南海楽友

とむさん

2010年05月14日 14:10

うーん、このところずっと風邪気味なんですが、昨夜の冷え込みでちと悪化(><)
気候変動の激しい時期、みなさまもどうぞお気をつけくださいませね。

さて、昨日のFMハロー Radio H、「とむさんアーカイブス」。
今回の特集は、昭和のジャズ・ソング・シリーズ『戦時下編』でした。

ご紹介したバンドは「カルア・カマアイナス」。
戦時下、外国語が適性視された時期には「南海楽友」と名前を変えて活動しています。

お届けしたナンバーは
『陽炎もえて』
『薫る花飾り』
『君を呼ぶリラ』
『白銀の輪』
『南の風』
『熱風』
の6曲でした。

日米開戦後もバンド名を変えて活動を続け、レコーディングのみならず、昭和18年6月(アッツ島守備隊の玉砕といったできごとがあった月です)まで公演を行い、敵性音楽とされたハワイアンやジャズを演奏し続けていたカルア・カマアイナス。

たとえ国策によって英米の音楽が禁止になっても、すでにそうした音楽に慣れ親しんでいた人々のあいだでは需要があったはずで、それに答えていたんですね。
18年6月の公演直前にはメンバーのうち二人の陸軍への召集があり、出征をひかえたこの公演はたいへん感動的なものだったそうです。この公演を最後にバンドは解散しています。

戦時下に咲いた一輪の洋楽の花、「カルア・カマアイナス」またの名を「南海楽友」。
記憶にとどめておくべき存在ではないでしょうか。



ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。


◎遊びの達人
ぶん屋さんのブログ

浜松松市が終わってはや一週間ですが、頭の中は祭浸け、なぶん屋さん。というのも今週末は浅草三社祭、来月からは鳥越神社大祭、山王祭、八月には富岡八幡宮水掛祭りと、お江戸ではお祭りがつづきます。

股引腹掛に絆纏、という江戸っ子の祭りスタイル、その粋な着こなしについてひとくさり。絆纏は、丈が膝のすこし上(手のひら一枚ぶん)、前みごろの合わせは浅めで衿が重なるくらい。衿の幅は一寸五分、その幅いっぱいいっぱいに入れた衿文字。博多帯の半幅を三つ折りにして、ちょいと高め、ウエストの一番細いところできゅっと締める。ぴったりぱつんぱつんの股引はくるぶしの上まで、なるほどこれが粋で鯔背なんですねえ。

お祭りは、好きだ嫌いだの前にDNAにしみ込んでいる・・?来年のお祭りまであと348日!もうすぐ!と早くもカウントダウン。来年の凧に思いを馳せるぶん屋さんでありました(^-^)

いえいえその前に(^-^; 気候も良くなってきて、これからは夏木綿の普段着物にむけていろいろ動いていくそうですよ。この夏、粋にいきたいですね!


Fun of Life
浜松市博物館・鈴木貴之さんに、今月後半ののイベントから『常設展示ギャラリートーク』と『大昔のサバイバルツアー』をご案内いただきました。

げんざいの常設展示は今年度末に入れ替えが計画されているそうで、今年で見納め。『常設展示ギャラリートーク』は展示背景の種明かしなど、直接お話を聞けるチャンスですよ。5月16日(日)午前10時〜、午後2時〜の2回。参加はどなたでも。事前申し込みは不要です。

そして5月22日(土)、23日(日)開催の『大昔のサバイバルツアー』。弓矢での動物の的当てや火おこし、石器や土器を使っての調理などを通して、大昔の人々が「食べる」ためにどんなことをしていたのかを体験します。午前9時30分〜、午後1時30分〜の各2回。対象は小・中学生(その兄弟や保護者のかたも可)で参加費は100円、事前申し込みは15日(土)午前9時からお電話で。先着順で各回20人ほどまでとのことですよ、お申し込みはお早めに!


◎この人に注目!
ミハターナーこと・三幡達史さんをスタジオに。今週末5月16日(日)・18時から印度カレーmanaさんで開催されるライブイベント「ミハタナ祭り」をご案内いただきました。

「ミハターナー」とはご自身ひきいるバンドの名前でもあり、ソロ弾き語り時の名義でもある、いうなれば三幡さんが音楽活動をする際のプロジェクト名。バンドで鍵盤とボーカルを担当して弾き語りもする、わたしと同じですね(^-^)

そんな三幡さんが主催される「ミハタナ祭り」。音楽を聴きに来てくださったお客様に、より満足していただきたい、また、新たな楽しみ方を提案したい、と企画されたもので、ジャズ、ラテン、ロカビリー、ポップスと多彩なジャンルのバンドの出演にくわえ、2000円のチャージで「1カレー、1ドリンクつき」というシステムも目玉です。

ライブハウスではなく飲食店でライブを、というのは、気軽に足を運んでいただけるように、との思いから。ライブハウスはたしかに魅力的な場所だけれど、来なれていないかたにはちょっと敷居の高さもあるかも・・・。そこで、あえてライブハウスを出てやってみることにしたんです、と三幡さん。

また、実力はあるのに演奏場所に恵まれていない、ツテがないといったご自分の周囲のバンドに光を当てたかったから、でもあるそう。実力のあるバンドがより多く浜松のシーンに出ていくことで、浜松の音楽シーンが活性化してくれたら、との思い、共感です。

もうひとつ、manaさんの美味しいカレーを多くのかたに知ってもらいたい、との思いも。開店当初からの常連である三幡さん発案のイベント企画に、オーナーさんも親身に、かつ真剣に話に乗ってくれたそうです。大切なことは常に人の繋がりの中から生まれるんですね。

ほんとうにたくさんの思いが詰まったイベント。限定20席のチケットはじつはすでに完売、ですが、今回の番組出演のため、特別に2席、追加をご用意いただきました。ご予約はミハターナーさんのブログ・今回の出演についての記事へのコメント欄にぜひ!

今回の企画がうまくいけばシリーズ化して、より多様な、満足度の高い音楽の楽しみ方を提案していけたら、と三幡さん。ぜひとも成功をお祈りしております。
それからもちろん、機会があったらステージをご一緒できたら嬉しいですね(^-^)b


◎Brush Up Life
ミズモト学園東海調理製菓専門学校・富永先生に、「野菜のピクルス」を教えていただきました。

さっぱり涼しげ、これからの季節、嬉しいですね。余りもののお野菜なんでも使えちゃうし、いろどりを考えれて作ればなお素敵、ちょっとした1品としても使えますよ。

6月2日(水)、『トゥーランドット游仙境』の代表取締役総料理長を務める脇屋友詞先生による特別講習会が開かれます。TVの料理番組でもおなじみ、脇屋先生の料理を目の前で見られて試食もできる公開講座です。詳しくはこちら!


主婦トモPlaza
出演いただいたのはラジオネーム「シモン」さん。4年生のおにいちゃん、2年生のおとうとくん、二人のママさんです。

今年の母の日。これまでは自分のおもちゃをくれたりしていたお兄ちゃん、はじめて「ママの好きなもの」を考えておこずかいで買ってきて、手紙も添えてプレゼントしてくれたそう。成長のあかしでもあり、嬉しいですよねえ(^-^)b


リンク先、よかったらぜひ(^_-)b

関連記事