もうすっかり春ですねえ。二十四節気では先週の土曜日から「清明」に入っています。清らかで明るいとの文字どおり「万物が清々しく明るく美しいころ」という意味。本来であれば気持ちのいい陽気にさそわれてあちこちお出かけしたいところではありますが、今年はなかなかそういうわけにはいきません…。事態の収束に向けて全員で力をあわせて乗り越えていきましょう。
さて、二十四節気では清明、その二十四節気を三分割した七十二候ではどうなっているかというと、昨日までが「玄鳥至(つばめきたる)」つまり燕が南から渡ってくるころ。そして今日からが「鴻雁北(こうがんかえる)」つまり雁や鴨のなかまが北へ帰っていくころ。ちょっとおもしろい並びですよね。
秋にもそれぞれ、「玄鳥去(つばめさる)」「鴻雁来(こうがんきたる)」という、春と反対の意味を持つ候があるんですが、この2つの間には3つの候がはさまっていて、20日ほど離れています。ですが春は隣あっているんです。自然現象としてはほぼ重なっていると見てもよさそうですよね…
と、そんな話題からスタートした、2020年4月9日のSmile on Radio。登場いただいたのは…
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◎さかきやママのおしゃべりsong◎
*このコーナーもこの4月から5年目を迎えます!皆さまに応援をいただき、感謝感謝です。スタート時の5年前、あのころは若かった…。そうそう、スパイダースの「あの時君は若かった」っていうヒット曲がありましたね〜。昭和43年リリース、オリコンチャート6位のヒットでした。
*昔はテレビで歌番組がたくさんあったし、レコードで音楽を聴いてた時代でした。レコード盤に傷をつけないように針を置く時ってドキドキしたものです。「ポータブルレコードプレーヤー」なんてものもあって、「隣のお姉さんが自室でGSを聴いてる」なんてイメージがあります(^^)
*昭和、平成、令和と時代が変わり、レコードもCDを経て今や配信の時代、様々なものが進化してきましたが思い出は誰しも心に残っているもの。外出を控えている方がたくさんいらっしゃることでしょう、昔懐かしい音楽を聞いて思い出に浸ってみるのも素敵な過ごし方ではないでしょうか。アルバムを広げながらも良いかもですね!
*というわけで今月のママさんの歌声は、先月に引き続きペギー葉山さん「学生時代」でした。セーラー服を着ちゃったりして最近弾けているさかきやママさん!2月は座った時に胸のボタンが弾けて、3月は歌ってるだけで胸のボタンが弾けて、4月は息してるだけで胸のボタンが弾けて…って、2月に10Kgキロダイエット宣言したのにもしかして増えてる…??
*セーラー服着てるから成長ホルモンが18歳だと勘違いして成長期に?…なわけないでしょ!年内に10Kgキロダイエット、がんばりましょう~!
*さて今日は4月9日、明日は10日。そう、「10日と20日は頭髪の日ですっきり気分!」でおなじみ、スポンサー
光栄理容店さんの日です。この時期イメチェンして気持ちをリフレッシュしてみてはいかがでしょう。女性のミニエステも大好評ですよ(^^)
*また、スポンサーの
モトサービスエッジさんからは新商品のお知らせです。「GSX-R1000用ショートフェンダー&ライセンスランプ内蔵カバーセット」を4月中旬発売予定!店頭にて受付中、詳しくは【TEL:053-424-8586】へ!
*そして4月9日は「フォークソングの日」。エンディングテーマ「あなたへ」を歌っている夫婦ディオ
「らいと♪ハーモニー」さんはフォークソングのイベントで大人気です。世の中が落ち着いたら「からおけ喫茶さかきやママ」のお店情報やからおけ教室のご案内、らいと♪ハーモニーさんのイベントなどもご紹介していきますので楽しみにお待ち下さい。
*それでは次回、5月14日の放送をお楽しみに!
