虫の声と気温とラジオ

とむさん

2015年10月01日 19:34

さて、今日から10月に入りました。ということは今年2015年もあと3ヶ月。
これを「もう3ヶ月しかない!」と思うか、「まだ3ヶ月もある!」と思うか。別れるところかもしれませんね。

それはさておき、今日は雨で肌寒くなりましたが、また明日以降は20度台後半まで気温が上がる予報。
日中はまだまだ暑さを感じることが多そうではありますが、やはり「秋」を感じる時間がしだいに多くなってきていますね。

そんななか、より秋らしさをともなって聞こえてくるのが虫の声でありまして。
先週もちらっとお話したんですが、秋の虫たちの声には気温が密接に関係しているんだそうです。

昆虫というのは変温動物なんですね、哺乳類や鳥類のように体温を一定に保つ機能をもっていません。
なので気温とともに体温が変わり、その影響で活動が活発になったり鈍くなったりするんです。

秋の虫たちは羽をこすりあわせて鳴いているんでしたよね。
気温が高いほど羽の動きが活発になって鳴き声のテンポが速くなり、逆に気温が低いと羽の動きが鈍くなってテンポが遅くなる、こういう変化が現れるんだそうです。

で。世の中にはほんとにイロイロなことを研究する人がいるもので、コオロギの鳴く回数と気温の関係を調べて公式を導き出した学者さんがいるんだそうです。

決して複雑な式ではありませんのでご紹介しますね。
「コオロギが15秒間で鳴く回数」を「x」、「気温」を「y」とします。
そうすると、

(x+8)×5÷9=y

と、このような式が成り立つというんですね。

逆に、気温yから回数xを導くこともできまして、こっちの式のほうがシンプルです、

x=1.8yー8

と、これで気温から回数を求めることができます。

今の時期、夜8時から9時ごろ、浜松の気温はおおむね20度前後といったところですから、気温から求めると、いまごろのコオロギは15秒間に28回ぐらいのペースで鳴いている、ということになる…はずです。

そしてこの先、当然のことながら気温はしだいに下がっていきます。
気温が15度くらいになると、虫たちはもうほとんど鳴かなくなってしまうんだそうです。

いかがでしょう、コオロギの声が聞こえてきたなと思ったら、時計の秒針を見ながら回数を数えてみる。

もちろんコオロギの種類によっても違うでしょうし、また、先週お話したように鳴き方にいくつかパターンがありますから一概にはいえません。
それでも、今ぐらいから回数に注意して聞いていると、あ、またちょっとペースが落ちてきたかな、なんて感じることができるかも。

秋の深まり具合を数で感じる。
ちょっと面白い方法かもしれませんよ。


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さてさて、そんな話題からスタートした、2015年10月1日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…



ジャンボエンチョー通信
毎月第一木曜日、エンチョー株式会社商品企画部部長・渡辺泰司さんとお送りしています。さまざまなメディアにご登場の渡辺部長とともに「ちょっと真面目な話」をメインに据えて、楽しくお届けしています。

まずはイベントのご案内です。エンチョーさんも毎号記事を出稿している、犬好きのためのフリーペーパー「ワンダフルスタイル」が主催するイベント「第11回DOG!フェスタ@浜松市総合産業展示館」。11月3日(火・祝)10:00~17:00の開催、入場無料です。

ワンコと一緒に暮らす幸せな“ワンコライフ”を実現する為の「アイデア」「アイテム」「ヒント」がぎっしりつまった、わんちゃんも飼い主さんも、そしてこれから飼う予定の方まで、ワンコ大好きな方が1日中楽しめる、静岡県最大級のDOGイベントです。

ジャンボエンチョーのブースでは、ジュタドールでわんちゃんの名前入りプレートづくりや日用品詰め放題、フードスタンド作り講座などを開催。「フードスタンド」とはわんちゃんの体格に合わせた食器台のことで、負担軽減になるそうですよ。この講座は渡辺部長が講師をつとめます!

さらに、イベントのラストを飾るのははエンチョーpresents大抽選会!豪華景品が用意されています。この抽選会の司会にも渡辺部長が登場です!「生なべちゃん」に会えるチャンスですよ(^o^)b 興味をお持ちの方、ちょっと先ですが、スケジュール帳にチェック!です。

そして後半はおススメ商品のご紹介。今回は食欲の秋にぴったりの「グリル名人シリーズ」。お手入れが面倒、使い方が分からないなど、つい敬遠しがちな「魚焼きグリル」で手軽に本格調理ができるアイテム。食材をグリルに直接乗せないからお手入れも簡単です

ラインナップは4種類。まずは丈夫な鋳物製、厚みのある食材も中まで火が通り均一に焼ける、IHもガス火もOKの「鉄鋳物プレート(角型)/1480円」。そして、耐熱陶器製で電子レンジでの加熱も可能、波型の底面で余分な脂が落ちてヘルシーな「耐熱陶器プレート(角型)/1480円」

さらに、小型のハンバーグや少量の焼きそば、目玉焼きなどにも最適、ガス・IH・オーブン・グリルで使用可能な「スチールプレート(丸型)/798円」。もう一種類は内面フッ素加工樹脂加工でお手入れ簡単、ステンレスプレート圧着で直火・IH・オーブンでも調理可能な「アルミフッ素プレート(角型)/1980円」。

どのタイプも、グリルから出したらそのままお皿として食卓に出せるので、出来立ての暖かさはそのまま。食器の数が減って洗い物も軽減できるスグレモノ。スチール丸型タイプ以外には参考レシピの小冊子も付属していますよ。お求めはお近くのジャンボエンチョーで!

