さて、今日は1月15日。
15年ぐらい前までは、今日は祝日だったことをご記憶の方、多いと思います。
はい、1999年、平成11年まで、今日は「成人の日」でした。
年間の祝日のうちいくつかを必ず月曜日になるようにするという「ハッピーマンデー制度」が導入されて(つまり確実に連休になるようにということですね)、2000年から日付がかわった最初の祝日が、成人の日なんです。今は1月の第2月曜日が成人の日になっていて、このあいだの月曜日がそうしたね。
(ちなみに、同じ年から体育の日が、2003年から海の日と敬老の日が月曜日に移動しています)
まあもう15年も経ちますから、1月15日といえば成人の日、という感覚はもう薄れてしまっていると思いますが、でもじつは、この日が成人の日とされたのには理由があったんです。
1月15日は古くから「小正月」と呼ばれました。
コショーが2つ、じゃないですよ、小さい正月と書いて小正月。
これはひとことで言うなら一年で最初の満月にあたる日(ただし旧暦では、ですが)で、この日までが「松の内」つまりお正月であるとされました。
逆に言えばお正月が終わる日、ということで、この日には古来さまざまな行事が行われていたそうですが、そのなかに「元服」という儀式があったんです。
「元服」とはご存知の通り、男子の成人を示すものとして行われる儀式のことで、それがこの日が成人の日に制定された由来と言われています
そういう意味では、歴史を踏まえた祝日だったとも言え、ちょっともったいなかったような気もしなくはないですけど、でもやっぱり連休になった方がいいですよね(^-^;
で、じつはこの小正月、地方によっては「女正月」とも言われるんだそうです。
先ほども言ったように、今日までがお正月。今日をもって正月のすべての行事が終了します。
そこで、暮れのおせち料理作りから年始の集まりの接待などなど、何かと忙しい日々を過ごしてきた女性のみなさんが疲れをとるための休息を取る日とされているんです。それで「女正月」と言うんですね。
地域によっては、15日の昼から晩にかけては、男子禁制の「女の酒盛り」を開くところもあるそうで、いま風に言うなればこれぞまさに「女子会」ですね。
あるいは、男性が料理を作って女性をもてなし、ねぎらう、なんて風習がある地域もあるんだそう。
いいですよねこういうの。本当に、女性の皆さん、暮れから大変でしたもの。ホントにありがとうです、ぜひ休息を取ってくださいませ。
ま、ほんとは、こんなふうに特別な日だけじゃなくて、つね日頃から感謝すべきなんですけども。
でも、照れくさくて口にはだせないだけで、われわれ男性陣、ホントはいつも女性の皆さんには感謝してるんですよね。いやホント。
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…と、そんな話題からスタートした、1月15日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
NPO法人
アグリス浜名湖・副社長の渥美要司さんをスタジオにお迎えしました。
*いちご狩り農園としては30年、直売所も含めた観光農園施設としては20年の歴史をもつアグリス浜名湖さん。今シーズンも、12月中旬からいちご狩りがスタートしています。
*アグリス浜名湖さんのいちごは酸味がなくてほっこり甘〜い「章姫」、甘みと酸味のバランスが良く味が濃い「紅ほっぺ」のどちらか(その日の状態によって決まるそう)。スタジオにお持ちいただきましたが、とにかく大きい!でもって、美味しい〜〜!
*料金は3月いっぱいまでは小学生以上1,600円/小学生未満(3歳以上)1,400円。営業時間は朝9時から夕方4時まで(受付の締め切りが4時です)、年中無休。雨でも安心の全天候型、さらに8割がたが高設栽培(読んで字の如し、高い場所に植えて栽培することです)だから腰を屈める必要もなく、車いすのかたやベビーカーを押しながらでも楽しめちゃいます。
*いちご狩り以外にも、5月の連休ごろからは期間限定のサクランボ狩り(短期間ですのでホームページを要チェックです)、地元名産のお花や旬の野菜や果物をが新鮮かつ安価に提供する「ふれあい市場」も人気です。5月ごろにはいちご狩りで余ったいちごをジャム用に(なんと1キロ500円!)、6月からはスイカなどなど、季節ごとにうれしい食材が!
