2010年04月19日

天翔けるライオン

ようやく春らしくなってきましたねえ。
ただ油断は禁物、季節の変わりめは体調崩しがちだったりしますです。気をつけていきましょうね。

さて明日は火曜日、ラジオの日。
FMハロー Radio H、火曜日の12時台さいしょのコーナー「とむさん星空ノート」。
今週は、春の夜空の目印になる春の大曲線と春の大三角、そして、雄大に天を翔けるライオン=しし座についてお話します。

まずは春の大曲線。これを見ると、ああ、春だなあ!っていつも思います。
最初に見つけるのは北斗七星。今の時期、夜の9時ごろですと、北東の空高い所に浮かんでいます。
北斗七星がわかったら、その「ひしゃくの柄」のカーブをそのまま延長していきます。
そうすると東の空に明るい星があって、これがうしかい座の一等星「アークトゥルス」。
さらにカーブを大きく延ばしていきますと、こんどは南東の空に、純白に光る明るい星が。
これがおとめ座の一等星、「スピカ」。

この、北斗七星からアークトゥルスを経由してスピカまで、大きく弧をえがくカーブを「春の大曲線」といいます。アークトゥルスもスピカもとても明るい星ですから、市街地の空でも見つけることができますよ。
ポイントは、北東の空から南東の空にかけて、大きくぐる〜っと見渡すこと、です。

そして、アークトゥルスとスピカを結んだ直線を底辺とした大きな三角形が「春の大三角」。
頂点となる「デネボラ」は二等星ではありますがけっこう明るい星ですから、市街地でも見分けられると思います。
こんな感じです。
天翔けるライオン

「デネボラ」は「獅子の尾」という意味。しし座の星です。
ここから向かって左に視線を移したあたりに、「クエスチョンマークを裏返し」にしたような形に星が並んでいて、これが「ししの大鎌」。
とっても印象に残る形ですから、いちど覚えておけば、しし座はすぐ見つけられるようになりますよ。
天翔けるライオン

オンエアではこのほか、しし座にまつわる神話についてご紹介します。
お聴きいただけたら嬉しいです(^-^)

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Posted by とむさん at 21:21│Comments(0)とむさん星空ノート
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