「長夏」の後半ラジオ

とむさん

2015年09月03日 23:39

さて9月に入って3日めとなりました。
秋雨前線の影響で雨が続いたりするのも、いかにもこの季節らしい気候です。

ただ、いかがでしょう、「ちょっと夏バテ気味で…」なんて方もいらっしゃるかもですね。
夏が行ってしまうのもなんだかさびしいし、体調もいまひとつだし、じゃあ、余計にユーウツになっちゃいます。

ところで、東洋医学で季節を表す言葉に「長夏」というものがあります。
この言葉がどの時期を指すのかについては諸説ありまして、というのも、もともと中国大陸と日本列島では気候が異なるため、日本の気候にどう当てはめるかによってイロイロあるようです。

なので、コレはあくまで、わたくしが個人的に「なるほど」と思った解釈であることをお断りいたしますが、夏と秋の間に「長夏」という季節が入る、という考え方があるようです。

もう少し細かく言うと、二十四節気のうち、夏の一番最後の時期である大暑から、暦の上で秋に入る立秋、暑さが峠を越えるころである処暑、そして、大気が冷えてきて露ができはじめるころの白露までを「長夏」ともいう、というものです。

つまり、夏から秋へ移行していく時期を、特別な名前で呼びましょうというわけですね。

ちなみに、今現在は処暑の終盤ですから、この考えでいう「長夏」の後半に入っています。
(来週の月曜日からラストの時期である白露に入ります)

この時期は、気温が変動しやすいですし、大気も不安定になります。
また、台風シーズンでもありますし、梅雨どきと同様に湿気の多い時期でもあります。

こうした時期には、食欲不振や倦怠感、むくみといった症状も現れがちで、体がだるくなってなかなかすっきりしなくなる、すなわち体調を崩しやすい季節。

ただでさえ、夏のあいだの厳しい暑さや冷房との温度差、つい冷たいものばかり食べたり飲んだり、など、体にダメージがたまりがちなところへ持ってきてこれですから、なおさら気をつけていかなくっちゃと思いますよね。

この時期に「長夏」という特別な名前をつけたのも、そんな注意をうながす意味があるのかもしれません。

ところで、夏バテの解消法にもいろいろとありますけれど、まずはきちんとタンパク質を摂ること。
これは、タンパク質自体に加えて、タンパク質源に多く含まれるビタミンB群を取ることで疲労回復効果がある、とも言われます。

ただ、難しいのが、食欲がなくて口あたりの良いものばかりを選ぶとかえってバテバテになってしまうからしっかり食べた方がいい、という説がある一方で、元気をとりもどそうとあれこれやりすぎてしまうと、かえってエネルギーを使うことになって余計バテてしまう、という意見もあるそうですから、これは気をつけたいところです。
まあバランスが大事ということなんでしょうね。

なにはともあれ、季節の変わり目を乗り越えれば、やってくるのは本格的な秋。
食べ物も一段と美味しくなりますし、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋、読書の秋、などなど、楽しいことがたくさん待っている季節でもあります。

今年は秋の入口が早くやって来ましたが、そのかわり、秋雨のシーズンを過ぎると、秋の深まりはゆっくりしたペースになって、冬の訪れは例年より遅めになりそうとの予報があります。

つまり、この秋は気持ちのいい季節が長くが続きそう、ということなんですね。
美しい秋、実りの秋をじっくり味わえるよう、季節の変わり目を上手に乗り越えてきたいですね。


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さてさて、そんな話題からスタートした、2015年9月3日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…




ジャンボエンチョー通信
毎月第一木曜日、エンチョー株式会社商品企画部部長・渡辺泰司さんとお送りしています。さまざまなメディアにご登場の渡辺さんとともに「ちょっと真面目な話」をメインに据えて、楽しくお届けしています。

まずは明日までの「お買物をしてファブリーズを当てよう!」のご案内。明日4日(金)までのお買い上げレシート2,000円以上で、週末の5日(土)6日(日)の二日間、スクラッチくじに参加できます。あたりが出たら「ファブリーズ ダブル除菌(370ml)」をプレゼント。明日までですよ、お急ぎください!

さらに今回はお得情報を先取り。来週9日(水)に折込予定のチラシをご案内。秋の味覚を楽しむためのキッチンアイテム、秋冬の模様替えにおススメのインテリア、そして敬老の日におススメのギフトや健康グッズなど、注目の商品が満載です!

そして後半はおススメ商品のご紹介。今回は「珪藻土バスマット」。従来は壁材などに使われて、現在でも様々な分野で活用されている素材である珪藻土でできたバスマットです。驚異的な吸水力があり、洗濯の必要もなく、菌が繁殖したりカビがはえることもないそうです。

その吸水力、オンエア中に実験してみました。紙コップの水に指を浸して指先で弾いた水滴が、バスマットの表面についたと思ったとたん、みるみる消えていきます。思わず「えーっ!?」と声をあげてしまうほど。

毎日使っても汚れないししカビも生えず、もちろんニオイもありません。毎日のお手入れが不要ですからうっとうしいバスマットの洗濯・交換から解放され、お風呂あがりが快適になる、言うことなしのアイテムです。吸水力が落ちてきたなと思ったら付属のサンドペーパーで研磨すれば復活!。

気になる質感もやわらかみのあるさらっとした気持ちのいい手触り。色合いも落ち着いた明るいグレーでどんな場所にも合いそうです。価格は2,980円とお手頃、これでほぼ半永久的に使えちゃいますぞ。お求めはお近くのジャンボエンチョーで!

面白くって役に立つ情報がたっぷりのこのコーナー、次回は10月1日のオンエアです、どうぞお楽しみに!


