2009年01月12日
天かける狼の瞳
さて明日は火曜日、Hなラジオの日です(^_-)b
FM Haro! レディオエイチ、12時台さいしょのコーナー、火曜日は「とむさん星空ノート」。
今週は、天を駆ける猟犬、おおいぬ座のお話です。
目印は、いつものようにオリオン座です。オリオン座の三つ星。まんなかに三つななめに並んでいる星です。この三つ星を、右上のほうに伸ばしていきますと、おうし座があるんでしたね。
今日はその反対方向、左下に伸ばしていきます。ここに青白く輝いているのがシリウスです。
とにかくこのあたりを見て、他のどの星よりも明るい星があれば、それが間違いなくシリウス。なにしろ全天でもっとも明るい星です。
本当に目立ちますから、いちど見つけておけば、すぐ分かるようになると思います。
ちなみに、シリウスの左上にもうひとつ、シリウスほどではありませんがかなり明るい星があります。これが、こいぬ座のプロキオンという星。こいぬ座についてはまたあらためてご紹介しますが、この、シリウスとプロキオン、そしてオリオンの左上のかどの星、ベテルギウスをつなぐと、ほぼ正三角形に近いかたちなるんです。これを「冬の大三角」といいます。この三角形もきれいですから、よかったら探してみてください。
街中ですと、星座の全体像を見わけるのはちょっと難しいかもしれませんが、星がよく見えるところに行ったら、ぜひ星々をたどってみてください。ちょっとびっくりするほど犬らしく見えるんですよ。
なんだかわんちゃんの表情を思い浮かべてしまうほど、とてもよくかたどられた星座です。
シリウスがなぜこんなにも明るく輝いているかというと、太陽の40倍の光を放っているせいもありますが、シリウスは太陽から6番目に近い恒星なんですね。8.6光年、といいますから、実際には大変な距離ですけれども、宇宙のなかではお隣さんといってもいいくらいなんです。
ちなみに、シリウスは、中国では「天狼星」と呼ばれています。天をかける狼の、するどく輝く瞳ということなんですね。カッコいい名前ですよねえ。
今日も画像を用意しました。よかったらご覧ください。

このほか、オンエアでは、おおいぬ座にまつわる物語をもご紹介していきます。
お聴きいただけたら嬉しいです(^-^)
FM Haro! レディオエイチ、12時台さいしょのコーナー、火曜日は「とむさん星空ノート」。
今週は、天を駆ける猟犬、おおいぬ座のお話です。
目印は、いつものようにオリオン座です。オリオン座の三つ星。まんなかに三つななめに並んでいる星です。この三つ星を、右上のほうに伸ばしていきますと、おうし座があるんでしたね。
今日はその反対方向、左下に伸ばしていきます。ここに青白く輝いているのがシリウスです。
とにかくこのあたりを見て、他のどの星よりも明るい星があれば、それが間違いなくシリウス。なにしろ全天でもっとも明るい星です。
本当に目立ちますから、いちど見つけておけば、すぐ分かるようになると思います。
ちなみに、シリウスの左上にもうひとつ、シリウスほどではありませんがかなり明るい星があります。これが、こいぬ座のプロキオンという星。こいぬ座についてはまたあらためてご紹介しますが、この、シリウスとプロキオン、そしてオリオンの左上のかどの星、ベテルギウスをつなぐと、ほぼ正三角形に近いかたちなるんです。これを「冬の大三角」といいます。この三角形もきれいですから、よかったら探してみてください。
街中ですと、星座の全体像を見わけるのはちょっと難しいかもしれませんが、星がよく見えるところに行ったら、ぜひ星々をたどってみてください。ちょっとびっくりするほど犬らしく見えるんですよ。
なんだかわんちゃんの表情を思い浮かべてしまうほど、とてもよくかたどられた星座です。
シリウスがなぜこんなにも明るく輝いているかというと、太陽の40倍の光を放っているせいもありますが、シリウスは太陽から6番目に近い恒星なんですね。8.6光年、といいますから、実際には大変な距離ですけれども、宇宙のなかではお隣さんといってもいいくらいなんです。
ちなみに、シリウスは、中国では「天狼星」と呼ばれています。天をかける狼の、するどく輝く瞳ということなんですね。カッコいい名前ですよねえ。
今日も画像を用意しました。よかったらご覧ください。

このほか、オンエアでは、おおいぬ座にまつわる物語をもご紹介していきます。
お聴きいただけたら嬉しいです(^-^)
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Posted by とむさん at 22:53│Comments(0)
│とむさん星空ノート