年度がわりのラジオ

とむさん

2016年03月31日 19:36



さて、3月も今日でラスト。明日からは4月、いよいよ春も本番です。

毎年思うことなんですが、春っていう季節は二面性を持っているといいましょうか。
重いコートを脱いで身軽になって心ウキウキワクワクっていう気分と、なんとなくぼんやりけだるくてちょっとユーウツな気分、両方あるような気がします。

これは、ひとつには、気温が高くなってきて活動しやすくなる反面、体調を崩しやすくもある、ということがあります。

たとえば、冬用の体から夏用の体に変化していく途上で新陳代謝が活発になってくるため、その代謝に体力を取られてしまうこと。

あるいは、寒い時期に閉じていた血管や毛穴が開いて、硬くなっていた筋肉や関節も緩んでくるため、血圧が低下する傾向になり、脳や内蔵の血流が部分的に不足しがちになってしまうこと、などが挙げられます。

こんなふうにはっきりした症状がなくても全体に体調不良ぎみになるため、なんとなくだるい、ぼんやりしてしまうんですね。

そしてもうひとつ。ちょうどこの時期、日本では年度がわりにあたるため、進学・就職・転勤・転職その他もろもろ、大きなことから小さなことまで、環境の変化がいろいろあるから、ということも大きな要因です。

環境が変わるということは、大なり小なりストレスになるわけで、そのストレスに対応しようとしてまた体力を使うことになり、どうしても疲れを感じやすくなります。

言うまでもなく、ストレスは気持ちにも大きな影響を与えます。
と同時に、新しいことは楽しみなことでもある…。やはり両面があるんですね。

じつはかくいうぼくも、ここいちんち二日、ぼんやりしてシャキッとしないなあ、なんとなくユーウツな気分だなあ、なんて状態が続きましてねー。

皆さんのなかにも、いろいろ環境の変化があってたいへんというかた、いらっしゃることでしょうし、また、ぼくみたいに特にはっきりした原因がないのになんとなくだるい、もしくは気持ちがざわつく、なんてかたもいらっしゃるんじゃないかと思います。

まあでも、人間のものごとに対応し順応する能力、これはもう、まったくもって捨てたもんじゃありません。
もしもいま多少の不具合があったとしても、かならず、きちんと対応していけますから大丈夫。
気分なんてちょっとしたことでコロっと変わったりするものですしね(^^)b

とはいえもちろん、無理は禁物でありまする。
あせらずあわてず、のんびり少しずつ対応していきつつ、ゆっくり春を味わっていきましょうね。


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さてさて、そんな話題からスタートした2016年3月31日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

Today's Smile
浜松子ども劇場代表の澤木壽美さんにお電話をおつなぎしてお話を伺いました。

親子や仲間と一緒に生の舞台を観たり、観る前から舞台が楽しみになるような遊び会をしたり、観た後には感じた事思ったことを話し合うことで、子どもたちの豊かな心を育てる活動を展開している浜松子ども劇場さん。

およそ50年まえがスタートといいいますから、実に長い歴史を重ねてきているんですね。現在は親子で約100名の会員さんが所属し、観劇にとどまらず、様々イベントを通して、仲間との交流を深める活動もされています。

最近みんなで見たのは「人形劇団ココン」さんの『チャハハ丸とへへへ丸』。忍者のお話なので、事前に忍者修行の遊びをしたり忍者について調べたりしてから観劇に臨んだみなさん、当日は暖かい空気に包まれてキラキラした笑顔にあふれていたそう。

じつは今日スタジオではなくお電話だったのも、昨日から奥山の方広寺で「お泊まり会」の真っ最中だからなんです。昨日は子どもたちの得意なこと自慢なことの発表会など、今日は午前中は座禅を体験、午後は自作の劇の発表を行うそうです。

来る4月17日の日曜日にも大きなイベントがあります。今年で34回めを数える『浜松子ども劇場子どもまつり』。会場は浜松市中区の上島緑地公園(通称:馬込川親水公園)で、10時から15時くらいまでの開催です(雨天時は4月29日に順延)。

子どもたちが、自分たちでやりたいことをみんなでやろう!と企画したイベント内容は盛りだくさん。たとえば2チームに分かれて「水てっぽうバトル」をしたり、「親子バザー」も楽しみなイベントのひとつ。子どもたちも値切ったりするそうで、これは社会勉強にもなりますね。

また、「浜松子ども劇場作成のラジオ体操第三」も見逃せません。ロボットになったりバレエダンサーになったり、深呼吸ではハートをつくったりと、みんなで笑いながら、でも真剣に体操をするという、ちょっと他では見られない面白い体操だそうですよ!

会員以外でもOK、どなたでも参加できますが、会員以外のかたには保険料として200円いただいておりますのでご了承ください。ぜひ親子で、あるいはお友達どうしで、足をお運びください。

会では一緒に子育てをしていく仲間、そして一緒に育ちあっていく会員さんを常に募集しているとのことです。活動の様子は浜松子ども劇場ブログをぜひ(昨日今日のお泊まり会の様子もご覧いただけますよ)。お問い合わせは[053-473-5880]まで!


Happiness Style
クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に『桜のお赤飯』を教えていだたきました。

ほんのりピンクのお赤飯に桜葉の塩漬けを添えて、南天の緑とあわせていかにも春らしい一品です。「ささげ」を使うのが(とくに関東では)縁起が良いとされ、今回のレシピでもささげを使いますが、いかんせん国産のものは少々お高く、小豆でもちろんOKです。

新入学、入社などのお祝いごとはもちろんのこと、お重に詰めてお花見のお弁当にも最適!ぜひご活用ください(^^)b

継続して学ぶことで食育インストラクターや料理教員の資格を得られるチャコ先生のスタジオ。テーブルコーディネートの基礎も学べる家庭料理教室や、ふた月に一度のパン教室、月ごとに変わるパン・ケーキ教室も。大人気のためいつも満員ですが今なら夜の部で一人空きがあるそうですよ!また、SBS学苑「男のチャレンジクッキング」は定員オーバーでキャンセル待ち。順次学べますのでお待ち下さい。詳細・お問い合わせはホームページからどうぞ。


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は「いっかくじゅう座」についてのお話でした。

冬の終わりから春にかけて南の空にある、比較的大きな星座ではあるのですが、いかんせん明るい星がなく、あまり目立たない星座です。
しかも、16〜17世紀に成立した比較的新しい星座であることもあって、星を結んだ線が描き出す姿にも若干無理があって、なおさら見つけにくくなっています。
まさに「幻の獣ユニコーン」ですね。

手がかりは「冬の大三角」です。
シリウスとプロキオンを結んだ線の中ほどの少し左のあたりでぽつんと光っているのがこの星座のα星。
それでも4等星ですから、市街地ではちょっとぎりぎり、難しい明るさです。

むしろ、冬の大三角の内側一杯から左にはみ出すあたりがこの星座の範囲ですから、晴れてさえいれば間違いなくみつかる冬の大三角を見つけて、あの中から左にかけてのあたりにユニコーンがいるんだな、と思って頂くのがいいかもしれません。

ではいつものように探し方図解です。


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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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