2009年05月13日
居待月
残念ながら昨夜はお月さま、見えませんでしたねえ。
FmHaro! 『Radio H.』火曜日のマイフェーバリット「とむさん星空ノート」。
今週は、月についてのお話でした。
昨年のこの時期にも同じような内容のお話をしたんですが、そのなかで、説明しなおしたかったことがひとつありました。
それは、「上弦の月」と「下弦の月」について。半月を、つるを張った弓に見立てた呼び名ですね。
字面からしても、弓のつるにあたる部分が「上になっているか下になっているか」の違い、というふうに考えがちで、じつは昨年はこのようにお話しました。
ですが、実際には、月の欠ける向きというのは「空のなかの進行方向」にたいして決まっていきます。
つまり、上弦の月であれば、「進行方向が弓」で「後方がつる」になります。

図のように、どちらも西の空にあって沈みかけているときであれば、上弦の月はつるを上に、下弦の月はつるを下にしていて、なるほどこれなら文字通り、なんですが、下弦の月は真夜中にのぼってきて、沈むのは昼ごろです。かなり見えにくい状態ですよね。夜中から明け方にかけてが見えやすいんですが、でもこの状態では「つるが上」になっているんです。
どうもこの上下は向きのことではないようなんです。
そもそも「弦」ということば自体が、「半月そのもの」をあらわしているんですね。"弦月"という言葉もあります(ですからひょっとすると厳密には、上弦の月、というのは重複表現なのかもです)。
でもって。今も一ヶ月を上旬・中旬・下旬とわけますでしょう。これは昔もそうだったようで、上・中・下といったようです。
じつはこれが上弦下弦の由来なんですね、つまり、上旬(7日前後)に見えるのが"上弦"、下旬(22日前後)に見えるのが"下弦"なんです。
ただし、これはあくまで旧暦(太陰暦)での上旬下旬ですよ。
現在のカレンダーは月の運行と関係なくなっています。だからわかりにくくなっちゃってるという面、あるでしょうねえ。旧暦をつねに把握しているのは難しいですものね。
もしくは、満ちていく途上の半月が上弦、欠けていく途上の半月が下弦、と定義することもできるんですが、毎晩月をよく見ていないと。これもなかなか難しいことです。
ただ、このふたつは「のぼってくる時刻」が全然違うんです。
上の図のように上弦の月は昼間のうちにのぼっていて、真夜中に沈みます。逆に、下弦の月は真夜中にのぼってきて、午前中のあいだ空に残り、お昼ごろ沈みます。
ということは、普通に夜見えている半月は、まずたいがい上弦の月。でもって、夜更かしして真夜中すぎに見える半月が下弦の月、と考えてもいいかもしれませんね。
さて今夜は月齢18日、居待月(いまちづき)。
「居」は「座る」という意味で、立って待つには長すぎるので座って待つうちにのぼってくる月、ということです。
今夜はお月さま、きれいに見えるといですね(^^)
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ
◆今回も話題がテンコ盛り(^^)盛り上がったのが、伊勢の国際秘宝館の話題とおいしいものの話題。
◆惜しまれつつも07年3月で閉館となった伊勢国際秘宝館。なんとそのDVD
があるんだとか。興味深い文化的遺産の記録もさることながら、ビジネスのヒントもいっぱい、と。見てみたいなあー
◆なんすか?どういう意味っすか?のプッタネスカは娼婦のパスタ。しらすサブレにセクシーなピンクの柏餅、ヤバいくらいに美味な生チョコクリーム大福、さらには身体がメラメラと燃えあがる美味館ラーメン。ううう、美味しそうすぎるぅ〜(><)
◎Fun of Life
安住工房さんのブログとホームページ
◆磐田青年会議所(JC)の内山さん、伊藤さんをお迎えしてのトークタイム。
◆明るい豊かな町づくりをめざして活動する磐田青年会議所。今回は、青少年育成事業のなかから、「2009年ジュビロ磐田杯わんぱく・市民すもう大会」とと「サマーキャンプ」をご紹介いただきました。
◆すもう大会は上記リンク先をぜひ。サマーキャンプは、8月7日〜9日にかけて、磐田市竜洋海洋公園で開催されます。お問い合わせ先もリンク先からどうぞ!
◆バレエにまつわる音楽をご紹介する「安住コレクション」、今月は『コッペリア』。今日のセレクトは第3幕より『鐘の行進曲』『鐘の祝典曲』。自動人形であるコッペリア、要するにアトム・・って、そりゃそうですけど、どっちかっていうとウランちゃん?(^-^;
◎この人に注目!
