このところオープニングの時間は桜の様子についての話題をお届けしておりますが、昨日も例によってぼくんちの近くのお花見スポットに偵察に行ってきましたところ、まさに見頃、いい具合の花の雲でありました。
平日なのがじつにもったいない、仕事なんかほっぽり出してお花見したい!と強く思ったのでありますがそういうわけにもいきませんで、短時間ではありますが春らしい空気をたっぷり吸い込んでまいりました。
ところで、お花見スポットというと、公園もしくは川沿いというパターンが多いですよね。
ヤマザクラのような野生の桜とちがってソメイヨシノは園芸品種、つまり人為的に交配して作られた、接木もしくは挿し木などでしか増やせない植物であって、自然に生えてくることはありえません。したがって、あれはぜんぶ人の手によって意図的に植えられているわけです。
(種子ができることが全くないとまでは言えませんが、その場合は遺伝的形質がそのまま伝わることがないため、その桜はソメイヨシノではなくなってしまいます)
そう考えると、公園に桜を植えようというのはわかります。お花見スポットじゃないけれど学校の敷地などに桜があるのもそうですよね。けれども、どうして川の土手にあんなにたくさん、「桜堤」と呼ばれる場所が全国にあるほどに植えられているのか。
これは有名な話なのでご存知のかたも多いと思いますが、あれはもともとは「治水」のためだったんですね。つまり洪水対策です。
堤防に桜をたくさん植える→お花見の名所になる→春になると人がおおぜい集まる→地面が踏み固められる→土手が強化される、という、なんだか風が吹くと桶屋が儲かる的な話みたいですが、これはどうもホントにこういうことらしいです。
ちなみに、なぜ春に踏み固めるのがいいのかというと、特に寒冷地では、土の中の水分が冬場に凍結して春になると溶け出して強度が落ちてしまうからだ、そんな説もあるようです。
そんな水辺にある桜にまつわる、まあこの場合は池や湖などでもいいんですが、ぼくの好きな言葉がありまして、それは、花の影と書いて「花影」(「はなかげ」もしくは「かえい」)。
この「影」には「光によってできる影」の意味ももちろんあって、ちょうど今は満月の時期ですから、月の光などによってできる桜の木の影、という意味がまずあります。そしてもうひとつ。水面に映った桜、という意味もあるんだそうです。この場合の「影」は、実態のない写し身、映像、といった意味で使っているんですね。
じつはくだんのぼくんちのそばのスポットも、川沿いでありかつ公園でもある、という場所なんです(近年に作られた公園ですから治水の意味は薄れているでしょうけれども)。
昨日は風がありましたので、一面のさざ波、細かくゆれる川面に映る桜の影。はっきりくっきりとは見えないところがまたなんとも風情あるものでした。
先週、番組あてにリスナーさんから「つぎの週末まで桜が持つといいんですが…」というメッセージをいただきまして、その時点ではなんとも言えませんでしたが、このぶんならどうやら持ちこたえてくれそうな気配ではあります。
ただ、お天気のほうが…。
また週末が不安定な天候になりそうな予報が出ていまして、なんだか意地悪ですねえ。
ですから、青空をバックにした桜、ことしは貴重です。
たとえ短時間でもチャンスがあったら逃さずに、でもって、もしもそこが水辺であったなら、桜の影、水面にうつる桜のすがたもぜひお見逃しなく、ですよ(^^)b
-------------------------------------------------------------------------
そんな話題からスタートした、2017年4月13日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
-------------------------------------------------------------------------
◎さかきやママのおしゃべりsong◎
*このコーナーも一周年!でもって、スタジオを見学においでくださったかたのお一人がお誕生日とのこと、あわせておめでとうございます!昨年のオンエア初日はスタジオのあるビルの中で迷子になってしまった(*_*;という天然ママさんですが1年通えばもう大丈夫。トークもますます快調です。
*やはりこの時期は桜の話題、昼間の桜もきれいだけど夜の桜もいいですよねえ、夜桜で一杯、なんてオツですよねえ…な流れから、今回のママさんの歌声は坂本冬美さんの『夜桜お七』、ひさしぶりの演歌でした。これまたオツなものでありますね。
*さてそんなママさん、日本音楽振興会の2017年『全国・冬のテープ審査』で7段を取られたそう!さらに今回の審査では、全国1,229もの応募の中から、奨励賞に打桐秀雄さんが。また、審査員全員が「特に上手かった方」と評価された中に、金子史朗さん、さかきやママさんと、FMHaro!でコーナーをお持ちのみなさんがズラリ!すごいですね!次は「春のテープ審査」があるそうですよ、気になる方は『からおけ喫茶さかきやmama』で録音して応募してみてはいかがでしょう。
*いよいよ春も本番、あちこちにお出かけしたくなる季節ですが、今週末の日曜には、
「こさい春の緑花フェア・きらく市」が新居文化公園で開催されます。コーナースポンサー
「光栄理容店」の"森のくまさん"も音響で参加されるそうですよ、ぜひ足を運んでみてくださいね!