*お一人様100円引きとなる
優待券はホームページまたは近隣のお店などでゲットできます(スマホの画面で提示いただくのが一番簡単かも)。「いちごはこれからが旬です、ぜひ足をお運びください」と渥美さん。フラワーパークそばの舘山寺街道ぞい、アクセスもわかりやすいですよ。くわしくは
ホームページをぜひご覧ください。
◎Happiness Style ひろみち料理教室・野崎広路先生。
*毎回、身近な食材を使ってご家庭で手軽に作れる美味しい創作料理を教えてくださるひろみち先生。今回は『鶏ときのこのソテー クリーム煮』を教えてくださいました。
*まだまだ続く寒い季節、冬の食卓にうれしいあったかシチューです。市販のルーを使わずゼロから作りますが、手順はとっても簡単!ぜひご家族でご賞味あれ。(あったかくした部屋のなかで、あったかいお料理をいただきつつ、冷たいビール!なんて、最高ですね(^-^)
*ひろみち先生の料理教室は、
◎第2金曜 【9:30〜11:30】佐鳴台協働センター/【18:00〜20:00】雄踏文化センター「男の料理教室」
◎第4月曜 【10:00〜12:00】雄踏文化センター「クッキングママ」
で開催中です。お問い合せは090-2189-4575まで!
◎いどばた通信ラジオ工房
安住工房・安西さん。
*いとばた通信1月号の紙面からは、特集【クリナップ お年玉企画!】をご紹介。浴室、洗面所そしてキッチンそれぞれに、材料工事費を含めてどーんとお得なパッケージプランが設定されています。複数同時工事でさらにお得に!期間は2月末まで、詳しくは紙面をぜひごらんください。
*バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』は、シリーズ「男目線のバレエ」。さまざまなバレエ作品から「男性キャラクターが登場する踊り」を取り上げ、男性キャラの存在感や人物造形などをじっくり見ていきます。テキストは「ロミオとジュリエット」。いわずと知れた文豪シェイクスピアの有名戯曲のバレエ化作品です。
*先週あの有名なバルコニーのシーンがあって、今週から第二幕へ突入。場面は人々で賑わうヴェローナの街角、幸せに酔いしれるロミオは心ここにあらず、まるで気が抜けたよう。そこへやって来た結婚式の行列。祝福を受ける新郎新婦の様子に自分とジュリエットを投影してうっとり、司祭から祝福のおすそ分けをいただいて有頂天に…とまあ、あいも変わらず「なんだかなあ」感いっぱいのロミオなのでした(^-^;
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そして
『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナー。
今週は、角をふりかざしてオリオンに挑みかかる猛牛、おうし座のお話でした。
おうし座はとっても見つけやすくて、冬の夜空を代表する星座のひとつです。
「オリオン座の右隣」と覚えておけば、探すのはとっても簡単。
オリオンの三ツ星から右に視線を移せば、紅く燃える眼「アルデバラン」、顔にあたるV字型の「ヒアデス星団」、肩にあたる「プレアデス星団(すばる)」がすぐにわかります。
オリオンに挑みかかる猛牛、と書きましたが、星座の由来を伝えるギリシャ神話には、ゼウスに愛されたイオという女性が化身した牝牛のすがたが星座になったという説があります。
ほかに、ゼウスがフェニキアの王女をさらうために牛に変身したときの姿だという説もあって、こちらであれば勇猛なイメージもわかるのですが、上の説だとしたら、それなら「めうし座」なんじゃないの?って話になってしまいますよね。そのせいもあってか、星占いでは牡牛座は女性に区分されているそう。
また、ふつうはオリオンと戦っているように描かれるこの星座の姿ですが、見方を変えると、前足を折って祈っている姿のようにも見えるんです。
もしかしたら、ゼウスの正妻ヘラの怒りを買って苦しめられたイオが救いを求めて祈っている姿なのかもしれません。
そんなふうに、いろんな見方ができるのも星座の楽しみのひとつですね(^-^)b
ではいつものように、探し方アニメーションです。
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てなわけで、今日もスマイルいっぱい、元気に楽しく、番組をお送りしました。
ではでは、また来週〜〜(^-^)ノシ