2009年12月31日
危険なふたり
というわけで、大晦日のFM Haro! レディオエイチ。沢田研二さん。1979年リリースのベストアルバム『Royal Straight Flush』を特集しました。
お届けしたナンバーは、
『時の過ぎゆくままに』
『危険なふたり』
『追憶』
『許されない愛』
『勝手にしやがれ』
『LOVE (抱きしめたい)』
の6曲でした。
先週、ニューミュージックが台頭してくるなか、ジュリーは「歌謡曲」陣営の最後の牙城のような位置にあった、と言いました。
セールスの面で言えば間違いなくそうだったと思うんですが、その一方で、サウンド的にはいわゆる「歌謡界」とは一線を画すシンガーだったとも言えます。
それは、70年代後半以降とくに顕著になるのですが、ロックのフレーバーをもっていること、でした。
このころの沢田さんのバックではいつも「井上堯之バンド」が演奏していましたが、これは一人の歌手専属としては日本で初めての、ロックバンドスタイルのバンド。
沢田さん自身、ストーンズが大好きだそうで、与えられた楽曲にロックの色や匂いをつけていったのはごく自然なことだったのかもしれません。
その後80年代前半にかけて、独自の道をつき進んだ沢田研二さん。ロックと歌謡曲をつなぐような存在となって、「歌謡ロック」というものを日本に根づかせたのだ、とも言えると思います。影響をうけたミュージシャン、多いんじゃないでしょうか。
そして、大晦日といえば、NHK紅白歌合戦。
ジュリーが初出場のとき歌ったナンバーが『許されない愛』。
そして、1978年、紅組の山口百恵さんとともに、当時きわめて異例の、演歌歌手以外でトリを務めたのが『LOVE (抱きしめたい)』でした。(大トリ、という意味では史上初と言えるかも)
還暦をこえてなお意気盛ん、来年はザ・ワイルド・ワンズと組んで『Julie With The Wild Ones』というユニットを結成、「ロック色を強めに出す。若々しい音楽を世界に広めていきたい」という沢田研二さん。
活躍が楽しみですね(^-^)
さあ2009年、いよいよエンディングです。
今年は元日もオンエア担当日、そして大晦日も、と、一年間お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、そしてこのブログ日記をご覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
どうか実り多い、素敵な一年になりますよう、心からお祈りいたします。
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ぶん屋さんのブログ
◆今年を漢字一文字であらわすなら「耐」だった、というぶん屋さん。年明けそうそう、右ひざの再手術もありましたねえ。そのあとのリハビリや、海へ復帰できたと思いきや、また・・・なんてこともありました。
◆今年を振り返りつつ、最新の話題は、トイレをリフォームしたこと。工事のため近くのホテルに一泊したぶん屋さん、夜はホテルから街に繰り出してまたホテルに帰る、ちょっとした旅行気分で、浜松の街も変わって見えたそう。いいですねえこういうのも。
◆最新式のトイレの快適さもたっぷりうかがいました。お手洗いを奇麗にするのは縁起がいいですものね、来年はきっと運が開けるかもです(^-^)b
◆元旦から大晦日まで、毎回楽しいお話をしてくださいまいした。来年も楽しみです(^-^)
◎Fun of Life
浜松市天文台・石塚さんに、年明けの催しをご案内いただきました。
◆毎週土曜日の午後6時30分〜午後8時30分に、天文台を開放しておこなわれる観望会。9日は午後11時まで延長して開催されます。この日はちょうど月明かりがありません。暗めの天体、星雲や星団などがきっときれいでしょうねえ。
◆16日と23日の観望会は、「すばる、オリオン星雲を見よう」がテーマ、そして、30日と2月6日は接近している「火星を見よう」。天文台の望遠鏡なら、オリオン星雲になかで星の赤ちゃんがうまれている場所『トラペジウム』や、火星の極冠(ドライアイスでできている白い部分)もよく見えるそうですよ(^-^)b
なお、いずれも天候不順の場合は中止となりますのでご了承ください。
◎この人に注目!
