って、なんだか妙な三題噺めいたタイトルになっちゃいましたが…
無理やりパターンに押し込めようとするとこうなる、という見本ですな(^_^;)
まま、それはともかくとして…
12月も近づきまして、さすがに「食欲の秋」はもう過ぎたかな、と思うこのごろでありますが、これからの季節もまた、おいしいもの、たくさんあるんですよねえ。
それに、来るべき本格的な冬に備えて蓄えておこうとする、これはもう生物としての本能ですからね。
ついつい、食べ過ぎてしまいがち、だったりします。
しかし、人間誰しも持っている「想像力」というものを使うことで、食べすぎを抑止することが期待できる、という研究結果があるんだそうです。
たとえば。おやつどきにポテトチップスが一袋、目の前にあるとします。
そうしたらば、食べる前に、自分が一袋まるごとぜんぶ食べてしまったところを想像する。
これで、食べすぎを防ぐことが期待できるんだそうです。
また、M&Mをつかったべつの研究結果がありまして(これ、「サイエンス」誌に掲載されたまっとうな研究だそうですよ)。
この実験では、事前にM&Mををたくさん食べるところを想像したグループは、食べることを想像しなかったグループや、少しだけ食べることを想像したグループに比べて、実際に食べた量が少なかった、のだそうです。
これは、想像するという行為が、食べようとしている食べ物を脳に「順化」させる…思いっきし簡単に言えば「慣れさせてしまう」ことで、実際に食べるときに「食べたいという意欲」を減少させるのではないか、と考えられているそうです。
ついつい食べすぎてしまいそうなときは、まず食べることを想像してから食べる。
すると、腹八分目でやめられる「かも」しれません。よかったらお試しくださいね。
…って、まずぼくがそうなくっちゃだ(^_^;)
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さてさて、そんな11月28日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎第20回浜松シティファッションコンペ 実行委員会事務局・玉越賢治さんとお電話で。
*浜松の主要産業の一つである「コットン(綿織物)」をPRするとともに、浜松産のコットン生地を活かせる服飾デザイナーを育成することを目指し、平成6年にスタートした浜松シティファッションコンペ。国内のみならず世界中の有名デザイナーズブランドで高級服飾素材として使われている浜松のコットンを、産地である地元から直接発信していこう、浜松を「繊維のまち」から「ファッションのまち」にしていこうという事業です。
*20回目となる節目の今回は、初めてテーマを設定。同じく浜松の主要産業である楽器やオートバイとコラボーレーションした
「cotton×music」もしくは
「cotton×bike」をモチーフにして、自由に発想された作品を全国のアマチュアのみなさんを対象にデザイン画を募集。3,305点もの応募作品の中から一次審査を通過した30点が、最終審査会に向けた実制作段階に入っています(イメージを現実のカタチにしていく作業、大変なことと思います!)。
*この実制作において浜松のコットン生地を使用する、というのが条件になっているわけですね。
一次通過したデザイン画が公式サイトに掲載されていますのでぜひご覧ください。創造性豊かに、音楽やバイクの要素を面白く取り入れたデザインや、なるほどこういう服をあえてコットンで作ろうということか、などなど、じつに興味深い作品がそろっています。デザイン画じたいがとっても素敵。この展示もされるそうですよ。
*また、今回は初めて「中学生の部」を設定。浜松市内の中学生を対象に、こちらは「ファッションのまち・浜松の未来」をテーマに、自分が着てみたい服のデザイン画を募集。191点の中から審査会を経て優秀作10点が選ばれており、最終的に特に優秀な5点が最終審査会で発表/表彰されます(中学生の部はデザイン画のみで実制作はありません)。
*そして、来る12月8日(日)に行われる最終審査会。会場は
えんてつホール、13:00 から 15:45まで。入場は無料です。一般の部の最終審査はファッションショー形式で行われます。プロのファッションモデルによるショーは、浜松ではなかなか見ることができません、この機会にぜひ!です。また、審査時間中には、浜松のコットンを素材にして第一線で活躍中のデザイナーのみなさんによるトークショーも。こちらも貴重な機会ですよ。
*通常大会ではグランプリ(賞金50万円!)以下5つの賞が設定されていますが、今回はさらに加えて、コラボ大会らしく、地元企業さんからの特別賞が用意されているのも見ものです。また、入賞した上位作品の展示が、12月10日から年明け1月9日まで、浜松市役所1階市民ロビーで、そして来年 2月5日から 2月18日まで、遠鉄百貨店6階ギャラリーロゼで行われます。作品を間近にご覧いただけます、こちらもぜひ。
*海外の有名ブランドでも使われている遠州織物を使った素敵な服飾作品と、プロのファッションモデルによる本格的なファッションショーを体験できる絶好の機会です、ぜひご来場ください、と玉越さん。入場無料なのもうれしいですね、ぜひみなさま、足をお運び下さい!