*さらに同じ4月16日はママさんのお誕生日!おめでとうございます!記念としてまずは日中、
「第5回浜フェス歌謡選手権大会」に出場。さかきやmamaで歌のレッスンを受講されている生徒さんも出場されるそうですよ。入場無料です、ぜひ応援に来てくださいね。
*そして夜は「バースディーライブ」を開催!19時30分から22時30分まで。お食事・呑み放題5000円。このコーナーのエンディングでお馴染みの
「らいと♪ハーモニー」さんのステージもありますよ!予約制です、気になる方は【TEL : 0538-33-0167】まで!
*それではさかきやママさんの夢がいっぱい詰まったお店をご紹介しましょう。
磐田東高近く『からおけ喫茶さかきやmama』
【営業時間】モーニング1部 6時30分~9時(モーニングセット550円)
(モーニングチケット10枚5000円!)
2部 10時~14時(ランチセット800円)
3部 15時~18時
※夜の営業はお電話でご確認ください。【TEL : 0538-33-0167】
*白を基調とした明るい店内は完全禁煙。加湿器、空気清浄機でお客様の喉をお守りしています。カラオケが朝6時30分から歌えます。音響がバツグンだから気持ちいいんです。豪華な照明をあびて歌う快感はやみつきになちゃうかも?「喫茶店」ですから、お子様連れでのご来店も大歓迎です!
*自分が歌った歌を録音することもできます。CDに3曲入れて1000円!大会の応募用に、ご自分の記念に、また、プレゼントにもいいですね。さらに、音響抜群の環境でカラオケ個人レッスンもおこないます。お子様むけのレッスンもOKですよ。ご興味がある方は上記までお電話を!
*今月のお休みは上記の4月16日(日)です。※通常営業はお休み、夜はバースディーライブです! では次回、5月11日の放送をどうぞお楽しみに!
-------------------------------------------------------------------------
◎Happiness Style◎
フレンチとイタリアンのレストラン&ダイニングバー
ハンチャーズの友理さんに『ニンニクとハーブが香るアサリの白ワイン蒸し with ガーリックトースト』を教えていただきました。
*今の季節が旬のアサリ!たっぷりのニンニクとハーブで香り高く仕上げます。いわゆる「ボンゴレ・ビアンコ」はパスタのイメージ(ボンゴレ=アサリ、ビアンコ=白ですから、本来の意味ではパスタを含みません)がありますが、今回は一品料理として、ガーリックトーストを添えていただきます。材料も手順もシンプル、ニンニクを焦がさないことがポイントです。
*今回もスタジオで試食させていただきました。うほほ〜〜っ、これ、うんまあ〜!香りがお口中にわあっと広がります。二人前で15個というたっぷりのニンニクを使いますからレシピだけ見るとニンニクがキツそうに感じてしまいますが、ハーブがたっぷりしっかり効いているのでまったくそんなことはなく、複雑かつ芳醇な香りにうっとり!です。ああここはキリッとした白ワインがほしいっ!
