ここ二日ばかり、寒の戻りがありましたねえー。
昨日などは3月なのに浜松で雪が!なんて声も聞きました。
遠州地方、明日明後日はおおむね平年並み、日曜日にいったん気温が下がりそうですが、月曜日以降はぐんと暖かくなる予報になっています。
来週の半ばからはお彼岸ですものね。いよいよ春本番が近づいてきています。
二十四節気でも、先週末から「啓蟄」、そして、七十二候では昨日から「桃始笑(ももはじめてさく、もしくは、ももはじめてわらう、二通りの読み方があるようです)」という時期に入っています。
節句というのはもともと旧暦で行われていたものですから、本来の桃の花の季節がちょうどこれから真っ盛り、ということなんですね。いかにも「春」を感じる字面です。
ところで、いま、二通りの読み方があると言いました。
漢字では確かに「笑う」という字を書くのですが、「さく」とも読むんです。
これはどういうことかというと、ちょっとややこしいんですが、「笑」と「咲」は、もともと"異体字"といって「同じ意味、同じ読みだけれど表記が違う字」だったんです。
異体字には微妙に違うものからかなり違うものまでいろんなパターンがあって、たとえば 「峰」と「峯」や「島」と「嶋」、「涙 」と「泪」もそうだし「龍」と「竜」のような例もあります。
「咲」と「笑」の場合、古くは「咲」は「口へんに笑」と書いたのだそうです。
本来はどちらの字も同じ「わらう」という意味で、花とはぜんぜん関係ありません。
中国語では花が咲くことを「開く」と言います。
日本語でも「花が開く」と言いますし、「開花宣言」なんて言い方もありますよね。
ただ、「開く」という言葉は、花が開くことに限らずいろいろな現象を表しますが、日本語には「花が開くことだけ」を示す「さく」という動詞がありました。
「ひらく」のは花だけでなくて、扉も開くしお店も開くし、運も開けば距離も開く、圭子の夢は夜ひらくけれども、「さく」のは花だけです。
だから、なんとしてもこの言葉を文書でも使いたい。
ですが、これに相当する漢字がありません。
そこで、かなり強引な話なんですが、本来は「わらう」という意味だった「咲」という字を当てて「さく」と読むことにしたんですね。
そしてその後、「咲」と「笑」はもともと同じ字だったということで、「笑」が花が開く意味でも使われるようになった…と、どうやらこういうことらしいんです。
ですからこれは日本でしか通じません。(七十二候も、起源は中国ですが、気候が異なる日本向けにかなりアレンジされていて、だから「桃始笑」も、日本オリジナルの七十二候なんです)
ということで…
春本番が近づく、イコール、さまざまな花が咲き始める季節です。
はるか昔の日本人が無理やりにでも漢字を当てて使おうとした「さく」という言葉。
大切に味わいたいですね。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年3月12日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
カントリー雑貨コットンバニー・まあこさんをスタジオに。
*日本全国の作家さんと契約し、自信を持っておすすめできるハンドメイド品を扱っているコットンバニーさん。いちばんの人気はダッフィーやシェリーメイなど
ぬいぐるみ用のお洋服です。ネット販売のほか、新東名浜松サービスエリアにも支店があり、中区幸にある本店もレンタルBOXとしてリニューアル中です。
*今回は、そんなコットンバニーさんが主催するイベント
「親子で楽しむ小さなお店の大きな商店街~ハンドメイドのお店屋さん カントリークラフト&雑貨フェア~in可美公園総合センター」をご案内いただきました。
*地元のハンドメイド作家さんのブースや飲食ブース、リラクゼーションブース、ワークショップなどおよそ70店舗が出店。ハンドメイド品はもちろんのこと、人気の雑貨や最新のハンドメイド材料、ママ向け&キッズ向けのワークショップなどなど盛りだくさん。
*新入学シーズンに合わせてレッスンバッグや給食袋などの学用品も充実。飲食ブースにも注目のスイーツやドリンクがいっぱい(イートインスペース完備しています)!春休み期間ならではの、ご家族で一日じゅう楽しめるイベントです。
*突然はじまるゲリライベント(まあこさんとじゃんけんをして勝てばその場で使える商品券がもらえちゃう!)も大好評。さらに、各出展者さんたちからの先着プレゼントも用意されていますから、早めのお出かけがおすすめです。
*また、出展者として参加してくださるかたも募集中。大きなブースはいっぱいですが、小ブースはまだご用意できます。物販に限らず、お店さんや教室さん、企業さんなどの宣伝の機会としてぜひご利用ください。
*3月27日(金)10:00~15:00の開催、会場は浜松市可美公園総合センター体育館です。なお、当日はスリッパをご持参ください!詳細情報、お問い合わせ、そして5月にリニューアルオープンするレンタルBOXの情報も、
ホームページや
まあこさんのブログでチェック!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・藤井昌代先生に『チキンと野菜のふわふわパスタ』を教えていただきました。
*鶏肉、メレンゲ、そしてオクラという、ちょっと意外な組み合わせ、見た目にも楽しいパスタです。春のウキウキ弾むような気分にピッタリかも(^^)bぜひお試しください。手順はシンプルですがパスタですから手際の良さを目指しましょう!
