2010年01月11日

夜空の大河

成人の日を含んだ連休、街はさぞ華やかだったことでしょうねえ(^-^)

さて明日は火曜日。FM Haro! レディオエイチ、12時台さいしょのコーナー「とむさん星空ノート」。
今週は、夜空を流れる雄大な大河、エリダヌス座のお話です。

「エリダヌス」というのはちょっと聞き慣れない名前ですよね。
これは、「エリダヌス川」という川を現したものなんです。うねうねと蛇行するように星がつながっているのを川に見立てたもの。
エリダヌス川は、ギリシャ神話に登場する想像上の川ですが、このほかエジプトではナイル、バビロンではユーフラテスというように、世界各地で近くにある大河の名をとってこのあたりを呼んでいたようです。

この川は、オリオン座のすぐ横から流れ始めています。
目立って明るい星はありませんが、3〜4等星の、同じぐらいの明るさの星が連なっていて、暗いところなら比較的たどりやすい星座です。
明るい場所でも、よくみると、星がつながっている、というのはわかるかもです。

暗い空で流れをたどってみると、なるほど川だなあ、という感じがするんですよ。
いつものようにアニメーション画像をつくりました。よかったらご覧ください。
夜空の大河

ただ・・・日本の大部分では、この川の流れ、すべてを見ることができません。あともうすこし、というところで地平線に隠れてしまうんです。
この流れの終点に明るい1等星がありまして、アケルナルという名前がついています。「河の果て」という意味で、まさしく流れの終点なんですね。

アケルナルは全天で8〜9番目くらいの非常に明るい星ですが、日本では沖縄くらいまで南にいってようやく見えてくる程度です。
南半球にいけばとっても目立つそうで、ぜひいちど見てみたい星のひとつなんですよねえ。

このほかオンエアでは、この星座にある太陽によく似た星についてや、星座にまつわる物語についてお話しします。
お聴きいただけたら嬉しいです。

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Posted by とむさん at 20:44│Comments(0)とむさん星空ノート
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