凛としてまっすぐにラジオ

とむさん

2014年04月24日 23:14



さて、今月に入ってからこっち、オープニングのおしゃべりが、ずっと花に関する話題をお届けしておりまして、いや別にわざとではなくって、たまたまこうなっちゃってるんですが、やはり季節がら、頭の中がお花畑に、いやいやそうではなく、色鮮やかに咲く花につい目が行ってしまうわけです。

でもって、その時々で特になんだか気になる花、というのがありまして、それで、第一週は桜、第二週はタンポポ、先週は菜の花、ときているんですが、このところ気になっているのが、チューリップでして。

昨日も散歩中、通りすがりのお宅の花壇や玄関脇のプランターで見かけました。あ、もちろん人さまのオタクですからジロジロ見るわけに行きませんで、横目で見ながら、ですけど。
(上の画像はフリー素材を使用しています)

チューリップってすごくいろんな種類があるんですよね、先端が尖っていたり、あるいは、しゅわしゅわっと縮れたようになっていたり。糸みたいになってるのもあったり。
昨日見かけたのは、いかにもチューリップ!って感じの大ぶりのタイプ。真紅と、紫と、あと、黄色もありました。

チューリップの花って、気温に反応して開いたり閉じたりするんだそうです。
気温が10度以下だと、花はすぼまった形になってます。対して、20度以上になると大きく開いた形になります。

ちょうどいまごろは、昼間の気温は20度前後まで上がりますから、日中、チューリップの花は外側に大きく開きます。逆に、夜から朝にかけては10度ぐらいまで冷えますから、花びらは内側に動いて、閉じた形になるんですね。
花壇なりプランターなりにチューリップを植えてらっしゃるという方、いらっしゃることと思います。ぜひ観察してみてください。

チューリップって、可憐なイメージもありながら、とっても生命力を感じる花でもあります。
蕾の状態で切り花になっていても、ちゃんと成長して開いたりするし、それから、動くんです、つまり、光の方向を向くんですね。

以前ちょっとお話したことがありますが、わたくし以前フラワーアレンジメントを習ってまして。
夜にレッスンがあって、つくった作品は持ち帰って、テーブルの上かなんかに飾っておくわけですが、あるとき、チューリップをたくさん使って、四方八方に広がるような形につくったことがあったんです。

それが、翌朝になったら、チューリップが全部、ぐいっと曲がっていて、全体の形がすっかり変わっちゃってましてねえ。凄いもんだなあって感心したのが今も印象に残ってます。

そういう性質があるから、チューリップって、凛としてまっすぐ、天に向かって咲くんですね。
なんだかこう、その姿勢のよさを見習わなくっちゃなあ、とも思い、また、その姿に春のエネルギーをもらったような、そんな気がいたしましたです、はい。


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さてさて、そんな4月24日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…



Today's Smile森といずみスタジオ代表・森山雪子さんをスタジオにお招きしました。共演パートナーの月曜日のパーソナリティ原田靖子さんも応援に!

ピアノ奏者として、ソロ演奏から多彩なスタイルのアンサンブルまでジャンルを超えた演奏活動を展開、また、作・編曲、CD制作などのスタジオワークや、ピアノ講師としても活躍中の森山さん。誰もが持っている「いのちの輝き」そして、人々がおのずから持つ「多様性」を、言葉や音楽で伝えることが、その根底に流れるコンセプトです。

原田さんとの朗読との共演もその活動のひとつ。自我を優先せず聞き手に寄り添うように語りかける原田さんの声と森山さんのピアノ演奏との共鳴を通して、映像を伴わない「音楽と言葉の力」によって、わたしたちがもともと備えている豊かで美しいイメージを喚起するステージを聴かせてくださいます。

そんなお二人が出演されるイベントが今週末に予定されています。27日(日)、会場は浜名湖ガーデンバーク内、印象派庭園 花美の庭。午前11時からと午後1時半から。お花でいっぱいの会場の中、前半はお花に関連するナンバーのピアノソロ演奏、そして後半は朗読とピアノ、こちらも藤の花が関係する物語「熊野御前」。入場は無料です。ぜひ足をお運びください。

さらに、6月14日(土)には、コンサート『私達の神話を取り戻そう「ヤマトタケル物語」』が予定されています。会場はヤマハミュージックリテイリング浜松店 8階かじまちホール、開場18:00/開演18:30、料金は前売¥2500/当日¥3000。ピアノに加えバイオリン、フルートとギター、そして朗読のコンサートです。

タイトル通り、日本神話のヤマトタケル説話をモチーフにしたコンサートです。数年前から万葉集や古事記に興味を抱くようになった森山さん、その面白さや感動を分かりやすく直感的に伝えることができたら。そんな思いで企画がスタート。

古事記、日本書紀のいわゆる記紀神話、さまざまなエピソードがありますが、なかでもヤマトタケルの物語は、英雄譚でありながら、悲しくも美しいラストシーンがなんとも印象的。悲劇のヒーロー、ヤマトタケル。その物語をイメージして制作されたオリジナルCDが「ヤマトタケル物語」です。

今回のコンサートは、前半が、CDにも収録のヤマトタケルをイメージした楽曲の演奏。後半古事記やホツマツタヱ古文書などを織り交ぜたピアノ&朗読のステージ。すべてオリジナルの楽曲で綴っていきます。素敵なステージになりますね!前売りチケットやCDの購入などは公式サイトからどうぞ!