神沢おくない継承同好会・事務局長の石野重利さんにお話をうかがいました。
◆浜松市天竜区神沢地区の伝統芸能である「神沢おくない」。その歴史は300年とも500年とも言われ、五穀豊穣や子孫繁栄を願ってお正月におこなわれてきたものです。
◆山間部の人工減少もあって昭和30年代に途絶えてしまいましたが、その後、地元の中学校で教育の一環として一部が受け継がれてきました。その指導にあたっているのが神沢おくない継承同好会のみなさんです。
◆また、子どものころに見たおくないで使われていた「面」がずっと気になってきたという石野さん、50才ごろから面打ちの勉強をはじめて、10年に歳月をかけて12の面すべてを手作りで復活させたそうです。
◆現在は「同好会」として手弁当での活動ですが、神沢おくないの価値が認められて「保存会」としての活動ができるように早くなってくれたら・・・。そして、いつの日か無形文化財に指定される日を楽しみに活動しています、と石野さん。願いの実現を祈ってやみません。
◆今年の1月、中学生たちによって約50年ぶりに上演された「神沢おくない」。来年も1月5日に西神沢おくない堂(天竜区神沢老人憩の家)で上演されるそうですよ!
◎Brush Up Life
クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に「トマト鍋」を教えていただきました。この冬話題のお鍋ですねえ。
◆カレー粉で下味をつけて白ワインで蒸し焼きにした鶏むね肉、ホールトマトにはお味噌を少々。隠し味が効いて、豊かな味わいのお鍋、身も心もあったまりますね〜(^-^)b
◆クッキングスタジオチャコさんでは、初心者さんから料理学校講師や食育インストラクターを目指して本格的に学びたいかたまで大歓迎とのこと。いつも定員いっぱいですが、年明けに空きがでるそうですよ、詳しくはお問い合わせを!
主婦トモPlaza
出演いただいたのは、ラジオネーム「レトまま」さん。17才、高2のお姉ちゃんと15才、中3の妹さん、ふたりのママさんです。
◆お姉ちゃんが反抗期のころ、初めてなこともあって、つい自分も対抗してしまい、つかみ合いの喧嘩になりかけて、パパがあわてて仲裁に、なんてこともあったそう(^-^;
◆お姉ちゃんが大好きで、同じ高校を目指して受験勉強中の妹さん。合格をお祈りします!
リンク先、よかったらアクセスください。
ではでは、みなさまどうぞ良いお年を!
お届けしたナンバーは、
『時の過ぎゆくままに』
『危険なふたり』
『追憶』
『許されない愛』
『勝手にしやがれ』
『LOVE (抱きしめたい)』
の6曲でした。
先週、ニューミュージックが台頭してくるなか、ジュリーは「歌謡曲」陣営の最後の牙城のような位置にあった、と言いました。
セールスの面で言えば間違いなくそうだったと思うんですが、その一方で、サウンド的にはいわゆる「歌謡界」とは一線を画すシンガーだったとも言えます。
それは、70年代後半以降とくに顕著になるのですが、ロックのフレーバーをもっていること、でした。
このころの沢田さんのバックではいつも「井上堯之バンド」が演奏していましたが、これは一人の歌手専属としては日本で初めての、ロックバンドスタイルのバンド。
沢田さん自身、ストーンズが大好きだそうで、与えられた楽曲にロックの色や匂いをつけていったのはごく自然なことだったのかもしれません。
その後80年代前半にかけて、独自の道をつき進んだ沢田研二さん。ロックと歌謡曲をつなぐような存在となって、「歌謡ロック」というものを日本に根づかせたのだ、とも言えると思います。影響をうけたミュージシャン、多いんじゃないでしょうか。
そして、大晦日といえば、NHK紅白歌合戦。
ジュリーが初出場のとき歌ったナンバーが『許されない愛』。
そして、1978年、紅組の山口百恵さんとともに、当時きわめて異例の、演歌歌手以外でトリを務めたのが『LOVE (抱きしめたい)』でした。(大トリ、という意味では史上初と言えるかも)
還暦をこえてなお意気盛ん、来年はザ・ワイルド・ワンズと組んで『Julie With The Wild Ones』というユニットを結成、「ロック色を強めに出す。若々しい音楽を世界に広めていきたい」という沢田研二さん。
活躍が楽しみですね(^-^)
さあ2009年、いよいよエンディングです。
今年は元日もオンエア担当日、そして大晦日も、と、一年間お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、そしてこのブログ日記をご覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