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◎Happiness Style◎
静岡県栄養士会所属栄養士の山崎靖晃先生をスタジオに。今回は『尿酸値について考えよう』をテーマに伺いました。
*「健康診断が近いからビール控えているんだよね」なんて、よく聞きますよね。「尿酸値」という言葉にびくっときたかた(^-^; ぼくもです。「痛風」、嫌ですよね(>_<)
*尿酸とセットで聞くのが「プリン体」という言葉ですが、尿酸とは、食事から摂取あるいは体内で合成された「プリン体」が最終的に代謝された物質。血液中の尿酸が7.0mg/dLを超えると「高尿酸血症」と定義されます。この数値を超えると尿酸が溶けずに「尿酸塩結晶」というものができてしまうんです。痛風は関節が痛くなるだけではなく、血液の流れを止めてしまう物質ができるということなので、本当は怖い病気なんですね。
*高尿酸血症の患者数は年々増加していて、成人男性の20~25%。年齢別に比較すると、30~39歳、40~49歳の割合が多く、30代は3人に1人くらいの割合です。驚くのは、最近では10 代でも 15%程度まで増加しているんだそうです。いっぽう成人女性は50 歳未満で1.3%、50 歳以降で3.7%程度と、男女で結構な差がありますね。
*尿酸値が高くなると、尿酸塩結晶が関節内に沈着して炎症を起こします。この他にも、生活習慣病…特に高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病、メタボなどを高い頻度で合併していることが多いとのこと。なので、高尿酸血症そのものが生活習慣病の予測因子でもあるのだとか。(マーカーとも呼ばれるそうです)
*尿酸値の増え方には種類があって、摂取を含めた尿酸の産生が増加する「尿酸産生過剰型」ざっくり言えば食べすぎですね。そして余分な尿酸を体内から排泄する能力が低下してしまう「尿酸排泄低下型」、さらに両者の混合型があります。過剰型が多いかと思いきや10%ほどで、実は最も多いのが排泄低下型、なんと60%。混合型が30%と言われているそうです。
*血液の中の尿酸は腎臓のろ過機能によって通常6~10%が排泄されるのですが、この能力が低下してしまう、その一番の要因として考えられるのはずばり「肥満」。とくに内臓脂肪の蓄積があげられます、とのこと。うわあ…つまり、尿酸の排泄が低下してしまっており、かつ肥満であれば、痩せるか、薬物治療のどちらかしかありません(言うまでもなく治療は医師の判断を!)。
*では予防の意味で普段から気をつけることは?これもまず「痩せる努力」。といっても1年で3%以上の減量で効果があると言われるそうですから、体重80kgなら2kgちょい。半年で1kgちょい。頑張ってみましょう。あとは尿酸値を下げる食事をとることと、尿酸値を上げる食事を避けること。
*尿酸値を下げる食事は、ビタミンCを多くふくむ果物や、大豆製品。尿酸値を上げる食事は、アルコール類と糖質。特にアルコールは、飲まない人に比べて約2倍、痛風発症率が増加してしまうそう。ちなみに
◎ビール…355mlに対して、飲まない人に比べて 1.49 倍
◎ブランデー、ウイスキー等の蒸留酒…44ml に対して1.15 倍
◎ワイン…118mlでは痛風の発症と有意な関連が見られていない
とのことで、ワインは嬉しい結果になりましたが、ワインも含めてなんでも飲みすぎればダメですよ。
*いずれにしても、健康診断の直前だけ頑張ってもダメですからね。尿酸値は体重管理が鍵だということを一つ覚えていただけたら幸いです、と山崎先生。はいっ、肝に銘じます!
