2010年01月25日

小さな犬

さて、明日は火曜日ですねえ、ラジオの日です。
FM Haro! レディオエイチ、12時台さいしょのコーナー、火曜日は「とむさん星空ノート」。
今週は、冬の夜空で涙ぐむ小さな犬、こいぬ座のお話です。

こいぬ座はオリオン座の左側、おおいぬ座の左上に位置する小さな星座です。
「こいぬ」は"こどもの犬"ではなく、"からだ小さな犬種の犬"という意味です(「大犬」に対して「小犬」なんですね)。
とっても小さな星座ですが、明るい一等星「プロキオン」があるため、よく目立つ星座です。

純白に輝くプロキオンは、オリオンの長方形の「上の辺」を左下にややカーブするように伸ばした先、あるいは、先週お話ししたシリウスの左上を探せばすぐ見つかります。
このプロキオンとシリウス、そしてオリオン座のベテルギウスを結んでできるのが「冬の大三角」でしたね。
プロキオンは全天で8番目に明るい星、シリウスはもちろん一番、そしてベテルギウスが10番目。
ですから、なんと、全天でベスト10にはいる明るい星たちでこの三角形はできているんですね。本当に目立ちます。

プロキオンのやや右上にある三等星とを星を結べば、それでもう、こいぬ座が完成。
この星座は、たった二つの星でできているんです。
二つの星だけで犬の姿を描き出すのは無理があるんですが、右下にある「大きな犬」に対してこちらは「小さな犬」なんだな、と思って眺めてみると、なんだかそんな感じがしてくるから不思議です(^^)
今日も画像を用意しました。よかったらご覧ください。
小さな犬

かつてプロキオンには「ゴメイサ」という別名がありました。
「ゴメイサ」とはアラビア語で「涙ぐむもの」という意味。
現在、その名前は、こいぬ座のもう一つの星につけられているのですが、その星は小犬の目にあたるんです。
ということは、このちいさなわんちゃん、涙ぐんでいるんですね。

オンエアでは、そんな涙ぐむ小犬にまつわる神話もご紹介します。
お聴きいただけたら嬉しいです。

また、明日はいつものレギュラーコーナー群にくわえ、「浜松チャーシュー」でおなじみ、ラーメン竜さんをスペシャルゲストにお迎えします。
13時40分前後の予定ですよ、よかったらぜひ!

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Posted by とむさん at 22:15│Comments(0)とむさん星空ノート
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