*歓送迎会シーズンに
「クッキングパーティー」はいかが?みんなで楽しくクッキングしてその場でパーティ!メニューも充実、これは楽しそうですね!県西部地域の教室は
「浜松教室」と
「掛川教室」があります。
ホームページにはこのほかにも情報盛り沢山。ぜひご覧ください。
◎いどばた通信ラジオ工房◎
安住工房・安西さん。
*いとばた通信3月号の紙面からは、「春のエクステリアリフォーム」のページをご紹介。今回は目隠しスクリーンやカーポート・駐車場、サイクルポート、ファンクションユニット、そして立水栓について。暮らしを快適にしてくれる外まわりのリフォームのかずかず。詳しくは本紙をぜひご覧ください!
*安住工房さんでは「いどばた通信」をお住まいの地域周辺に配っていただくポスティングスタッフ「いどばた倶楽部」のメンバーさんを募集中。あいた時間を有効活用でき、歩くことで健康にもいい、一石二鳥のお仕事です。気候がよくなっていく春、始めるチャンスですよ!詳しくは
案内ページをぜひ!
*バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』は、シリーズ「男目線のバレエ」。さまざまなバレエ作品から「男性キャラクターが登場する踊り」を取り上げ、男性キャラの存在感や人物造形などをじっくり見ていきます。テキストは「ロミオとジュリエット」。いわずと知れた文豪シェイクスピアの有名戯曲のバレエ化作品です。
*物語はいよいよ大詰め。追い詰められたジュリエットはロレンス神父に相談し、仮死状態になる薬をもらって寝室に戻ります。そこへ両親、パリス、乳母がやって来てふたたび結婚を迫られ、ついにある決意を胸に秘めて結婚を承諾する、というシーン。お届けしたナンバーは「ジュリエットのモノローグ〜結婚」。パリスにとっても必死の場面であり、悲しくもせつないパ・ド・ドゥです。
*この番組の前身であるRadio H.の時代から、長いあいだおつきあいいただいてきた安住工房さんとのコーナーですが、今月いっぱいで最終回を迎えることになりました。残す所2回、全力でお届けしますっp(^^)q
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナー。
今週は、ふたご座についてのお話でした。
仲良く並んで輝く明るい二つの星「カストル」と「ポルックス」が双子の頭部にあたります。
今ごろであれば夜の8時ごろ、天頂(=空を見上げた真上)を見上げて、同じくらいの明るさで輝く2つの星を見つけたら、それがカストルとポルックス。
あるいは、冬の大三角の上の辺(ベテルギウス〜プロキオン)を、プロキオンのところで直角に上に曲がったあたりにあるのがポルックス、そのすぐ斜め上にあるのがカストルです。
それぞれからオリオン座の方向に向けて星をつなげていくと2列の星の列ができて、これが身体。
全体としては、ちょうど、「ト」の字が背中合わせに並んでいるような形で、肩を寄せ合う双子のすがたをあらわしています。
カストルとポルックスがとても目立ちますし、イメージもつかみやすい星座です。ぜひ探してみて下さい。
ではいつものように、探し方図解です。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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