浜松を拠点に写真を撮っていらっしゃる内山文さんをスタジオに。
◆20年前のオーストラリア旅行で、何気なく持参したコンパクトカメラで撮影した雄大な自然。これがきっかけとなって、積極的に写真を撮るようになった内山さん。
◆デジカメの登場でネットに作品を公開できるようになり、反響があることに喜びを見いだしていくうち、やがて個展を開くまでに至ったそう。人生ってほんと不思議ですよねえ・・・
◆今回の個展は『BLUE AND GREEN』。ギャラリー阿多古館で5月31日まで開かれています。青で統一した部屋と緑で統一した部屋で構成されているそう。作品を一部拝見しましたが、いずれも魅力的な写真ばかりですよ。
◆ギャラリー阿多古館さんはとっても気持ちのいい素敵な場所です。お昼寝をしていかれるかたもいらっしゃるとか。季節もいいですし、ドライブがてらお出かけ、いかがでしょうか(^-^)b
◆なお、内山さんはちかごろポートレート写真に取り組んでいらっしゃるそう。来館いただいた方、許可をいただけるならぜひポートレートを撮らせてください、とのことですよ。もちろん写真はプレゼントしてくださるそうです(^-^)b
◎Brush Up Life
フリーマガジン「ウィーラ」掛橋さん。
◆今月号の特集は、まず「浜松ターミナルエリア徹底解剖!」。そして「浜名湖とっておきスポット」。どちらも気力的な特集ですね。
◆さらには大人な女性は必見の「夏までにビューティ計画」も!もちろんランチ特集も充実ですぞ(^o^)
◆最新号は今週の金曜、15日に発行です。ラックにお急ぎを!
◎主婦トモPlaza
ご出演いただいたのは、市川和子さん。ご本名で登場していただきました。新一年生の双子の男の子たちのママさんです。
◆二卵性双生児で、性格は正反対というふたり。お互いを補いあっている、いいコンビのようです(^-^)
◆また、エアロビのインストラクターであり、ご自宅でヨガ教室を開いていらっしゃるという市川さん。ネット上の情報が見つからず残念ですが、素敵な先生ですよ〜。
リンク先、よかったらアクセスください(^_-)b
FmHaro! 『Radio H.』火曜日のマイフェーバリット「とむさん星空ノート」。
今週は、月についてのお話でした。
昨年のこの時期にも同じような内容のお話をしたんですが、そのなかで、説明しなおしたかったことがひとつありました。
それは、「上弦の月」と「下弦の月」について。半月を、つるを張った弓に見立てた呼び名ですね。
字面からしても、弓のつるにあたる部分が「上になっているか下になっているか」の違い、というふうに考えがちで、じつは昨年はこのようにお話しました。
ですが、実際には、月の欠ける向きというのは「空のなかの進行方向」にたいして決まっていきます。
つまり、上弦の月であれば、「進行方向が弓」で「後方がつる」になります。

図のように、どちらも西の空にあって沈みかけているときであれば、上弦の月はつるを上に、下弦の月はつるを下にしていて、なるほどこれなら文字通り、なんですが、下弦の月は真夜中にのぼってきて、沈むのは昼ごろです。かなり見えにくい状態ですよね。夜中から明け方にかけてが見えやすいんですが、でもこの状態では「つるが上」になっているんです。
どうもこの上下は向きのことではないようなんです。
そもそも「弦」ということば自体が、「半月そのもの」をあらわしているんですね。"弦月"という言葉もあります(ですからひょっとすると厳密には、上弦の月、というのは重複表現なのかもです)。
でもって。今も一ヶ月を上旬・中旬・下旬とわけますでしょう。これは昔もそうだったようで、上・中・下といったようです。
じつはこれが上弦下弦の由来なんですね、つまり、上旬(7日前後)に見えるのが"上弦"、下旬(22日前後)に見えるのが"下弦"なんです。
ただし、これはあくまで旧暦(太陰暦)での上旬下旬ですよ。
現在のカレンダーは月の運行と関係なくなっています。だからわかりにくくなっちゃってるという面、あるでしょうねえ。旧暦をつねに把握しているのは難しいですものね。
もしくは、満ちていく途上の半月が上弦、欠けていく途上の半月が下弦、と定義することもできるんですが、毎晩月をよく見ていないと。これもなかなか難しいことです。
ただ、このふたつは「のぼってくる時刻」が全然違うんです。
上の図のように上弦の月は昼間のうちにのぼっていて、真夜中に沈みます。逆に、下弦の月は真夜中にのぼってきて、午前中のあいだ空に残り、お昼ごろ沈みます。
