紅葉を待つラジオ

とむさん

2015年10月22日 20:45

さて、10月も後半、日に日に秋の気配が深まりゆく今日このごろです。

ぼくんちの近くに、道の両側がイチョウ並木になっているところがありましてね、昨日もそこを自転車で通りがかったんですが、もうずいぶん黄色がかってきているんです。

むろん全体が鮮やかに色づくのはまだもう少し先の話ですから「全体が黄緑色になってる感じ」といったところですが、それでも、木の一本一本、葉の一枚一枚をよく見てみると、おや、これはかなり黄色くなっているぞ、なんて葉を見つけることもできまして。
本格的なシーズンが今から楽しみです。

それにしてもしかし、なぜある種の樹々はこの季節になると紅葉するのか。

メカニズム的なことはわかっていて、気温が下がって日照時間が短くなってくると、こうした樹々は葉を落とすための仕組みが働き出します。ようは冬に向かって準備を始めるということですね。
その結果、葉の中に含まれている葉緑素、文字通り「葉の緑の素」、これが分解されていきます。

そうすると、緑色の成分がなくなって、もともと含まれていたけど目立っていなかった黄色の成分が目立つようになる、これがイチョウなどが黄色くなるしくみです。
いっぽう、葉の中に残っている糖分やアミノ酸材を材料にして赤い色素が新たにつくられるのが、カエデやナナカマドなど、赤くなるタイプ。

でも「どのように」ではなく「何のために」紅葉するのか、つまり「紅葉することの目的や意味」、とくに、わざわざ赤い色素が作られるのは何のためなのか。これはいまだにはっきり解明されていないんだそうです。

害虫から身を守るためだ、とか、落ちた葉が木の根元の雑菌を殺すため、など、いろいろな説があるようですが、なかには、冬を越えて次の春に葉を出すため、葉の中に残っている養分を十分に取り込んで蓄えるため、という説もあるんだそうです。

もしもこの説が正しいとしたら、樹々にとっても「食欲の秋」なのかも知れませんね。

紅葉前線はすでに先月中旬、大雪山からスタートしており、北から南へ、山の上から下へと、少しずつこちらに近づいているところです。
いちばん美しい季節がやって来る。そんなワクワク感も楽しみながら、味わっていきたいですね。


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と、そんな話題からスタートした2015年10月22日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…



Today's Smile
森町の株式会社デイトナ 事業開発部 グループリーダー 袴田 良さんをスタジオにお招きしました。

1972年設立、国内外に向けてバイク関連の部品、用品の企画、開発、販売を行っているデイトナさん。オリジナルの細かいパーツから、ウェア、ヘルメットなど海外ブランド品の代理店業務もされています。バイク好きのかたなら、社名やロゴ、きっとご存じでしょうね。

今回はそんなデイトナさんが開発された、新しいコンセプトの電動アシスト自転車「DE01」をご紹介いただきました。2012年からヨーロッパ製の電動アシスト自転車を日本の法律に合わせて輸入販売されていたのですが、より日本の自転車の楽しみ方に合うものを、そして、自分たちが欲しくなるような自転車をオリジナルで作ろう、と開発がスタートしたそう。

コンセプトは、一見アシストに見えないデザイン。お子さんを乗せるためなどの実用車でなく、趣味として楽しむ、すなわち「遊びに使える電動アシスト自転車」。そのコンセプトを実現するための、折り畳み機能、16キロ強というアシストとしてはクラス最軽量、そして街中でお洒落に見えるデザインなどが特徴です。

デザインは街中を女性が乗って颯爽と走る姿をイメージしたもの。折り畳み自転車で似通ったデザインになりがちな部分が大胆に変更されています。ぼくもよくやりますが、自転車で出かけた先で写真を取る時って愛車を写しこみたくなるものですよね。そんなシチュエーションで、町でも自然風景でも自然に馴染みカッコイイスタイルを目指したそうです。

むろん乗り物ですから信頼性と安全性も欠かせません。強度や信頼性については特に注意されたそうで、このあたりは以前の輸入車両での経験が活かされており、バッテリートラブルについても相当なノウハウが入っているそうです。使う側になって、色々なケースを想定し、実際に自分達で使いながら開発するのがデイトナスタイル。USBの出力ポート(出先でスマホが充電できちゃう!)も便利です。

バッテリーの持ちは、国の検査の新基準のテストでは50km走行できたそうで、またスタッフが浜名湖周辺で実走した際は約70km走行できたそうです。このクラスとしては結構長く走れるスペックですよね。なお、万が一出先でバッテリー切れになっても、モーターの抵抗を感じることなく普通の自転車として走行できる特殊なギヤが組み込まれています。この配慮もうれしいですね。

ラインナップは2種類。ベーシックなDE01と、スペシャルエディションとしてハイグレードなコンポーネンツを採用したDE01S。カラーバリエーションも各タイプに4種ずつの豊富さです。スタジオにお持ちいただいたのはDE01Sのスカイブルーメタリック。人気の色はDE01のシャンパンゴールドだそうで、どれもおしゃれですよ。気になる価格は、DE01が税別¥148,000、DE01Sが税別¥185,000です。

←ううー、これ、欲しい!

