな発見があるかもですよ。
そしてぜひ、月を見上げてみませんか。
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というわけで、今日もスマイルいっぱい、楽しく番組をお送りしました。
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
ではでは、また来週〜〜(^-^)ノシ