相変わらず暑い日が続いていますねえ。
今日の遠州地方はいいお湿りになりましたが、明日からはまた暑くなりそうな気配です。
こう暑いと、少しでも涼しく過ごしたいと思うわけですが、そのためのアイテムのひとつに「風鈴」があります。
夏の風物詩ともいえる風鈴ですが、もともとは、中国で魔除けや占いのために使われていたものが日本に伝わってきたものなんだそうです。
当時は「風鐸」と呼ばれていて、鎌倉時代などは、魔除けとして、家やお寺の四隅や縁側に吊るされていたそうで、いまでも、お寺の本堂の軒下を注意してよく見ると、見つけることができるそうですよ。
それが庶民に広がって、夏場、民家の軒先に吊るすようになったものが風鈴です。
冷房のなかった時代に、湿気が多くて暑い日本の夏をやり過ごすため、音で涼しさを感じるアイテムとして親しまれてきました。
風鈴は「涼しげな風情」を楽しむためのもの。
ということは、要は涼しい気分になるだけ、つまりは気休めみたいなものなんじゃないの?と思ってしまいがちですが、本当に体温が下がって涼しくなるという実験結果があるそうです。
どんな実験かといいますと、まず、室温27度に設定した部屋に入ってもらい、体感温度を聞きます。すると、24度~26度くらいじゃないか、という回答が多かったと。
そこで風鈴の音を鳴らし、10分ほど経過してから、「先ほど部屋の温度を下げましたがいまは何度くらいに感じますか?」と質問します。すると、21度~23度という回答が多かったというんです。
しかし実は、部屋の温度は27度のままで変えていないんですね。
まあ、ここまでならば、まだ気分の問題といえましょう。
ところが、さらに、サーモグラフィで体表面の温度の変化を見てみると…。
なんと、風鈴の音を聞き始めた途端に体温が下がっていたといいますから驚きです。
「風鈴が鳴った」=「風が吹いている」=「涼しくなった」という、これはたしかに思い込みによる錯覚です。
でも、その結果、本当に体温まで下げてしまうんですねえ。
こうなると、錯覚の効果もたいしたものです。
ただし、これは風鈴というものの存在を知っている日本人にだけ起こる現象なんだそうで。
風鈴を知らない外国のかたは、そもそも錯覚しませんからこんな効果はありません。
また、日本人であっても、風鈴になじみの少ない若い世代も、同じように、涼しくなったと感じたり、体温が下がることはなくなってきているんだそうで、これはちょっともったいないような気がしますよねえ。
いかがでしょう、いま、お宅に風鈴、ありますでしょうか。
日本の文化を継承する、とまで力こぶを入れなくてもいいかもしれませんが、ここはひとつ、涼を感じつつ、人の感覚の不思議さもあわせて感じながら、風鈴の音色を楽しむ夏。なんて、いいかもですよ(^^)b
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さてさて、そんな話題からスタートした、2015年8月13日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
ビジュアル系バンド
『RoNo☆Cro(ロノクロ)』、ボーカルのミナミさん、ギターのセツキさん、お二人をスタジオに招きしました。
*このお二人に、ギターのメロさん、ベースのレオンさんを加えた4人が『RoNo☆Cro(ロノクロ)』です。バンドのコンセプトは「ULTRA HAPPY TIME」。バンド名はChrono Cross( 時間の交差 )という造語の真中部分を取り出してアレンジしたもの。関わる人たちとの【交わった時間】を大切にしたいという思いを込めて命名されたそう。
*2012年の春から活動をスタート。『ドマイナー卒業プロジェクト』という企画をみずから掲げ、さまざまなライブ活動や多数の音源リリースを行ない知名度向上に務めてきた『RoNo☆Cro(ロノクロ)』。ついさきごろまで「平均年齢10代!」だったという、若さあふれるバンドでもあります。
*浜松にも何度かおいでだそうで、今日8月13日は、スタジオのあるザザシティ中央館2階のセレクトショップ
『Ash-LD'50』でインストアイベントが午後2時から、そして有楽街のライブハウス
『浜松FORCE』で、
レーベルのお仲間たちとのライブが夕方4時からと、二つのイベントが。スタジオ前にはファンのみなさんも詰めかけてくださいました。
*レーベルのお仲間たちとのライブツアーはちょうどほぼ折り返し地点。8/14は名古屋HOLIDAY NEXTで、8/15神戸ART HOUSE、8/17福岡DRUM SON、8/19大阪MUSEとツアーがつづき、その後は来月中旬にリリースされるNEWシングル発売記念のワンマンライブ『あいにきて『I NEED YOU』』が、9/22名古屋HOLIDAY NEXT、9/26梅田Zeela、10/3が新宿RUIDO K4で開催されます。
*これからの活躍がとても楽しみな『RoNo☆Cro(ロノクロ)』、興味をお持ちいただいたかた、プロフィールや詳しいライブスケジュールは
公式サイトを、さらにはオフィシャルファンクラブ
『ろのっこ倶楽部』もチェックです!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・粟野ひとみ先生に『甘食』を教えていただきました。
*じつはこの春先ツイッター上で「甘食って東日本ではポピュラーだけど西日本では知られていないって本当?」というツイートがおおいに論議を呼んだばかり。かく言うワタクシも、存在自体は知っていましたが、あの存在と『甘食』というコトバとなかなか結びつかなかったりします。
*かと思えば遠州育ちの若き担当ディレクターは「えー、子供の頃から知ってますよう!」と言い、リスナーさんからは「福岡育ちですが知りません。丸ボーロみたいなもの?」とのメッセージも。またツイッターでは「給食によく出た」なんて声もあったそうです。どうやら、地域差に加えて年代による違いもありそうで、面白いですねえ。
*そんな甘食、とっても簡単にご家庭で作れちゃうんです。ベーキングパウダーを使うから発酵の手間もなし。材料を手順通りに混ぜて生地を作ったら、そのままオーブンで焼くだけ。夏休みですし、お子さんとわいわい楽しく作ってみんなでいただくのもいいですね!
