さてFMHaro!レディオエイチ「とむさんアーカイブス」。
二週にわたっての特集は加藤和彦さん、1976年リリースのアルバム『それから先のことは...』。
今週はB面をお聞きいただきました。
お届けしたナンバーは
『貿易風』
『春夏秋・・』
『光る詩』
『二度目の冬』
『淋しい歌のつくり方』
の5曲でした。
後に結婚する作詞家安井かずみさんと初めてコンビを組んだ作品であり、ミカ・バンド解散後、ソロとしての再出発になったアルバム。
なんですが、といって、肩に力が入っているような印象がないんです。
ギンギンのロックから一転、ゆったりリラックスした、飾り気のない日常を歌っているアルバム。
四畳半フォーク全盛の70年代にあって、私小説的な世界ながらまったくしめっぽくならず、トータル感のあるしゃれたタッチで仕上がっているところはさすがです。
このアルバムを貫く、暖かさや居心地のよさ、そして洗練された洒脱さ。
ミカ・バンドの解散には、ボーカルのミカさんとの離婚もありましたから、新たなパートナーを迎えてのおだやかな生活、というものも、ひょっとしたら反映されているのかも・・・。
加藤和彦さんと安井かずみさんといえば、おしどり夫婦としても知られていましたよね。
公私ともに最高のパートナーを得たからこそ作りあげることができたサウンドなのかもしれないな、なんてふうにも思います。
加藤さん、天国できっと安井さんと再会してるんでしょうね。
心からご冥福をお祈りいたします。
さてさて、来週は毎月第1週恒例のテレビまんが主題歌特集になる・・・かも?
どうぞお楽しみに!
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ぶん屋さんのブログ
◆まずは波乗りの話題から。波の状態が気になるサーファーのみなさん、天気予報士なみに気象に詳しいんだそう。冬型の西高東低の気圧配置というのは、ここ遠州灘の波にとってはあまりかんばしくなくて。逆に日本海側が絶好の波。いい波を求めて出かけていき、雪をかき分け海に入ることもあるんだとか(^^)
◆後半は先週に続いて地元のラーメンの話題。この地域の老舗どころには、「豚ガラ」をベースにダシを取っているお店が多いことをあらためて実感したというぶん屋さん。その多くは薄味でシンプル、奇をてらわない。そうした共通性を基に、味を極めたさまざまな個性、それぞれの美味しさがある・・。
まさに「遠州ラーメン」、全国へ発信したいものですねえ。
◎Fun of Life
浜松市美術館・鈴木さんに、『移動美術展 in 舞阪』と『浜松市芸術祭 第57回市展』作品募集のご案内をいただきました。
◆改修工事のため休館中の浜松市美術館。その間に
舞阪文化センターで行われている移動美術展。地元ゆかりの作家さんたち中心の油彩画展です。珍しい棟方志功さんの油彩画も展示されているそうですよ。会期は12月13日までです。
◆改修後初の展示が『浜松市芸術祭 第57回市展』。「絵画」「彫刻」「書」「工芸」「写真」の5部門で市民の作品を募集します。応募要項は
こちらのページをぜひ!
◎この人に注目!
12月5日、
天竜壬生ホールで「市民クリスマスコンサート」を開催される、
天竜めぐみキリスト教会・牧師の久志目栄司さんをスタジオに。
◆今回が3回目となるこのコンサート。韓国国立交響楽団や東京交響楽団などの首席コンサートマスターを歴任したヴァイオリニスト、
ジョン・チャヌさんの演奏をメインに、地元の「天竜混成合唱団」の歌、久志目さんのお話、そして来場者全員で歌う「きよしこの夜」で締めくくるという素敵なひとときです。
◆ツリーを飾ったり贈り物をしたり、ケーキを食べるのもいいけれど、本当のクリスマスのありかたも知ってもらえたら、という思いからこの企画がスタートしたそう。たしかに、冬至のお祭という側面もありますから、楽しくわいわいやるのも決して悪くありませんが、静かに祈るクリスマス、というのも素敵なことだと思います。
◆これまで訪れた方の中には「音楽でこんなに感動したのは始めて」とおっしゃったかたもいらっしゃったそうですよ。当日は18:00開場、18:30開演。20:30ごろ終演予定とのこと。入場は無料です。よかったらぜひ足をお運び下さい!
◎Brush Up Life
浜松調理菓子専門学校・神谷先生に「空也蒸し」を教えていただきました。ちょっと乱暴にいえば、お豆腐いりのあんかけ茶碗蒸し、ですね。
◆材料も手順もいたってシンプル、上等な具材でなくても、まるで料亭での料理?と思うほどおしゃれに仕上がる一品です。茶碗蒸し全般のコツもおしえていただきました。お出汁に牛乳を加えると、まろやかになってコクも出るそうですよ〜!
主婦トモPlaza
出演いただいたのは、ラジオネーム「フラム」さん。中3のお姉ちゃん、中1のおとうとくん、二人のお母さんです。
◆二人ともサッカーに夢中で、共通の話題にこと欠かないという、なかのいい姉弟。お姉ちゃんが同じ部活の先輩なんですね(^^)
◆20年ほどまえ浜松に転勤、その後独立して
子供服のお店をひらいたフラムさんとご主人。開店時ちょうどおとうとくんが生後4ヶ月・・・! 大変だったことでしょうけど、乗り越えてこられたんですねえ。
リンク先、よかったらアクセスください。