いや~~~
お寒うございます。
日本列島は強い冬型の気圧配置が続き、猛烈な低気圧の影響で全国で大荒れのお天気とのニュースが続いています。
めったに積雪のないこの近辺でも今朝はうっすら積雪、しかも凍結(>_<)
番組スタート時点での今日これまでの最高気温は3.9℃。
うーん、やっぱり寒いです。
こう寒いと「日向(ひなた)」という言葉がなんだかとっても愛おしく、ありがたいものに感じますねえ。
冷たい風の当たらない場所で、お日様の光を浴びてゆっくり日向ぼっこ、なんて、まあちょっと今日は難しいかもしれませんが、いいものですよね。
考えてみると「日向ぼっこ」という言葉は冬のもので、同じように日光を浴びるのでも、夏場は日向ぼっことは言いません。この言葉には、どこか、陽光へのありがたみが込められているように感じます。
そういえば、日に向かうと書いて「ひなた」と読みますが、地名では、同じ字を「ひゅうが」と読むケースもありますよね。
とくに宮崎県日向市(ひゅうがし)は市の名前になっていますが、これはその昔、宮崎県が「日向(ひゅうが)のくに」と呼ばれていた名残です。
もちろん「ひなた」と読む地名もありまして、一概には言えませんが、これはやはり、日あたりのよい地域であることが由来なのでありましょう。
たとえば静岡県内では、静岡市葵区日向(ひなた)というところがありますし、それから伊豆市にも日向(ひなた)という地名があります。
日あたりにはこと欠かないであろうと思われるこの遠州地方にこの地名が見つからなかいのがちょっと不思議、ただ、これはおそらく、いま現在の行政上の地名では見つからないということであって、昔ながらの地名、ほらよくバス停とか小学校の名前とかに古い地名が残っていたりますでしょ、あれなら「ひなた」という地域、きっとあるんじゃないでしょうか。もしご存じでしたらぜひ教えてください。
この寒さ、明日ぐらいまでは続きそうで、土曜日にはまた急に寒さが緩む予報です。
暮れに向かって慌ただしい時期でもあります、くれぐれも、体調には気を配っていきましょうね。
-------------------------------------------------------------------------
と、そんな話題からスタートした、12月18日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
NPO法人
竜ヶ岩洞・営業企画の豊田高博さんをスタジオにお迎えしました。
*東海地方最大規模の鍾乳洞である竜ヶ岩洞。総延長1046mのうち、およそ400mが一般公開されています。洞窟の中は年間を通じておよそ18℃。夏は涼しく冬は暖かく、いつ訪れても快適な場所です。
*落差30m、日本一の地底の大滝「黄金の大滝」はじめ、洞窟内は見どころ満載、名前の付けられた見どころポイントは50箇所以上。豊田さんおススメの場所は「鳳凰の間」。なにしろ鍾乳石が1cm伸びるのにはおよそ100年かかると言われていて、ですから百万年以上もの時をかけて自然が作り上げた、まさに「自然の芸術」です。
*さらに、今年も冬のイルミネーション「電飾土蛍」が無料公開中です。鍾乳洞とは別の「ようきた洞」という洞窟があって、夏場は「足湯」ならぬ「足水」が楽しめるのですが、冬場は内部がイルミネーションで飾られます。今回はおよそ15000球もの青色LEDが点灯しています(初回は5000球からスタートして、年々LEDの数が増えているそう)。
*青色LEDが使われるのは理由があって、お手本はニュージーランドにある名高い洞窟ワイトモ・ケーブ。イギリスの劇作家バーナード・ショーが「世界7不思議に次ぐ8番目の不思議」と表現した「土ボタル」が放つ青白い光をイメージしているんです、
*人工的な雰囲気にならないようLEDの配置にもじゅうぶん気を配ったという空間は、地底なのに宇宙空間にいるような不思議で幻想的なもの。なにしろ洞窟内ですから、昼間でも、いや朝からイルミネーションが楽しめちゃうんです!公開は3月11日まで!