どうか実り多い、素敵な一年になりますよう、心からお祈りいたします。
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ぶん屋さんのブログ
◆今年を漢字一文字であらわすなら「耐」だった、というぶん屋さん。年明けそうそう、右ひざの再手術もありましたねえ。そのあとのリハビリや、海へ復帰できたと思いきや、また・・・なんてこともありました。
◆今年を振り返りつつ、最新の話題は、トイレをリフォームしたこと。工事のため近くのホテルに一泊したぶん屋さん、夜はホテルから街に繰り出してまたホテルに帰る、ちょっとした旅行気分で、浜松の街も変わって見えたそう。いいですねえこういうのも。
◆最新式のトイレの快適さもたっぷりうかがいました。お手洗いを奇麗にするのは縁起がいいですものね、来年はきっと運が開けるかもです(^-^)b
◆元旦から大晦日まで、毎回楽しいお話をしてくださいまいした。来年も楽しみです(^-^)
◎Fun of Life
浜松市天文台・石塚さんに、年明けの催しをご案内いただきました。
◆毎週土曜日の午後6時30分〜午後8時30分に、天文台を開放しておこなわれる観望会。9日は午後11時まで延長して開催されます。この日はちょうど月明かりがありません。暗めの天体、星雲や星団などがきっときれいでしょうねえ。
◆16日と23日の観望会は、「すばる、オリオン星雲を見よう」がテーマ、そして、30日と2月6日は接近している「火星を見よう」。天文台の望遠鏡なら、オリオン星雲になかで星の赤ちゃんがうまれている場所『トラペジウム』や、火星の極冠(ドライアイスでできている白い部分)もよく見えるそうですよ(^-^)b
なお、いずれも天候不順の場合は中止となりますのでご了承ください。
◎この人に注目!
神沢おくない継承同好会・事務局長の石野重利さんにお話をうかがいました。
◆浜松市天竜区神沢地区の伝統芸能である「神沢おくない」。その歴史は300年とも500年とも言われ、五穀豊穣や子孫繁栄を願ってお正月におこなわれてきたものです。
◆山間部の人工減少もあって昭和30年代に途絶えてしまいましたが、その後、地元の中学校で教育の一環として一部が受け継がれてきました。その指導にあたっているのが神沢おくない継承同好会のみなさんです。
◆また、子どものころに見たおくないで使われていた「面」がずっと気になってきたという石野さん、50才ごろから面打ちの勉強をはじめて、10年に歳月をかけて12の面すべてを手作りで復活させたそうです。
◆現在は「同好会」として手弁当での活動ですが、神沢おくないの価値が認められて「保存会」としての活動ができるように早くなってくれたら・・・。そして、いつの日か無形文化財に指定される日を楽しみに活動しています、と石野さん。願いの実現を祈ってやみません。
◆今年の1月、中学生たちによって約50年ぶりに上演された「神沢おくない」。来年も1月5日に西神沢おくない堂(天竜区神沢老人憩の家)で上演されるそうですよ!
◎Brush Up Life
クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に「トマト鍋」を教えていただきました。この冬話題のお鍋ですねえ。
◆カレー粉で下味をつけて白ワインで蒸し焼きにした鶏むね肉、ホールトマトにはお味噌を少々。隠し味が効いて、豊かな味わいのお鍋、身も心もあったまりますね〜(^-^)b
◆クッキングスタジオチャコさんでは、初心者さんから料理学校講師や食育インストラクターを目指して本格的に学びたいかたまで大歓迎とのこと。いつも定員いっぱいですが、年明けに空きがでるそうですよ、詳しくはお問い合わせを!
主婦トモPlaza
出演いただいたのは、ラジオネーム「レトまま」さん。17才、高2のお姉ちゃんと15才、中3の妹さん、ふたりのママさんです。
◆お姉ちゃんが反抗期のころ、初めてなこともあって、つい自分も対抗してしまい、つかみ合いの喧嘩になりかけて、パパがあわてて仲裁に、なんてこともあったそう(^-^;
◆お姉ちゃんが大好きで、同じ高校を目指して受験勉強中の妹さん。合格をお祈りします!
リンク先、よかったらアクセスください。
ではでは、みなさまどうぞ良いお年を!
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 16:45│Comments(0)
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