面白くって役に立つ情報がたっぷりのこのコーナー、次回は11月5日のオンエアです、どうぞお楽しみに!


Happiness Style
ジュニア野菜ソムリエ・尾白進哉先生とお電話で。テーマ食材『サツマイモ』について教えていただきました。9~11月が旬、まさに今が美味しい真っ盛りの秋の味覚。豊富な食物繊維や加熱に強いビタミンC(デンプンに守られているためほかの野菜よりも損失量が少ないんです)などうれしい栄養素がたっぷり。

見逃せないのが「皮」。この部分にはカルシウムや抗酸化物質(あの色はやっぱりポリフェノール)が含まれるほか、ヤラーピンという消化酵素の一種があり、これが消化を促進してくれるため、あの気になる「お**」のリスクを低減してくれるんです。うむ、サツマイモの皮、やるナ!

あのホクホクした甘みを引き出すには「急がずゆっくりじっくり加熱」が大事。おすすめレシピ「サツマイモのポタージュ」は、炒めたサツマイモとタマネギに水とコンソメを加えて柔らかくなるまで煮込み、牛乳を少し入れミキサーでピューレ状にし、鍋で味を整えれば出来上がり。これからの季節、からだが温まる一品ですよ(^-,^)

先日ご案内いただいたイベント「まち☆いき~このまちの誇りを未来へ~」はお天気にも恵まれ大盛況。袋井ABCさんのブースでは、用意した80食のベーグルサンドイッチ「ふくもりサンド」が、なんと開店前に整理券終了という大好評ぶり!「だくさんの子供たちの笑顔に出会えて嬉しかったです」と尾白先生。活動のご様子は今後もこのコーナーで告知していきますよ。


幸せに近づく六か月!



独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。

今日の相談テーマは「中々人を好きになれません」。じっさい女性の方3人くらいからうけた相談です。「誰かを好きになる」なんて誰でも出来ることのはずなのに、難しく感じることがあるのはなぜか。必ず原因がありますから、本質から目をそむけずに向きあえば対策が見つかります。

このばあい、原因は大きく、(1)好きになれそうな人と出会っていない(2)好きになれそうな人から選ばれていない(3)好きになるための時間や気持ちのゆとりがない、の3つに分類できます。

(1)と(2)にかんしては、第二回「出会いがない」で考えましたね。物理的に出会いがない、出会ってはいるけど選んでいない、出会ってはいるけど選ばれていない、それぞれに対策を考えてきました。問題は(3)の「好きになるための時間や気持ちのゆとりがない」です。

まず、好きになる「時間がない」のであれば、価値観とライフスタイルを見直す。優先順位の上位が仕事や趣味なら問題ありませんが、恋愛など心の充足が高いのであれば、働き方や環境、考え方を変えるなど、どうすればそれが叶うライフスタイルが実現できるかを考えましょう。

そして、好きになる「気持ちのゆとりがない」ケース。これは、以前に付き合っていた相手のことを引きずってしまい、新しく出会った人をその人と比べてしまったり、新しい恋をしたくても気持ちが動かない状態。結果、出会いがあるのに「良い人がいない」、魅力的な人と出会っても「好きになれない」となってしまいます。

平池さんからそういう状況の人へ伝えたいのは「その経験は、変化のチャンスなので大切にしてください」ということ。挫折やつらい時間というのは変化のチャンスであり、後で必ずプラスになります。今はつらくても、それは後であなたをきっと輝かせる力になる。そう信じて、いま何が必要なのかを前向きに考えながら時間を大切にしてください…。

これは本当にその通りで、恋愛にかぎらず人生のあらゆる局面で言えること。人生に回り道はない、すべて無駄にはならず、すべてに意味があり、すべては糧になる。つらい状態のまっただ中にいるときは、なかなかそう感じることは難しいですが、でも必ずそうなるんです、間違いありません!


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今回は、天の川のほとりで跳ねる1頭のイルカ、いるか座についてのお話でした。

小さな菱型に尾が一本。オタマジャクシのようにも見える、とってもちいさくて可愛らしい星座です。
ただ、明るい星が含まれないため、周囲に明かりが多い場所で見わけるのはかなり困難。残念なことです。

たしかに際だって明るい星はありませんが、そのかわり、空のこの部分、この星座の以外はもっと暗い星ばかり。
ですから、「周囲に明かりのない真っ暗な空」という条件のもとでさえあれば、意外に目立ち、すぐ見つかる星座なんです。

天の川のほとり、夏の大三角のすぐ横で跳ねている小さなイルカ。
いちど見つけて覚えてしまうと、次も探さずにはいられない、とっても印象に残る星座です。

行楽シーズンですから、海や山などにおでかけの機会、あるかもです。
空気のきれいな場所に暗くなるまで滞在する、そんな機会があったらぜひ探してみてください。

ではいつものように、探し方画像です。



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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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