2009年09月30日
月からの視線
Fm Haro!、「RADIO H.」とむさん星空ノート、今週は十五夜についてのお話でした。
ご紹介した十五夜にまつわる物語は、中国に伝わる嫦娥伝説。
月に住んでいると言われる女性、嫦娥。
彼女が月に上ったいきさつにはさまざまなバリエーションがありますが、ご紹介したのは、ちょっと切ない物語です。
ある年の8月15日のこと。
夫が仙人にもらって隠しておいた「不老不死の薬」を差し出すよう、悪漢に迫られた嫦娥。
やむにやまれず、こんな悪者にわたすくらいならいっそ、と、その場で自分が飲み干してしまいます。
すると彼女の体は突然軽くなり、一直線に空高く舞い上がっていきました。
このままでは夫の住む地上から離れてしまう、と思った嫦娥はとっさに、たまたま顔を覗かせていた月に降り立ちます。
戻ってきた夫は、事情をきくや月を追いかけて妻を連れ戻そうとしますが、走っても走っても月は逃げていくばかり。
やむなく月を追うのを断念した彼は庭にテーブルを出し、嫦娥の好きだった果物などをおいて、丸く美しい月を見上げて彼女を思いました。
あくる年の8月15日も、月は特別に丸く、明るく輝いていました。
夫はその後も毎年、この日の夜は果物を置いたテーブルを月明かりの元において妻を偲びました。
これが世間にも伝わって、十五夜のお月見の風習になっていったのだ、とも言われています。
いっぽう月の宮殿に暮らすことになった嫦娥。
どんなに豪華な家具も、贅をこらしたご馳走も、美しい音楽や舞も、夫を思う彼女の孤独を晴らすことはできませんでした。
毎年、8月15日の夜、嫦娥は宮殿の外に出て、はるか彼方の地上を眺めます。
彼女の美しいその顔が、月をさらに輝かせ、丸く美しく見せるのだといいます。
今度の土曜日、十五夜。
今年も、嫦娥は月からこちらを眺めているのかもしれませんね。
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ
◆話題はなんと言っても見附天神裸祭。20日から神事が始まり、次第に街や人を清めに清めていって、むかえるクライマックスの大祭。力の限りを出し尽くして裸衆が練り歩き、御神輿をお渡し。その喧騒がすぎたあとのいっさいが静まったような静寂。
◆そしてまた翌日は、老若何女を交えての穏やかな御神輿のお帰りのあと、フィナーレはまたもうひと盛り上がりの見せ場が。極限までの激しさと、静けさ・穏やかさのとのコントラストもポイントなんです、とダンディさん。
◆8日間かけてつくりあげていく壮大なお祭。それを地域の人たち全体で形にしていくことの素晴らしさ。ブログにある「ほんと、いい祭りです。」の1行が胸に沁みます。
◆いまは1年でいちばんすっきりした清々しい気分、お正月以上に大事な一年の節目を無事こえて、また一年がんばれる、という充実した気分なんです、とおっしゃっていたダンディさん。わたしの言葉なんかよりダンディさんブログの「浜で清める」あたりからの記事をぜひ!です。動画も見ることができますよ!
◎Fun of Life
安住工房さんのブログとホームページ
◆今週末に迫った、TOTO浜松ショールーム感謝祭「ありがとうフェア」。ラジオをお聞きいただいて安住工房さんのブースにご来場の方には素敵なプレゼントがありますよ!
◆IWLC(いわしんワーキングレディスクラブ)からのゲストは、株式会社クリアテックの鋤柄雅子さん。部や課がなく、役職もない会社、必要に応じてその都度「やりたいひと」が集まってプロジェクトチームが結成されていく・・・。面白いですねえ。
◆働く女性が活躍できるためには、「没頭できる仕事」がある企業であれば、また、働き方に自由があってワークライフ・バランスがある程度とれる企業であれば、と鋤柄さん。働く人が主体的に判断でき、自分の人生の舵をとっていると思えるならば、いきいき生きられるのでは、とおっしゃっていたのが印象に残りました。
◆IWLCさんでは、11月21日(土)に、静岡県や磐田市と共同で公開セミナーを開催されるそう。講師は東レ経営研究所の佐々木常夫氏、詳細はいわた市広報または磐田市ホームページ(10月15日以降)で!
◆"安住コレクション"は『パキータ』最終回。「パキータのヴァリエーション」をお届けしました。来月は『レ・シルフィード』です。どうぞお楽しみに!

◎この人に注目!
