春土用のラジオ

とむさん

2020年04月16日 18:24

新年度がスタートして半月が経過して、今日から4月の後半に入りました。本来ならいろいろ、ざわざわしたりそわそわしたりする時期なんですが、今年は別の意味でざわざわしてますねえ。まさかこんな状況が来るとは夢にも思いませんでしたが、各方面で言われている通り、いまが正念場です、乗り越えていきましょうね。

さて、そんな状況で、気軽にあちこちお出かけというわけにもなかなかいきませんので、このところ、このオープニングの時間は「言葉のイメージで季節を感じる」という試みをあれこれしているわけですが、きょうはちょっと趣向を変えて、じつは…という言葉で季節を感じてみます。

「じつは」とはどういうことかというと、じつは今日は「春の土用の入り」なんです。これまでにも時々お話してきていることですが「土用」は夏だけのものではなくて、ほんとうは春夏秋冬それぞれにあるんです。

そもそも土用とは、「五行説」という考えが元になっています。五行説とはものすごく大雑把にいえば、あらゆる物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からできている、そして、その5種類の元素が互いに影響を与え合いながら万物が変化し循環していく、という考え方です。

森羅万象すべてがそうなのだ、というわけですから季節も「木・火・土・金・水」のどれかに当てはまる、というので、たとえば春は樹木が成長する季節だから「木」だ、夏は暑い灼熱の季節だから「火」だ、というふうにそれぞれの性質を当てはめていきます。そうすると、当然のことながら一つ余ります。それが「土」だったんです。

ここが面白くて、偶然なのか最初から考えられていたのかはわかりませんが、土は植物の種を芽吹かせる存在であり、かつ、生きとし生けるものはみないずれ土に還る。ということから、ある季節が終わって次の季節が生まれる、つまり移り変わりの時期として、それぞれの季節の間に「土」を挿入したんです。これが土用です…

と、そんな話題からスタートした、2020年4月16日のSmile on Radio。登場いただいたのは…

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オークラインフォメーション


オークラアクトシティホテル浜松 販売促進部 辻 祐実さんをスタジオに。ホテルオークラ ベーカリー&カフェの「母の日ケーキ・ブレッド」をご案内いただきました。

アクトプラザの2階にある「ホテルオークラ ベーカリー&カフェ」、いつもすごくいい匂いがするんですよね。人気の定番商品のほか、月替りで登場するロールケーキ・シフォンケーキや定期的に具材が変わるピザガレット、シーズン限定の商品など、ホテルメイドのパンやケーキが手軽に変えるお店です。ご紹介いただいたのは5月8日(金)から10日(日)の「母の日限定商品」。

まず「苺とバラの香りのガトー」。苺のショートケーキにバラが香るホワイトチョコレートクリームを纏わせた母の日限定のケーキです。全体をおおう、うっすらピンクのホワイトチョコレート入りクリーム!そして、口の中でふわっと広がるバラの香り!想像するだにおいしそうですねえ。こちらは直径約13cmでお値段は3,000円です。

もう一点は「アップルローズ」。おなじく母の日限定のパンで、甘く煮詰めたリンゴをバラの形に飾り、カスタードクリーム入りのパンの上にデコレーションしてあります。このパンをスタジオにお持ちいただいきました〜。上品なふわっとした甘さのカスタードに、同じく甘すぎない絶妙な仕上がりのリンゴ。このハーモニーが抜群ですぞ。こちらは1個250円です。



販売期間は5月8日~10日の3日間。「ご利用の2日前」までにご予約ください。ご予約・お問い合わせ先は、アクトプラザ2階 ホテルオークラ ベーカリー&カフェ【TEL:053-459-0729】。なお、4/19日(日)までは平日は10:30~19:00、土日祝は10:30~18:00の通常営業ですが、4/20(月)以降は 平日・土日祝すべて11:30~16:00の営業となります。営業時間内にご連絡ください。

5月10日の母の日には、ホテルオークラ ベーカリー&カフェのケーキ・ブレッドのプレゼントとともに、普段なかなか伝えられない“ありがとう”をお伝えいただいてみてはいかがでしょうか!

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Happiness Style


ひろみち料理教室・野崎広路先生とお電話で。

毎回、身近な食材を使って手軽に作れる美味しいお料理を教えてくださるひろみち先生。今回は『豚肉のトマト煮パスタ』を教えていただきました。煮込んだ豚バラ肉とトマトを煮込んだソースをパスタにからめていただく、想像するだけで美味しそうですよね〜

いつものように材料はシンプル、手順はとっても簡単です。出来上がりの画像はひろみち先生のFacebookからお借りしました。ラジオでお伝えいただいたレシピは、パスタを表示より早くお湯から上げて、ソースを煮込んでいるフライパンで煮て仕上げるパターンでしたが、この画像は時間通りに茹でたパスタにソースをかけて、からめながらいただくタイプです。どっちも美味しそう〜〜〜!

そして、この豚とトマトのソース、パスタだけでなくいろいろ応用がきくんです!オムレツにかけてもいいし、ムニエルやフライなどにかけても美味しそうですよね。家で料理を作る機会が増えた、毎日たいへん、というかたにもぜひ活用していただきたい、そんな思いで用意いただいたレシピなんです。

簡単で美味しいレシピをみんなでじっさいに調理しながら学べるひろみち先生の料理教室。いずれも雄踏文化センターで、
◎「男の料理教室」毎月第3土曜日10:00〜12:00=5月まで休止が決まっています。
◎「クッキングママ料理教室」毎月第4月曜日9:30〜12:00=4月は休止です、5月は様子を見て。
生徒さんは随時募集中、開催可否はお問い合わせください。先生の携帯【090-2189-4575】までどうぞ!

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とむさんのMy Choice Time
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今日は、70年代日本フォーク界伝説のセッション・バンド、武蔵野タンポポ団。1972年のアルバム『武蔵野タンポポ団の伝説』を特集しました。

お届けしたナンバーは、

◎サンフランシスコ湾ブルース
◎もしも
◎告別式
◎朝
◎ミッドナイトスペシャル

の5曲でした。

東京・吉祥寺のライヴハウス"ぐわらん堂"に集まるミュージシャンたちがお酒の席で盛り上がった話がそのまま実現した、いわば遊び心から生まれた、武蔵野タンポポ団。

「その日そこにいる人がメンバー」というセッションバンドであり、かつ、20世紀初頭にアメリカで生まれた「ジャグ・バンド・スタイル」=ギター、バンジョー、ハーモニカなどの楽器に加えて、ジャグ(大瓶)や洗濯板など身の回りにあるものを楽器として使うというスタイルのバンドでした。

お届けしたのは野外フェスの先駆けとも言われる伝説のライブ「中津川フォークジャンボリー」での演奏。
単なるノスタルジーとはちがう、どこか根源的な懐かしさのようなものを感じるサウンドです。

そして、その根底に哀切が漂うのもまたジャグ・バンドスタイルの特徴ではないか、なんていうふうにも感じます。

楽器がなくても、そこにいるみんながで音楽が楽しめる。
そして、悲しみがあるからこそ、底抜けに明るく楽しい、いや、明るく楽しむという姿勢。
なんていうか、音楽そのもの、人生そのもの、のような気もします。

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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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