とむさん的日々

さてさて、明日はラジオの日。
FM Haro!　レディオエイチ、12時台最初のコーナー、火曜日は「とむさん星空ノート」です。

いま、お月さまがとってもきれいです。
済んだ夜空に煌煌と、かなり丸くなったお月さまが輝いています。今度の木曜が満月なんですよ。

ですから今は月明かりのため、星はちょっと見えにくい状態です。
そんななかでも、いまよく見えているのが、木星。太陽の回りをめぐる作成のひとつですね。
いま木星は、暗くなったころ、南の空の真ん中あたりでオレンジ色に光っています。

一番星、というと、金星であることが多いんですが、金星は今は「あけの明星」になっていて、日が昇る頃に出ていますから、この時期、一番星がみえたらまず木星と思っていいはずです。
その後西に傾いていって、夜9時ごちかくまでは木星、みえていますよ。ぜひ探してみてください。

というわけで明日は木星についてのお話です。
惑星にはそれぞれ神話からとられた名前がつけられていて、木星は、「ジュピター」。
ジュピターというのはローマ神話の神様の名前で、ギリシャ神話ではゼウスにあたります。ギリシャでは、木星は「ゼウスの星」と呼ばれていたんです。神々の王の星。
じっさい、じつは太陽系のなかでいちばん大きい惑星が木星なんですよ。


さて、木星には現在では60個以上もの衛星が知られていますが、そのおもだったものにはほとんどゼウスの浮気相手たちの名前がつけられています。
なかでも群を抜いて大きい4つの衛星があって、発見者にちなんで「ガリレオ衛星」とよばれています。小さな望遠鏡でも見ることができるくらいなんですよ。
で・・・この4つ、「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」というんですが、やっぱりぜんぶ、思いっきりゼウスの恋人の名前なんですね（しかもひとりは男性だったりする(^-^;）。

なんだかゼウスの浮気の記念簿みたいになっちゃってる木星の衛星たちなんですが、じゃあ正妻であるお妃ヘラは、というと・・・

そんなお話をまじえつつ、ゼウスについてのエピソードなどもご紹介しようと思っています。
よかったらお聴きください(^-^)


・・・ほんとは、"衛星にはゼウスの「あいじん」の名がついている"、と書きたかったんだけど、この単語が漢字で含まれているとハネられて登録できないようですね。うーん、文脈次第なんじゃないかと思うんだけどなァ。。。