Happiness Style
ジュニア野菜ソムリエ・尾白進哉先生とお電話で。テーマ食材『ナス』について教えていただきました。夏野菜の定番であり、同時に「秋茄子」という言葉もあるナスの旬は初夏から秋までと長く、7月から10月にかけて。まだまだ旬まっさかりなんですね。

ビタミンやミネラルはあまり多くないのですが、注目は皮に含まれる「ナスニン」。「ナス紺」と言われるあの色のもとになっているアントシアニン系色素で、ポリフェノールの一種。コレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐことや目の疲れにも効果が期待できます。皮までしっかり活用しましょう。

いろんないただき方がありますが、今日おすすめいただいたのは油との相性の良さを活かして、シンプルにフライパンで少量の油で焼く方法。簡単でとろける美味しさ、ポン酢でいただくもよし、田楽風にお味噌でいただくのおススメです。また、濃厚なチーズと合わせてピザの具材にしてもピッタリ!

袋井JC主催のイベント「まち☆いき~このまちの誇りを未来へ~」が、9月22日(火・祝)の9:30~14:00、エコパ東第3駐車場で開催されます。食・スポーツ・文化・防災の4種類ブースを無料で体験できます。食ブースに袋井ABCも参加、袋井と森町の農産物がたっぷりのベーグルサンドイッチ「ふくもりサンド」を提供しますよ、ぜひ足をお運びください!


幸せに近づく六か月!



独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。

今回はスペシャルゲスト、ヘアメイクがご専門で、モデルやタレントのヘアメイクやプライベートレッスン、企業レッスンなどで活躍中のMignon代表・海老江 美紀先生をスタジオにお招きして「ヘアメイクの視点からの印象づくり」をお話しいただきました。

まずは印象良く見せるための男女共通の3つのポイント「肌」「眉毛」「前髪」について。お肌は生活習慣が現れてしまうもの、メイク以前に明るく艶のある素肌が基本です。自分に余裕をもたらし、人には安心感や安定感を与えてくれます。また、うぶ毛の処理も大切。これだけでお肌が1トーンから2トーンアップするそうですよ。そしてもちろん保湿も大事!

眉毛について、男性はまず「眉尻」のチェック。眉頭に比べて眉尻が薄いのが男性の特徴です。ペンシルなどでちょっと足してあげるだけで印象が変わりますよ。女性の場合は「細い/太い」「薄い/濃い」で雰囲気が変わりますから、組み合わせを考えて!

前髪については、男女共通に「目にかからないこと」。長くしたいならワックスで毛先をつまんだり流してあげるなどして、なるべく目元を見せてあげましょう。また、おでこを出すことは顔色や表情がよくわかるので相手に信頼感を与えてくれます。

ビジネスシーンであれば、仕事内容にあわせることが第一。なにしろ人と合うときは「会社の顔」です。何を売っているのか、どんな人がターゲットなのかを考えて、営業職なら清潔感や安心感を演出すること。(営業職の女性で眉毛の例をあげれば「しっかり・はっきり」がおすすめです)

プライベートでは、基本的に自由、自分らしくあればOKですが、「昼のお出かけ」と「夜のお出かけ」で少し変えてみるのもおすすめ。夜はハイライトをちょっと強め、アイメイクもちょっと濃い目にしてあげると、顔や表情がはっきりしますよ。

ふだんの生活の中でおすすめなのが「上を見上げる」こと。パソコンやスマホなど、うつむき加減ですごすことが多くありませんか?重力の影響でほうれい線ができたり筋肉がたるんだりしてしまいます。意識して上を向くことで口角が上がり、顔の筋肉が引き上げられます。「上を向いてシャワーを浴びる」「空を見上げる」など、ちょっとした習慣付けを!

ということで、思わず身を乗り出して聞き入ってしまうようなアドバイスをたくさんいただきました。「内面をみがく」と「外見をみがく」はつながっています。大事なのは「こうなろうという気持ち」なんです。今日のお話、ぜひ活用してくださいね。なお、海老江先生へのお問い合せは「090-7692-0133」までどうぞ。


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今回は、夜空をダイナミックに舞う巨大な猛禽、わし座についてのお話でした。

夏の大三角の一角を占める一等星「アルタイル(七夕の彦星でもあります)」を擁する星座です。

夏の大三角は、正三角形ではなくて、ひとつの角が長く伸びています。
この長いとがった角にある星、これがアルタイル。すぐにわかりますよ。

ただ、この星座が描いているはずの「今にも獲物を捕らえるかのように急降下する大鷲の姿」を想像するのは少々難しいんです。

これにはちょっと理由があります。
わし座ははるかな古代、バビロニアやシュメールの時代から伝えられる古い星座です。
ただし、この当時は、この星座の中心部、アルタイルと両側の星を結んだ、別名「夏の三ツ星」とも呼ばれる部分を「空高く翼をひろげて飛んでいるわし」と見ていたようなんです。

現在のようにまわりの星をくわえて大きくなったのは19世紀のことなんです。
星の並びを見てもいまいちピンとこないのも無理からぬことかもしれませんね。

でも、そこのことを知ってアルタイルのあたりを眺めると、ワシやタカの仲間が空の高いところで翼を広げたまま風に乗って飛んでいる姿、けっこうイメージできるんですよ。

夏の大三角、いまごろは8時〜9時ごろ、ほぼ天頂=頭の真上あたりで輝いています。
9月に入って少しずつ秋めいてきてる今日このごろですが、夏の大三角はまだまだ見頃まっさかり。
晴れた夜には、ぜひ真上を見上げてみてください。

ではいつものように、探し方画像です。



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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