*ハンチャーズさんではいま「春の限定メニュー」が人気です。新じゃがのクリームスープや春キャベツのクリームスープ、春野菜とアンチョビのスパゲティー二や有頭エビの香草パン粉焼きなど、など、旬な食材を使ったメニューが勢揃い。ぜひご賞味ください!お問い合わせは【TEL : 053-456-8805】までどうぞ。
ホームページもぜひぜひ!
-------------------------------------------------------------------------
◎はじまりはいつも、ヒトツの感動から。~浜松市文化振興財団イベント情報~◎
これまで夕方の番組でお送りしていたコーナーがお昼にお引っ越し。これから第2・第4木曜日のこの時間は
浜松市文化振興財団のイベント情報をご紹介していきます。今回は文化事業課の河瀬雄一さんに
「プロムナードコンサート」についてご案内いただきました。
*4月から7月中旬までと9月から10月まで、毎週土曜日の午後にJR浜松駅前北口広場「キタラ」で、また5/14と11/11には浜北駅前広場、10/29には雄踏文化センターでも開催される、主に中学・高校・大学・社会人などの吹奏楽団の演奏が楽しめるコンサートです。
*「promenade」は「散歩道」を意味し、「promenade concert」とは公園のような場所で開催されて、聴衆が散歩をしながら、あるいは立ったままで聞くような音楽会を指す言葉なのだそう。市街地真ん中、駅前広場で開催されるのにふさわしいネーミングですね。
*すっかり市民に定着した感がありますが、それもそのはず、第一回が開催されたのは1984年のこと。30年以上もの歴史を積み重ねているんですね。さらに今では「YouTubeでのライブ配信」も行うなど進化も続けています。
*今年度第一回だった先週は残念ながら雨天中止になってしまいましたが、オープンエアの会場ですからお天気にどうしても左右されます(雄踏文化センターは雨天決行)。可否は当日の朝決まりますので、お電話なら【053-451-1151】または
財団公式サイトでご確認下さい。
*公式サイトには
今年度の全日程も公開されています。週末のお出かけ前にはぜひチェックですよ!
-------------------------------------------------------------------------
『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今回は、ギリシャ神話の月の女神についてのお話をおとどけしました。
おとといの火曜日が満月でした。夜桜と明るいお月さまとの取り合わせ、素敵ですね。ただ、満月の前後の時期は、月明かりの影響で星座はちょっと探しにくくなります。
そこでこのコーナーでは満月の前後にあたる時期は、月そのものについて、あるいは、太陽や惑星についてのお話をお届けしています。
というわけで、新年度最初の満月にあたる今回はギリシャ神話における月の女神について。
実はギリシャ神話の月の女神は少しややこしくて、「月の女神」とされる神が複数存在するんです。
古い時代の月の女神がいたり、あるいは、本来は別の役割を持った女神だったのが後になって月の女神であるとされるようになったりしていて、月の女神といえばズバリ誰!とは、なかなかはっきり言えません。
ご紹介したのは、本来は弓と狩りの女神であり純潔の女神でもあったアルテミス。もともとはエジプトで信仰されていた出産をつかさどる女神が起源とされ、夜や暗闇を司る女神だったヘカテー。
そして、月の光の象徴でもあった女神セレネーです。
潔癖症で時として気性の激しさを見せるアルテミス。魔女の女王ともいわれ妖しげで謎めいた雰囲気をもつヘカテー。そして羊飼いの青年の「寝姿」に一目惚れして夢の中で逢瀬を重ねたセレネー。いずれも個性的な月の女神たちです。
春はお天気が不安定なのでチャンスはやや少なくなりますが、ここ数日は晴れていれば明るいきれいなお月さまが見えるはず。ぜひ夜空を見上げてみませんか。
-------------------------------------------------------------------------
であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