いよいよ大晦日になりましたねえ。
2015年もあと数時間で幕を閉じて、新たな年が始まろうとしています。
みなさま今日はどんなふうにおすごしでしょうか。
さて、年末の話題のひとつに、「今年の漢字」というものがありますよね。
ご存知のように今年の漢字は「安」でありました。
で、このように、今年1年を振り返って一文字を選ぶ「今年の漢字」にたいして、新しい年への願いを込めた「来年の一文字」というものもあるんですね、ご存知でしたでしょうか。
これは、和歌山県田辺市の熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)で、2009年から行われている行事で、ちなみに昨年末に書かれた「来年の一文字」は「成」、「為せば成る」の「成」という字だったそうです。
そして今年も、今月28日に、宮司さんが、長さ1メートルの大きな筆に墨をたっぷり付けて、縦横3メートルもある大きな布に「来年の一文字」を一気に書き上げたそうです。
その一文字とは「気」。気持ちの気です。
宮司さんは、「目標を叶えるために、強い気迫とやる気を持ち、強気で物事に臨んでいただきたいとの想いから、この字を選びました。」と話しているそうです。
うんうん、いいじゃないですか。
なにごとも気持ちをしっかり持って、気持ちを込めて取り組んでいかなくちゃ、ですものね。
今年を振り返っての一文字も、もちろん悪くないですが、来る年への願いや期待、そしてもちろん決意を込めた一文字も素敵です。
三が日は熊野本宮大社の社務所前に、以降は拝殿前に1年間掲げられるそうですよ。
皆さんおひとりおひとりの、ご自分にとっての「来年の一文字」はなんでしょうか。
考えてみるのもいいかもですよ。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年12月31日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
◎Today's Smile◎
アーティスト
YUMIMPO*さんをスタジオに。
*絵画、空間装飾、ライブペイントの分野で活躍中のUMIMPO*さん。音楽が大好きで、PVのような世界を作りたい、との思いから絵を描き始めたそう。豊橋のご出身で、初の個展を浜松で開いて以来、「浜松百撰」の表紙や、鍛冶町YAMAHAビルの壁画制作など、浜松を拠点に活動されています。
*きっと皆さんもどこかでUMIMPO*さんの作品に触れていることと思いますよ。現在も、FMHaro!があるザザシティ浜松中央館の2階で常設展示されているほか、遠州病院跡(現駐車場)向かいの美容院の壁画、ジャズバー「不二丘」店内黒板などで作品をご覧いただけます。
*特筆される活動は「音楽ライブとのコラボ」。大好きなバンド「クリープハイプ」の全国ツアーのグッズデザインを手掛けたことをきっかけに、およそ1年かけてご自身も「全国ツアー」を決行。全国のさまざまな会場で空間装飾とライブペイントを展開、そそこから縁が広がり京都の音楽フェス「BOROフェスタ」にもアーティストとして参加されています。
*また、年明け早々の1月5日〜9日には、東京・青山のライブハウス
「月見ル君ヲ想フ」で個展が開催されます。期間限定でステージはじめライブハウス全体をUMIMPO*さんが装飾するほか、毎日会場で出演者やその場の雰囲気をライブスケッチ。さらに最終日の出演者のブッキングも担当されています。
*「歌を歌うように絵を描きたい」「音楽のような空間をつくりたい」という思いが伝わってくる、カラフルでPOPでふわりと柔らかい、まるで綿菓子のような可愛らしい作品の数々。今後のご活躍が楽しみです。ザザシティの常設展にも足をお運びください。エスカレーターで2階に上がってすぐ正面ですよ。
*ネットでは
facebookページのほか、
ポストカード販売サイト、
東急ハンズでのライブペイントの模様などがあります。UMIMPO*さんの作品、ぜひご覧ください!
◎Happiness Style◎
クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に『アーモンド入り田作り』を教えていだたきました。
*おせち料理の定番・五穀豊穣を願う意味がこめられた「田作り」。今回はローストしたアーモンドを使って香ばしい一品に仕上げます。作り方はとっても簡単!あっという間にできちゃいますから、明日からのお正月にまだ十分間に合いますよ、ぜひご活用を!
*ご家族に喜ばれる、油控えめ、塩分控えめの家庭料理教室や生イーストを使ったパン教室、一人1ホールでサブメニューつきのケーキ教室が大好評のチャコ先生のスタジオ。継続することで食育インストラクターや料理教師の道も開けます。空席情報などお問い合わせは
ホームページからどうぞ。
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は、冬の夜空にきらめく宝石、すばるについてのお話でした。
すばるは「星座」ではありあません。「おうし座」を構成する一部分となる「星団」と呼ばれる種類の天体です。
(星団としての名称は「プレアデス星団」といいます)
枕草子の「星はすばる」という言葉や谷村新司の楽曲など、たいへん有名な天体ですから、その名を聞いたことがないという方はほとんどいらっしゃらないであろうことと思います。
でも、実際に夜空を見あげて「あれがすばるだよ」と指させる方、となると、どうでしょう、ちょっと少なくなるかも知れませんね。
でも、すばるは、市街地の真ん中のようなそうとう条件のよくない場所でない限り、かなり簡単に見つけることができるんですよ。
目印は、冬の夜空で一番目立つと言ってもいいオリオン座です。
オリオンの中心にある「オリオンの三ツ星」を、その並びのまま、右方向に伸ばしていくと、赤っぽく輝く明るい星があります。これが、おうし座の真っ赤に燃える目「アルデバラン」。
そのまま視線を伸ばしていくと、細かい星がぎゅっとひとかたまりにまとまって輝いているのが見えるはずです。これがすばる。
きっちり一直線に並んでいるわけじゃありませんけれども、そういう順番で見ていけば見つかります。
ただ、ぎりぎり見えるくらいの場所だと、ひとつひとつの星粒の輝きまではわからないかもしれません。ぼやっとした雲の切れ端のように見えます。でも、ちゃんと存在はわかりますよ。
夜空がじゅうぶん暗い場所であれば、ごく普通の視力の人でも、6つくらいの星が集まってキラキラしているのがわかります。
年末年始、そういう場所におでかけの機会があったらぜひ、です。
冬の夜空にきらめく宝石、すばる。
きちんと見たことがないというかた、いらっしゃいましたら、この機会にぜひさがしてみてください。
ではいつものように図解です。
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2015年、お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、
一年間本当にありがとうございました!
ではまた来年!どうぞ良いお年をお迎えください(^-^)ノシ