*ホームメイドクッキングさんでは9/1から10/31まで「秋の体験レッスン」を開催。パン、ケーキ、クッキング、和菓子の4種類のレッスンがワンコイン500円で受講できます。詳細は近日中に
公式サイトで公開予定です、ぜひチェックしてくださいね。
◎幸せに近づく六か月!◎
独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。
*今回はスペシャルゲスト。スピリチュアルカウンセラー・手相家の雅也先生を交えて、相談テーマ『連絡のやりとりをしてもデートに結びつきません』について考えました。前回までのお話で、メールのやり取りまではできるようになりました。さあではそこからデートに結びつけるには?
*まず第一に考えられるのは、「こちらは誘っているつもりなのに相手は誘われている感じがしない」というすれ違い。断られるのが怖いばかりに、曖昧な言い回しになったり、別の理由を強調したりしてしまいがちですが、ここはしっかり直球で誘うことが大切。
*また、誘うタイミングも、考え過ぎはダメ。最初から勝負をかけようとしないこと。なにしろまだほんの始まりの段階です、水戸黄門で例えるなら、最初から印籠を出そうとするから考えこんでしまうんですね。気にせず早く誘うべき、が結論です。
*相手との距離感を図りながら徐々に近づいていくのも実は逆効果なことも。むしろ一度思い切ってグッと近づいてみることも大事です。相手が心地よくないポイントを知ることで、相手の心地いい距離がわかります。時には思い切りも必要なんですね。それに、早いうちなら近づきすぎても許してもらえる可能性が大です。
*最初から明らかに距離を感じる場合はまずあきらめた方がいいのですが、そのうえで、3回ぐらいは断られても当然なくらいの気持ちでアプローチすることも大切。とんとん拍子には行かないのが当たり前ですものね。そして、3回誘っていい返事がないなら、こだわり続けるより諦めた方がいいですよ、とも。
*デートに結びつけるために何より重要なのは「なぜ、あなたとデートしたいのか」を伝えること。単に「◯◯へ一緒に行きませんか」では、誰と行ってもいいってことになっちゃいますよね。なぜあなたとデートしたいのか、すなわち、あなたを「いいなと思った理由」を伝えること。良いことを言われていやな気持になる人はいませんものね。
*ということで、今日のまとめ『誘うことに対してタイミングを気にしすぎない』『恋愛は相手のあることなので、うまくいかないのが当たり前。いちいちへこまない』『誘う時には必ず「なぜ、あなたと一緒に行きたいのか」ということを伝える』をぜひ活用してください!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、ちょうど今が今年のピークとなっている「ペルセウス座流星群」についてのお話でした。
◎年間三大流星群のひとつに数えられるほど、毎年たくさんの流星が出現すること。
◎活動期間が夏休みやお盆休みにあたるので、夜更かしをしやすかったり、星のよく見える場所に行きやすかったりすること。
◎寒さについてもあまり心配する必要がないこと。
こうしたことから、とても観察しやすい流星群として、夏の定番と言ってもいい天文現象です。
今年も、7月の下旬からすでに活動が始まっていて、今月下旬、24日ごろまで活動が続きます。
そして、活動期間中最も多く流星が現れることを「極大」と呼びますが、今年のペルセ群の極大は、8月13日の午後3時30分ごろと予測されています。
したがって、その前後にあたる、昨夜12日の夜から今日13日の夜、そして明日14日の明け方にかけてが最も観測に適しているということになります。
さらに今年は明日14日が新月で、月明かりを心配する必要もありません。
絶好の観察機会…だったんですが、まことにまことに残念なことに、お天気が思わしくありませぬ。
リスナーさんからも「雨が降って涼しいのはいいのですが、なにも流星群の日にこんなお天気にならなくても…」なんてメッセージいただきましたが、ほんと、まさにその通り。
ですが!
「極大」は確かに出現のピークですが、この瞬間にだけ星が流れるわけではありません。
流星の出現回数は山形のグラフを描きますから、極大の前後にあたる期間も活発な状態が続きます。
ですから、週末の15日頃までは普段に比べて多くの流星が出現すると考えられますし、流星群の活動自体は24日ごろまでですから、まだまだしばらく、チャンスは普段よりもあると思いますよ。
流星はいつ流れるかわかりません。どこに流れるかもわかりません。言うなれば運次第。
ですから、その運をつかむためには「夜空を見上げる」という行為がまず前提、かつ最大のポイントなんです。
ここ数日、晴れた夜があったら、ぜひ空を見上げてみてください。
何気なく見上げた夜空に流れ星が見えたら、これはもう感動しますよ!
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