いちど見てみたい!乗ってみたい!というかた、現時点で県西部の取り扱いショップは都田町のサイクルショップヤマモトさん、ミソノイサイクルさん。どちらも試乗可能ですよ。また、『都田駅cafe』のレンタサイクルにもDE01があります。こちらはレンタル代が必要ですが、試しに借りてあちこち走ってみるのもいいかもですね!

お母さんや年配のかたの乗り物というイメージがある電動アシスト自転車ですが、実際に乗ってみるとグイグイ走ってくれる感覚が新鮮で癖になります。アシストに慣れるともう戻れませんよ!と袴田さん。興味をお持ちの方、もちろんネット上にも各種情報があります。オフィシャルサイトのほか、Facebookにもオフィシャルページ「ポタリングバイク」「ポタリングフォト」があります。ぜひご覧ください!


Happiness Style
浜松調理菓子専門学校・友永茂雄先生に「キッシュ」を教えていだたきました。フランスのロレーヌ地方に伝わる伝統的な家庭料理で、パイ生地の中に、生クリームと卵でつくるなめらかな液体生地と、野菜やベーコン、チーズなどの具材をいれてオーブンで焼く、いうなれば「食事としてのパイ」。

なんとなく複雑そうなイメージを持ってしまいがちですが、じつはとっても簡単!パイ生地や液体生地は混ぜるだけ、具材は切ったり炒めたりするだけ。あとはオーブンで焼くだけ、びっくりするほどシンプルな手順です。そうそうロレーヌ地方といえばワインも有名ですからね、白ワインとも相性抜群!ぜひお試しを!

浜調さんではオープンキャンパス(体験入学)を展開中。10月は24日 (土)の開催です。詳しくは公式サイトをご覧ください。また、来年度の入学願書受付が10月1日からスタートしていますよ!迷っている方もぜひ。


幸せに近づく六か月!



独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決して理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。

今日のテーマは「幸せ像に向けた目標を立てるには?」。先々週の『幸せの定義を決める』からのつづきです。結婚でも仕事でも『自分にとっての幸せ』を明確にすることが大切、そうすれは、例えば「いつまでにその状態になる」いった目標を決めることができる、というお話でした。ではじっさいどんなふうに目標を立てればいいのか?が今回のテーマ。

目標の立て方を間違うと、意味をなさないどころか逆効果になりかねませんから注意が必要です。例えば「2年以内に結婚する」という目標。一見ごく当たり前に思えますが、実は大きな問題があります。それは「自分だけでは達成できない」ということ。相手の状態が整って初めて実現できるものですからね。

このような目標を立てて達成できないケースが続くと、目標じたいに無意味さを感じて諦めてしまったり、他人や環境のせいにしてしまう危険性があります。困難すぎる目標や、自分だけで達成できない目標を立てることは避けて、この例でいえば、「半年以内に理想の人と出逢う」「その時に選んでもらえる自分になる」など、自分でコントロールできる目標を立てましょう。

目標が立ったら、その目標を「問いかけ」の形にして、その答えを行動計画にしていきます。たとえば「理想の人と出逢うためには?」と問いかけてみる。この問いかけに「多くの人に出会うこと」という答えが出たとしたら、そのために「今月5人と会う」のような月間目標や「イベントに参加する」といった行動計画が立てられます。

むろんここで出てくる答えは人それぞれ。それによってするべき行動も変わります。たとえば答えが「理想の人がいそうな場所に行く」であったなら、行動計画は「どんな場所がいいか調べる」などになります。目標はイメージでもいいのですが、行動計画は具体的であること、ここがポイントです。

モチベーションを維持するためには、目標は実現可能な、困難過ぎないものにすること。行動計画も、最初は張り切ってあれもこれもしようと思いがちですが、一気に多くのことは長続きしません。大切なのは「小さな目標の達成」という成功体験を積み重ねること。それが次の目標に向かう自信につながります。一つができるようになったら次の一つに向かっていけばいいんです。

毎回のお話がそうですが、今回も、恋愛や結婚に限らず人生のあらゆる場面に通じることですね。今回のまとめ『実現性を考えて目標を立てる』『問いかけの答えを行動計画に移す』『小さな成功体験を積み重ねる』を、ぜひ活用して下さい!


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、秋の星空の目印となる「秋の四辺形」そして、夜空をかける天馬、ペガスス座のお話でした。

いまぐらいなら夜9時頃、真南を向いて高いところを見上げると、4つの星が大きな四角形に並んでいるのが見えます。かなり正方形にちかい、整った形をしています。これが「秋の四辺形」。

2等星と3等星でできていますから、ちょっと地味な存在ではあるんですが、でも、秋の星空には、明る
い星があまり多くないこと、そして、空気も澄んできているおかげで、けっこう目立つんです。
一度見つけてしまえば次からはすぐに目に付くようになりますよ。

そしてこの四辺形が、天翔ける天馬ペガサスの胴体にあたります(「ペガサス」は英語読み、星座名の「ペガスス」はラテン語読みなんです、ちょっとややこしいですが)。

上下逆さまになっていること、そして、お腹のあたりから後ろが見えなくて前半身だけが描かれていること、ここを押さえておけば、あ、なるほどたしかに馬だ、と思う星の並びになっていて、イメージと実際の星の並びとがかなりよく合致する星座のひとつです。

よく晴れた夜にはぜひ探してみてください。

ではいつものように探しかた画像です。




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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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