※ご好評いただきました「てっちゃんとむさんの特盛り!情報局」は、都合によりいったんお休みをいただくことになりました。てっちゃんの再登場をぜひお楽しみに!

Happiness Style
浜松調理菓子専門学校・齋藤敏明先生に「桜餅」を教えていだたきました。まさしく春の和スイーツ!桜餅には大きくいって長命寺と道明寺、ふたつの系統がありますが今回は道明寺。ご家庭で手軽に楽しんでいただけるよう、電子レンジを活用した簡単レシピです。

そうそう、コーナー後半で先生と盛り上がってしまいましたが、あの塩漬けの桜の葉。あれは「食べる派」と「食べない派」に別れるところですが、みなさんいかがですか。葉の香り&塩気と甘い餡とのコントラストも、桜餅の魅力のひとつ。マナーとしては特にどちらがいいという決まりはないようですが、わたしは「食べる派」です(^^)b

浜松調理菓子専門学校さんでは今年度もオープンキャンパスを展開中。次回は5月24日(土)。来年度の受験説明会も同時に開催されます。詳細・お申込みはホームページからどうぞ。


いどばた通信ラジオ工房
安住工房・安西さん。

いとばた通信5月号からは、RSクーポン加盟店情報『安西章バレエスタジオ』のご案内。「大人きれい」をめざすシニアコースはチケット制で便利です。年齢制限はありません、未経験者も歓迎です。12月には発表会も予定されており、今回の発表会は安住工房とのコラボとしてさまざまな企画が。詳細は追ってご案内していきますね。

今週はJCタイム。磐田青年会議所・輝き人創造委員会 委員長の鈴木 直樹さん においでいただき、「2014ジュビロ磐田杯 わんぱく・市民相撲大会」「キラリ☆サマーキャンプ2014」をご案内いただきました。

磐田市内在住の未就学児~大人まで幅広く参加できる、わんぱく・市民相撲大会は5月17日(土)に磐田市営相撲場で開催。小学4年生〜6年生の部は、県大会や両国国技館での全国大会までつながる大会の予選でもあります。当日はちゃんこ鍋や綿菓子の振る舞いも!

小学校5・6年生が対象のサマーキャンプは獅子ケ鼻公園内を会場に、8月1日~3日に2泊3日で行なわれます。今回のテーマは「夢」。テレビなどでは感じることのできない「実体験」を通じて子ども達に将来の自分に夢を描けるようなプログラムが企画されています。

どちらも楽しみな企画ですね!詳細について、また、青年会議所の活動に興味をお持ちのかた、ぜひ公式サイトをご覧ください。会員常時募集中です!

バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』は新シリーズ「バレエにおける男性存在」。さまざまなバレエ作品から、その作品中の「男性キャラクターが登場する踊り」を、ソロに限らず脇役的な踊りまで含めて取り上げ、作品のなかでの存在感や人物造形のありかたなどをじっくりご紹介していきます。

ひきつづき、男らしいバレエといったらまずコレ!の『海賊』第一幕の終盤から、「ヴァリアシオン1 ランケデムのVa.」と「コーダ」をお届けしました。前回の、女奴隷を見せびらかすシーンのあと、パシャから大金をまんまとせしめて得意絶頂のランケデムの踊り、そしてグルナーダとのコーダです(本当はこの間にグルナーダのVaが入るのですが、今回のテーマにそってここは割愛です)。

音楽でコーダというと、ある楽曲が終結する部分を言いますが、バレエの場合は「あるシーンの締めくくり」といった意味。だから一つの作品にいくつものコーダがあるんですね。このコーダも、このエピソードはここまで、お話は次の場面へ、といった雰囲気がとてもよくわかるナンバーです。それにしても、このランケデム、ホントに憎めない悪役なのですよ。


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そして『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナー。
春の夜空の目印となる、春の大曲線・春の大三角、そして「しし座」についてのお話でした。

この季節、北の空高くに浮かんでいる北斗七星の、柄杓の柄の部分を伸ばしていくと、東の空で明るいオレンジ色の星に行き当たります。これがうしかい座のアークトゥルスという一等星。
さらにカーブを伸ばしていくと、南東の空で純白に輝く星にたどり着きます。これがおとめ座の一等星スピカ。

北斗七星からアークトゥルスを経由してスピカに至る大きなカーブ。これが「春の大曲線」です。

北斗七星はすぐお分かりのことと思いますし、アークトゥルスもスピカもとっても明るい星ですから、市街地の空でも分かりますよ。

なお、今年はスピカのすぐそばに火星がありますので、こっちにカーブを伸ばさないようにお気をつけ下さいませね。色がぜんぜん違いますから簡単に見分けがつきます。スピカは純白、火星は見るからに赤い星です。

この大曲線がよく見えるようになると、ああ春だなあ、と毎年思うんです。
ぜひご覧になってください(^^)b



 ←春の大曲線の探し方です 


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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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【とむさんライブインフォメーション】


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