フラワーアレンジメントスクールSEFA(セファ)・事務局の小林亜妃さんをスタジオに。
◆浜松を中心に、東京から大阪まで、海外でもベルギーやオランダで教室を運営しているSEFAさん。フランクな雰囲気で、ときにはハーブを使ったアレンジなど、生徒さんたちは楽しくお花で癒される時間を過ごしているそうです。
◆また、近々行われる花展、『2009年・秋のセファ フラワーフェスティバル[花・夢世界]』についてご案内いただきました。10月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間、イオンモール浜松志都呂、専門店街2階・イオンホールで午前10時〜午後8時の開催です。
◆生徒さんや講師さんの作品およそ80点が展示されます。なかには習い始めたばかりの生徒さんの作品も。まずはこんな作品からできるようになる、という参考にもいいですよね。東海地方ではめったにない規模の作品展だそう、秋の香りに包まれた会場をぜひ、です。
◆また、来場される方にも作品制作に参加していただこうという試みも。入場招待券をお持ちいただくとお花一輪と交換、そのお花を会場にある巨大なアレンジメント作品に加えていただき、最終日には来場された方や生徒さん講師さん全員の参加でひとつの作品ができあがる、というアイデア、面白いです。入場招待券の配布場所はこちらです。
◆体験レッスンも随時可能とのこと。たとえば今ならススキをつかったお月見アレンジ、十五夜が過ぎたらハロウィンのアレンジなど、季節に沿った作品作りが体験できるそうですよ。また、クリスマスやお正月には特別体験レッスンもあるそう。お問い合わせは上記ホームページから!
◎Brush Up Life
子育て情報フリーペーパー「浜松こども情報」の石津さん。
◆現在配布中の最新号・2009秋号の特集は、『こどもと一緒に出かけよう〜秋編〜』。ねむの木こども美術館、ファンタジーキッズリゾート浜松、スズキ美術館、などなど、お子さんとおでかけにぴったりのスポットが多数紹介されています。
◆また『100均グッズを使ったお弁当』も注目の特集。たとえば肉団子やハンバーグにさすと原始人の肉みたいになる楊子など、お弁当が楽しくなるグッズの数々です。
◆注目の浜松情報は間近にせまった「やらまいかミュージックフェスティバル」。石津さんも吹奏楽で参加されるそうですよ(^o^)
◎主婦トモPlaza
出演いただいたのはラジオネーム「なおこ」さん。5才のお姉ちゃんと2才の弟くん、二人のママさんです。
◆世話を焼いてあげようとしてるのに、やんちゃな弟くんにやりこめられてばかりのお姉ちゃん。喧嘩のときも我慢する立場だそう。お姉ちゃん、大変だなあ(^-^;
◆ご主人はオーストラリア人、ご夫婦で英会話教室を運営されているそうです。ホームページもまもなく開設とのことですよ。
リンク先、よかったらアクセスください!
ご紹介した十五夜にまつわる物語は、中国に伝わる嫦娥伝説。
月に住んでいると言われる女性、嫦娥。
彼女が月に上ったいきさつにはさまざまなバリエーションがありますが、ご紹介したのは、ちょっと切ない物語です。
ある年の8月15日のこと。
夫が仙人にもらって隠しておいた「不老不死の薬」を差し出すよう、悪漢に迫られた嫦娥。
やむにやまれず、こんな悪者にわたすくらいならいっそ、と、その場で自分が飲み干してしまいます。
すると彼女の体は突然軽くなり、一直線に空高く舞い上がっていきました。
このままでは夫の住む地上から離れてしまう、と思った嫦娥はとっさに、たまたま顔を覗かせていた月に降り立ちます。
戻ってきた夫は、事情をきくや月を追いかけて妻を連れ戻そうとしますが、走っても走っても月は逃げていくばかり。
やむなく月を追うのを断念した彼は庭にテーブルを出し、嫦娥の好きだった果物などをおいて、丸く美しい月を見上げて彼女を思いました。
あくる年の8月15日も、月は特別に丸く、明るく輝いていました。
夫はその後も毎年、この日の夜は果物を置いたテーブルを月明かりの元において妻を偲びました。
これが世間にも伝わって、十五夜のお月見の風習になっていったのだ、とも言われています。
いっぽう月の宮殿に暮らすことになった嫦娥。
どんなに豪華な家具も、贅をこらしたご馳走も、美しい音楽や舞も、夫を思う彼女の孤独を晴らすことはできませんでした。
毎年、8月15日の夜、嫦娥は宮殿の外に出て、はるか彼方の地上を眺めます。
彼女の美しいその顔が、月をさらに輝かせ、丸く美しく見せるのだといいます。
今度の土曜日、十五夜。
今年も、嫦娥は月からこちらを眺めているのかもしれませんね。
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ
◆話題はなんと言っても見附天神裸祭。20日から神事が始まり、次第に街や人を清めに清めていって、むかえるクライマックスの大祭。力の限りを出し尽くして裸衆が練り歩き、御神輿をお渡し。その喧騒がすぎたあとのいっさいが静まったような静寂。
◆そしてまた翌日は、老若何女を交えての穏やかな御神輿のお帰りのあと、フィナーレはまたもうひと盛り上がりの見せ場が。極限までの激しさと、静けさ・穏やかさのとのコントラストもポイントなんです、とダンディさん。
◆8日間かけてつくりあげていく壮大なお祭。それを地域の人たち全体で形にしていくことの素晴らしさ。ブログにある「ほんと、いい祭りです。」の1行が胸に沁みます。
◆いまは1年でいちばんすっきりした清々しい気分、お正月以上に大事な一年の節目を無事こえて、また一年がんばれる、という充実した気分なんです、とおっしゃっていたダンディさん。わたしの言葉なんかよりダンディさんブログの「浜で清める」あたりからの記事をぜひ!です。動画も見ることができますよ!
