まりを投げたきラジオ

とむさん

2017年03月23日 21:12

いやー、昨日のWBC準決勝、残念でした。
敗れたのは実に残念ですが、本当に僅差、緊迫感に満ちた見ごたえのある試合でした。…でもやっぱり、悔しいですよねえ〜。次回のチャレンジに期待!です!

居並ぶメジャーリーガーと互角に渡り合った侍ジャパンの面々、こんどはわが日本プロ野球に活躍の舞台を移します。オープン戦はすでに終盤、来週3月31日が公式戦開幕、ペナントレースのスタートも間近です。

さらに、甲子園では春のセンバツが19日に開幕、熱戦の火蓋が切って落とされておりまして、地元の静岡高校は雨で1日日程がずれて明日の第三試合が初戦。話題の岩手県不来方高校との対戦を迎えます。
この組み合わせもねえ…とうぜん地元チームを応援したい、でもあの部員わずか10人の不来方にも頑張って欲しい気持ちもあるし…複雑です(>_<)

こういう話題を耳にするにつけ、「球春」という熟語が脳裏に浮かびます。

そういえばこないだFM Haro!のスタッフさんたちと話をしていて、野球には漢字であらわす言葉がたくさんあるよねえ、てな話になりまして。
たしかに野球ってプレイの内容を漢字で書くことが多いです。他のスポーツ、たとえばテニスを例にとると、種目名を「庭球」と漢字で表記することはありますが、たとえば「サービスキープ」とか「ラブゲーム」とかの漢字表現ってあんまり見かけませんよね(ホントはあるのかもしれませんが)。

この漢字表現は新聞記事やテレビのキャプションにはとても便利です、簡潔にできますからね。でも、喋り手泣かせな面もありまして、漢字をそのまま読むと伝わりにくいケースがけっこうあるので、たとえば資料や原稿に「右前適時打」と書いてあったら「ライト前タイムリーヒット」と読むべし、と、こういうことになっておりまして。

なかにはけっこう難しいものもあって、たとえば「遊併打」は「ショートゴロダブルプレー(ないしゲッツー)」。
それから「捕邪飛」、これは「キャッチャーファールフライ」。もう、知らないと何がなんだかわかりませんよね。

ベースボールというスポーツが日本に伝わったのは明治5年のことといいます。西暦でいうと1872年、150年近くも前のことです。その6年後には、わが国最初の本格的野球チームが結成されています。
もちろん最初はぜんぶ英語だったはずですが、このスポーツの広がりにともなって、当時の日本人たちは漢字を使って訳語を作っていったんですね。

その一人として有名なのが、明治を代表する文学者の一人である正岡子規。
「バッター」=「打者」、「ランナー」=「走者」、「フライ」=「飛球」、「ストレート」=「直球」などの訳語を作ったのがこの人といいます。また、本人もたいへん熱心なプレイヤーだったそうで、野球にまつわる俳句や短歌も残しています。

短歌では、たとえば

いまやかの三つの塁に人満ちてそぞろに胸のうちさわぐなり

三つの塁に人満ちて、つまり満塁!どんな局面であってもやはりフルベースのシーンは胸が騒ぎますよね。
この歌は「観る側」の視点からも捉えることもできますが、「プレイする側」の視点としてはこんな俳句があります。

春風やまりを投げたき草の原

いかがですか。まさしく球春です。「草の原」がいいですよねえ。

桜のたよりも届きはじめました。
身も心も軽やかになる季節、春本番が、いよいよやってきます!


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と、そんな話題からスタートした2017年3月23日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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Today's Smile
「茶Fes」実行委員の岩澤克彰さんにお電話をお繋ぎして、今週末26日に菊川市で開催される「茶フェス2017」をご案内いただきました。

より多くの方にお茶に触れ、楽しみ、身近に感じ、お茶を好きになれる場所を作るろうというイベント「茶.Fes」。お茶に夢を抱き未来を創る理念を掲げ、次世代への道を切り開いていく志をもった若手茶農家のみなさんで作るグループ「茶夢来(さむらい)」が企画・運営されています。

毎回新たな試みを取り入れているこのイベント、今回は3つの「初めて」が目玉です。その1は、菊川初の「熱気球搭乗体験」。本物の熱気球に乗って空から菊川を眺めることができます!料金は大人2,000円、小学生以下1,000円。※午前中のみの開催です。

その2は「世界初!茶の実相撲世界大会」。茶の実相撲とは、向かい合った対戦者どうしがお茶の実(=お茶の種)を押し付けあい、どちらが割れるかで勝敗を決めるという、お茶の産地では昔からある遊びです。老若男女みんなで公平に楽しめる競技として世界チャンピオンを決定します。参加は自由、1〜3位には豪華賞品も!