*【お知らせ】外食を自粛される方が増えて、浜松でもテイクアウトできるお店が増えてきました。浜松市や浜松商工会議所からもまとめるサイトがリリースされていますが、マップになっていると便利なのでは、と考えた山崎先生がご友人と立ちあげたのが、浜松のテイクアウトができるお店のマップ
「モチカエル」。お店のオーナーさんは共同編集者としてご自分で更新できます。
店舗登録フォームはこちらです
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◎はじまりはいつも、ヒトツの感動から。~浜松市文化振興財団イベント情報~◎
初登場、
浜松文芸館 館長の鈴木 隆之さんをスタジオにお迎えしました。
*市民にひろく文芸・文学に親しんでもらおうと昭和64年(平成元年)に浜松城の近くに設立された浜松文芸館。浜松ゆかりの文芸人の資料の収集・展示や各種講座の開催、公募による市民の作品を掲載する「浜松市民文芸」の編集・出版を行っています。平成27年4月にクリエート浜松5階に移転、現在に至ります。
*まずご紹介いただいたのは、6月21日まで開催の特別収蔵展
「今、再び藤枝静男の文学と人~浜松にすごい作家がいた~」。浜松で眼科医を開業しながら数多くの小説を著し、芥川賞の候補に3回選ばれたほか、谷崎潤一郎賞や野間文芸賞など数々の文芸賞を受賞した、浜松ゆかりの文化人です。
*浜松文芸館ではこれまでも何回か展示を行ってきていますが、今回はご息女から寄贈された遺書や日記、写真などを中心に、藤枝静男の文学と人についての紹介を行っています。展示品数は188点、若き日の様子を編集したDVDや朗読CDも流されていて、見応え聞き応えのある内容。こんなすごい作家が浜松にいたことをぜひ知ってほしい!との思いで企画された展示です。
*その後は、7月1日から、浜松で育ったひとなら誰でも知っている「劇団タンポポ」の創立者である小百合葉子さんにスポットをあてた「小百合葉子『劇団たんぽぽ』とともに」を開催予定。浜松市出身の小百合葉子さんの生涯と合わせて、劇団たんぽぽの歴史も紹介します。ちょうど夏休みと重なりますし、ご家族連れでの観覧もおすすめですね。
*また、文芸館では展示の他に、各種講演会や講座を行っています。今年度は「俳句」や「短歌」の入門講座を始め、16の講座と3つの講演と朗読会を企画しています。また、夏休みには小学生を対象に「読書感想文講座」や「絵本作り講座」を開催します。さらに静岡大学「地域創造学環」の学生さんたちが小中学生向けのイベントを毎年企画していて、今は「俳句の合作」をしているそうですよ。
*直近では5月末から6月にかけて「短歌入門講座」「俳句入門講座」「平家物語講座」「朗読教室」がスタート。5月10日(日)は講演会「第二次世界大戦はなぜ怒ったのか~ベルサイユ条約のもたらしたもの~」が開催予定。詳細は市民協働センターや市の図書館、各種関連施設に設置されているチラシをご覧ください。
*お問い合わせは浜松文芸館【TEL:053-453-3933】まで。なお各講座の申し込みは4月20日から5月15日に往復葉書にて。5月10日の講演会はお電話で受付中です。「子供からお年寄りまで、来て、見て、楽しくなる催しを企画していきたいと思います」と鈴木さん。クリエートに来たら文芸館にもぜひお立ち寄りください!
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◎とむさんのMy Choice Time◎
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしています。
月に一度の「テレビまんが主題歌メモリアル」シリーズ。15回目の今日は「70年代少女向けアニメ」という枠組みで、これまでおかけしていなかったナンバーをピックアップしました。
お聞きいただいたナンバーは
◎エースをねらえ!
◎青春にかけろ!(新・エースをねらえ!)
◎ラ・セーヌの星
◎キャンディ・キャンディ
◎はいからさんが通る
◎薔薇は美しく散る(ベルサイユのばら)
の6曲でした!
語りだしたらきりがないのでトークを極力押さえめにお届けしましたがいかがでしたでしょうか…(^-^;
また機会があれば歴史的経緯などもふくめてじっくりお話したいところです。
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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