◎Fun of Life
安住工房さんのブログとホームページ
◆今週末に迫った、TOTO浜松ショールーム感謝祭「ありがとうフェア」。ラジオをお聞きいただいて安住工房さんのブースにご来場の方には素敵なプレゼントがありますよ!
◆IWLC(いわしんワーキングレディスクラブ)からのゲストは、株式会社クリアテックの鋤柄雅子さん。部や課がなく、役職もない会社、必要に応じてその都度「やりたいひと」が集まってプロジェクトチームが結成されていく・・・。面白いですねえ。
◆働く女性が活躍できるためには、「没頭できる仕事」がある企業であれば、また、働き方に自由があってワークライフ・バランスがある程度とれる企業であれば、と鋤柄さん。働く人が主体的に判断でき、自分の人生の舵をとっていると思えるならば、いきいき生きられるのでは、とおっしゃっていたのが印象に残りました。
◆IWLCさんでは、11月21日(土)に、静岡県や磐田市と共同で公開セミナーを開催されるそう。講師は東レ経営研究所の佐々木常夫氏、詳細はいわた市広報または磐田市ホームページ(10月15日以降)で!
◆"安住コレクション"は『パキータ』最終回。「パキータのヴァリエーション」をお届けしました。来月は『レ・シルフィード』です。どうぞお楽しみに!

◎この人に注目!
フラワーアレンジメントスクールSEFA(セファ)・事務局の小林亜妃さんをスタジオに。
◆浜松を中心に、東京から大阪まで、海外でもベルギーやオランダで教室を運営しているSEFAさん。フランクな雰囲気で、ときにはハーブを使ったアレンジなど、生徒さんたちは楽しくお花で癒される時間を過ごしているそうです。
◆また、近々行われる花展、『2009年・秋のセファ フラワーフェスティバル[花・夢世界]』についてご案内いただきました。10月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間、イオンモール浜松志都呂、専門店街2階・イオンホールで午前10時〜午後8時の開催です。
◆生徒さんや講師さんの作品およそ80点が展示されます。なかには習い始めたばかりの生徒さんの作品も。まずはこんな作品からできるようになる、という参考にもいいですよね。東海地方ではめったにない規模の作品展だそう、秋の香りに包まれた会場をぜひ、です。
◆また、来場される方にも作品制作に参加していただこうという試みも。入場招待券をお持ちいただくとお花一輪と交換、そのお花を会場にある巨大なアレンジメント作品に加えていただき、最終日には来場された方や生徒さん講師さん全員の参加でひとつの作品ができあがる、というアイデア、面白いです。入場招待券の配布場所はこちらです。
◆体験レッスンも随時可能とのこと。たとえば今ならススキをつかったお月見アレンジ、十五夜が過ぎたらハロウィンのアレンジなど、季節に沿った作品作りが体験できるそうですよ。また、クリスマスやお正月には特別体験レッスンもあるそう。お問い合わせは上記ホームページから!
◎Brush Up Life
子育て情報フリーペーパー「浜松こども情報」の石津さん。
◆現在配布中の最新号・2009秋号の特集は、『こどもと一緒に出かけよう〜秋編〜』。ねむの木こども美術館、ファンタジーキッズリゾート浜松、スズキ美術館、などなど、お子さんとおでかけにぴったりのスポットが多数紹介されています。
◆また『100均グッズを使ったお弁当』も注目の特集。たとえば肉団子やハンバーグにさすと原始人の肉みたいになる楊子など、お弁当が楽しくなるグッズの数々です。
◆注目の浜松情報は間近にせまった「やらまいかミュージックフェスティバル」。石津さんも吹奏楽で参加されるそうですよ(^o^)
◎主婦トモPlaza
出演いただいたのはラジオネーム「なおこ」さん。5才のお姉ちゃんと2才の弟くん、二人のママさんです。
◆世話を焼いてあげようとしてるのに、やんちゃな弟くんにやりこめられてばかりのお姉ちゃん。喧嘩のときも我慢する立場だそう。お姉ちゃん、大変だなあ(^-^;
◆ご主人はオーストラリア人、ご夫婦で英会話教室を運営されているそうです。ホームページもまもなく開設とのことですよ。
リンク先、よかったらアクセスください!
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 19:06│Comments(0)
│とむさん星空ノート