そしてその3が、静岡出身のデュオ「カラフルパレット」が歌う茶夢来のテーマソングの初披露。楽曲タイトルは「SA・MU・RAI」。「茶夢来」の想いを伝えつつ、頑張る人を応援する、元気とパワーとワクワクをくれるナンバーです。本格披露は当日ですが、ちょっぴりだけ事前公開されていますよ(^o^)


上記以外にも会場内は盛りだくさん!お茶のプロフェッショナルがお茶の世界を案内してくれる「お茶エリア」、吹奏楽や書道パフォーマンスもある「ステージエリア」、お茶を墨の代わりにする"茶墨書道体験"などが体験できる「アート体験エリア」、地元の美味しいものがたっぷりの「飲食・物産エリア」そしてお子様大喜びの「きくのんふわふわコーナー」も!

お茶の魅力が満載のイベントです。3月26日(日)朝9時~15時半、常葉菊川高校すぐ上の菊川公園にて。菊川駅から線路沿い少し西に駐車場も完備。菊川駅からも徒歩圏内です。小雨決行です!みなさまぜひ足をお運びください。

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エンチョートピック
エンチョーおすすめの商品を紹介していきます。今回のアイテムは「木目調アルミ踏み台」。

高い所にあるモノを取ったり、高いところにモノを置いたりするときのために、踏み台がお部屋の中にあるととっても便利。でも生活感がありすぎるのはちょっと…。そんなかたにおススメのアイテムです。

軽量だから女性でも軽々持ち運びでき、耐荷重は100kg。ステップとしてだけでなく、簡易的なイスや花台としても活躍してくれるおしゃれな外観。折りたためば省スペースで収納できるのも嬉しいですね。

ラインナップは三種類。2段タイプ¥2,480、2段取っ手付きタイプ¥3,480、そして3段取っ手付きタイプ¥3,980。詳しくはお近くのエンチョースタッフまで!

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Happiness Style
食と酒と音を結ぶ和「和音(カズネ)」・女将さんの川嶋あかりさんに「春野菜と豚肉のふわふわ焼き」を教えていただきました。

豚肉と春キャベツ、新玉ねぎ、新じゃが、タケノコなどなどのお野菜を細かく刻んで、おろした大和イモ、ベーキングパウダー、お水にマヨネーズを少々加えた生地に混ぜてフライパンで両面こんがり焼けばできあがり。

仕上げはウスターソースとトマトケチャップを混ぜたソースを塗って、花かつおをトッピングしていただきます。ホントにシンプル&簡単!お野菜類は「あるもの」でOKですよ。春休みお中でもありすからね、お子様にも喜ばれる一品です(もちろんビールにもGood!)


今回もオンエア中に試食させていただきました。これ、いいー!生地がふわっふわ、かつ、しっとりしていて、いろんな食材が楽しめる食感がとっても楽しいんです。マヨネーズを混ぜるのがポイントで、これなパンケーキを作る際の裏ワザでもあるそうですよ。

和音さんでは「お花見ちらし弁当」の注文を承り中。職人の技が随所にちりばめられた2段の豪華なお弁当です。1個2,160円(税込み)注文は5個以上、10個以上なら配達もご相談に応じます!さらに、来月4月20日木曜日は「花の舞呑み比べの会」を開催。会費4,000円で、特別なコース料理と花の舞のお酒3種類が楽しめるお得なイベントです!

ご予約・お問合わせは【TEL:053-525-7677】まで。お店の公式サイトFacebookページもぜひご覧ください!

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
まぼろしのけもの、ユニコーンの姿を描く星座「いっかくじゅう座」についてのお話でした。

いっかくじゅう座は冬の後半から春にかけて、南の空に見られる星座です。
ベテルギウス、シリウス、プロキオン、三つの明るい星で形づくられる「冬の大三角」の内側、ほぼいっぱい、プラス少し左にはみ出したあたりにかけて位置しています。

ですが、いかんせん明るい星がなく、その姿をはっきりとらえることは難しい星座です。
それでも若干の手がかりはありますよ。↓の図解をぜひご覧ください。


「冬の大三角」は本当にきわだって明るい星ばかりでできていますから、空の状態がさほどよくない場所でもわかります。むしろ、あまり明るくない星はよく見えないくらいのほうがかえって分かりやすいかもしれません。

ユニコーンは伝説の中にのみ生きるまぼしろしの存在。なれば、よく見えないのも道理というもの、
でも、「冬の大三角」がわかれば、そこにいっかくじゅう座もある、これは確かです。
そんな気持ちで、ぜひご覧になってください。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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