*また、恒例・毎年大盛況の節分祭は年明け2月1日(日)の開催。午前11時と午後2時に豆まきを行います。福豆のほか沢山の投げ餅お菓子をご用意、なにしろ各回ともお餅は20臼ぶん、およそ2000個!特設ステージでは地元の郷土芸能や足踊り、津軽三味線のライブなども楽しめます。
*年末年始は盛りだくさんのイベントえお用意してお待ちしております、暖かい洞窟へどうぞお越しください、と豊田さん。2億5千万年の歴史へのいざない、「地底世界」へどうぞ足をお運びください。
◎Happiness Style ひろみち料理教室・野崎広路先生。
*毎回、身近な食材を使ってご家庭で手軽に作れる美味しい創作料理を教えてくださるひろみち先生。今回は『中華風鶏ロール』を教えてくださいました。クリスマスには欠かせないチキン、今回は中華風に、鶏もも肉を開いて具材を入れてロールにし、八角を効かせた合わせ調味料で煮込んでいきます。おせちにも好適ですよ。
*とにかくもう、切って巻いて煮るだけ。強いて手間といえば煮込みにかかる時間のみという、驚くほど簡単につくれてとっても美味しい一品です。オンエアでも、材料や手順の説明があっという間に終わってしまうほどの簡単さです。ぜひお試しください!
*ひろみち先生の料理教室は、
◎第2金曜 【9:30〜11:30】佐鳴台協働センター/【18:00〜20:00】雄踏文化センター「男の料理教室」
◎第4月曜 【10:00〜12:00】雄踏文化センター「クッキングママ」
で開催中です。お問い合せは090-2189-4575まで!
◎いどばた通信ラジオ工房
安住工房・安西さん。
**いとばた通信12月号の紙面からは、特集【冬のリフォームで「寒さ対策」】のうち「浴室換気乾燥暖房機を取り付ける」「ハニカムスクリーンを窓につける」をご紹介。暖房熱の流出を約43%カットしてくれるというハニカムスクリーン、かなり気になります。詳しくは本紙をぜひ!
*バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』のコーナーは、12月7日に開催された「安西章バレエスタジオ発表会2014」を振り返り、余韻にひたる企画です(^_^) 「とむさんからリクエストを」とのことで、オープニングの演目、習い始めたばかりのおちびさんたちからゲストのプロダンサーまでが勢揃いする「デフィレ」と、バレエの幅広さを感じた、フランス革命が題材の「パリの炎」をお届けしました。
*じつはバレエを生で見るのが初体験だったわたくし。その臨場感、動きの見事さ、そしてあの優雅な動きはじつはハードな運動に支えられていること…知識としては知っていましたが、やはり生で見ると違います。また「発表会」ならではの「いっしょけんめい感」がなんとも言えずいい雰囲気で、ですからバレエの面白さと発表会の良さを同時に味わえる、なんともオトクな時間なのでありました(^^)b
-------------------------------------------------------------------------
そして
『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナー。
今週は、晩秋から初冬の夜空を駆ける英雄、ペルセウス座のお話でした。
秋の終わりごろから冬の前半にかけて、頭上高いところにで光っているペルセウス座。
秋の四辺形からスタートして、以前お話した「斗掻き(とかき)星」を伸ばしていったあたりを探して、漢字の「人」、あるいは円周率の「π」、そんな感じに見える星の並びがみつかれば、それがペルセウス座です。
全体がきれいな曲線で構成されていて、いちど見つけたらとても印象に残る、次も探したくなる星座なんですよ。
この星座は片手に剣を振りかざしているペルセウスの姿を描いていますが、もう片方の手に、彼が退治した怪物メドゥーサの首をつかんでいます。
メドゥーサの目にあたるのは、アラビア語で悪魔の頭を意味する名を持つ星「アルゴル」。
この星は3日弱という短い周期で、およそ2等星の明るさから3等星の明るさに変化します。
肉眼ではっきりわかる明るさの範囲内で、とても短い周期で明滅がわかる変光星です。
機会があったらぜひご覧になってみてください。
ではいつものように、探し方アニメーションです。
-------------------------------------------------------------------------
てなわけで、今日もスマイルいっぱい、元気に楽しく、番組をお送りしました。
ではでは、また来週〜〜(^-^)ノシ