【お知らせ】本日予定していた
特盛り!情報局!は、都合によりお休みさせていただきました。どうぞご了承下さい。
◎Happiness Style◎
浜松調理菓子専門学校・渡邊貴美子先生に「寒さに負けるな!冬の薬膳鍋」ということで『ラム肉と酒粕の鍋』を教えていだたきました。
*羊のお肉には体を温める効果があるのだそうで、羊って外観も温かそうですが、お肉もなんですね〜!さらに、酒粕、たっぷりのおろし生姜、長ねぎ、そして干し海老。じつは海老もポイントのひとつで「蟹は身体を冷やし、海老は暖める」とおぼえておくといいそうですよ。くわえてつけダレにはおろしニンニクと、体が温まる効果のある食材をふんだんにつかったお鍋です。
*また、魚介であれば鮭がおすすめ。同じく酒粕やお味噌を使った「石狩鍋」も体を温めてくれます。北のほう、つまり寒い地域で採れた食材には、身体を温めてくれる効果を持つものが多いんだそうです。まして、寒い地域で考案されたお料理であればなおさらですね。この冬、寒さに負けないお鍋で、温かくして過ごしましょう!
*浜松調理菓子専門学校さんではオープンキャンパス(体験入学)を展開中。次回は12月14日、「バンバーグの網脂包み焼き」と「ムース オ ショコラ」です。詳細&お申し込みは
公式サイト・オープンキャンパスページから!
◎いどばた通信ラジオ工房◎
安住工房・安西さん。
*いどばた通信11月号の紙面からは「磐田市内のおすすめスポット」を。
磐田農業高校バラ園は5月と11月のみの公開ですからあとわずか、
桶ヶ谷沼や
鶴ヶ池の秋から初冬の風物詩はまだまだ楽しめますよ〜(^^)
*今週はJCタイム。
磐田青年会議所・2014年度理事長の橋本安弘さんをスタジオにお迎えし、来年に向けての意気込みを聞かせていただきました。創立51年目を迎え、新たな10年に向けて、今までにない取り組みを予定されている磐田JC。そのひとつが、合併前の旧町村部にも着目したまちづくり。
*来年はまず豊岡地区での活動に力を入れる予定で、その一貫として、夏の恒例行事「キラリ☆サマーキャンプ」の会場を「獅子ヶ鼻公園」に移します。県内唯一の日本トレッキング協会認定コースのある、自然を満喫できる公園です。こうした素敵なスポットがあること。また、新東名のスマートインターの設置も予定され、職住さまざまな環境が変わっていく豊岡。これは注目していきたいですね!
*10・11月の安住コレクションは、「ジゼル」をお送りしてきましたが、いよいよラストシーン、その名も「終曲」をお届けしました。ジゼルの誘惑の舞に誘い出され、あわや、となったアルブレヒトですが、その刹那、夜明けを告げる鐘が。ウィリたちは力を失い消えていきます。ジゼルも例外ではなく、彼に永遠の別れを告げて墓へ吸い込まれていく…。もはや彼女を取り戻すすべがないことを悟ったアルブレヒトは悲嘆にくれ昏倒する…という、なんとも切ない幕切れ。本当にドラマチックな作品ですね。
さて次回からは新シリーズ、12月といえばコレ!をお送りしていきますぞ(^^)b
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今週の
『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナーは、ケフェウス座とカシオペヤ座をご紹介。
そして、星座にまつわる神話は、秋から初冬にかけての星座たちが勢ぞろいして登場する、古代エチオピア王家の物語をお届けしました。
勇者ペルセウスが、岩に繋がれた美女アンドロメダ姫の危機を救うという、あまりにも有名なストーリー。
発端となったのは、姫の母親で、エチオピア王ケフェウスのお妃であるカシオペアの失言。
愛娘が自慢なあまり、アンドロメダの美しさは海の妖精ネレイドさえかなうまい、と口走ってしまいます。
これに腹を立てたのが海を支配する神ポセイドン。ネレイドとは彼の孫娘たちであり、ポセイドンもまた、日頃からその美しさを自慢の種にしていたからです。
人間にバカにされた、と、かんかんに怒ったポセイドンは、巨大なクジラの怪物をエチオピアの海岸に差し向けます。
甚大な被害をうけて困り果てたケフェウス王が神に伺いを立てると、「アンドロメダ姫を生贄として捧げよ」、とのお告げがくだり…
と、こんなふうに物語は展開していくのですが、リスナーさんにいただいた感想で、なるほど!と思ったのが、「エチオピアの国の人々はなんにも悪いことしてないのに、ポセイドンも狭量ではないか」というもの。
まったくもってその通りでありまして、バチを当てて懲らしめるのはカシオペア一人でいいんですよね本来なら。もしくはアンドロメダの美しさを損なわせるとかね。一般庶民に被害を負わせるなんて、たしかに筋が通らない。
このあたりを分析するなら、人間にはどうにもならない天変地異や災害が、神の所業に模して描かれている、ということになるのでしょうか…。
はるか古代のアニミズム、自然を畏怖する思いが、こうしたストーリーに投影されているのかもしれません。興味深いことですねえ。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