ということは、普通に夜見えている半月は、まずたいがい上弦の月。でもって、夜更かしして真夜中すぎに見える半月が下弦の月、と考えてもいいかもしれませんね。
さて今夜は月齢18日、居待月(いまちづき)。
「居」は「座る」という意味で、立って待つには長すぎるので座って待つうちにのぼってくる月、ということです。
今夜はお月さま、きれいに見えるといですね(^^)
ではいつものように、番組内でご紹介した情報へのリンク先です。
◎遊びの達人
ダンディ☆和田さんのブログ
◆今回も話題がテンコ盛り(^^)盛り上がったのが、伊勢の国際秘宝館の話題とおいしいものの話題。
◆惜しまれつつも07年3月で閉館となった伊勢国際秘宝館。なんとそのDVD
◆なんすか?どういう意味っすか?のプッタネスカは娼婦のパスタ。しらすサブレにセクシーなピンクの柏餅、ヤバいくらいに美味な生チョコクリーム大福、さらには身体がメラメラと燃えあがる美味館ラーメン。ううう、美味しそうすぎるぅ〜(><)
◎Fun of Life
安住工房さんのブログとホームページ
◆磐田青年会議所(JC)の内山さん、伊藤さんをお迎えしてのトークタイム。
◆明るい豊かな町づくりをめざして活動する磐田青年会議所。今回は、青少年育成事業のなかから、「2009年ジュビロ磐田杯わんぱく・市民すもう大会」とと「サマーキャンプ」をご紹介いただきました。
◆すもう大会は上記リンク先をぜひ。サマーキャンプは、8月7日〜9日にかけて、磐田市竜洋海洋公園で開催されます。お問い合わせ先もリンク先からどうぞ!
◆バレエにまつわる音楽をご紹介する「安住コレクション」、今月は『コッペリア』。今日のセレクトは第3幕より『鐘の行進曲』『鐘の祝典曲』。自動人形であるコッペリア、要するにアトム・・って、そりゃそうですけど、どっちかっていうとウランちゃん?(^-^;
◎この人に注目!
浜松を拠点に写真を撮っていらっしゃる内山文さんをスタジオに。
◆20年前のオーストラリア旅行で、何気なく持参したコンパクトカメラで撮影した雄大な自然。これがきっかけとなって、積極的に写真を撮るようになった内山さん。
◆デジカメの登場でネットに作品を公開できるようになり、反響があることに喜びを見いだしていくうち、やがて個展を開くまでに至ったそう。人生ってほんと不思議ですよねえ・・・
◆今回の個展は『BLUE AND GREEN』。ギャラリー阿多古館で5月31日まで開かれています。青で統一した部屋と緑で統一した部屋で構成されているそう。作品を一部拝見しましたが、いずれも魅力的な写真ばかりですよ。
◆ギャラリー阿多古館さんはとっても気持ちのいい素敵な場所です。お昼寝をしていかれるかたもいらっしゃるとか。季節もいいですし、ドライブがてらお出かけ、いかがでしょうか(^-^)b
◆なお、内山さんはちかごろポートレート写真に取り組んでいらっしゃるそう。来館いただいた方、許可をいただけるならぜひポートレートを撮らせてください、とのことですよ。もちろん写真はプレゼントしてくださるそうです(^-^)b
◎Brush Up Life
フリーマガジン「ウィーラ」掛橋さん。
◆今月号の特集は、まず「浜松ターミナルエリア徹底解剖!」。そして「浜名湖とっておきスポット」。どちらも気力的な特集ですね。
◆さらには大人な女性は必見の「夏までにビューティ計画」も!もちろんランチ特集も充実ですぞ(^o^)
◆最新号は今週の金曜、15日に発行です。ラックにお急ぎを!
◎主婦トモPlaza
ご出演いただいたのは、市川和子さん。ご本名で登場していただきました。新一年生の双子の男の子たちのママさんです。
◆二卵性双生児で、性格は正反対というふたり。お互いを補いあっている、いいコンビのようです(^-^)
◆また、エアロビのインストラクターであり、ご自宅でヨガ教室を開いていらっしゃるという市川さん。ネット上の情報が見つからず残念ですが、素敵な先生ですよ〜。
リンク先、よかったらアクセスください(^_-)b
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 11:24│Comments(2)
│とむさん星空ノート
この記事へのコメント
ギャラリー阿多古館さんにはまだ行ってないので、行ってみたいと思いました。
Posted by シロ at 2009年05月13日 13:15
はい、本当に素敵なところですよ〜
ぜひ!です(^-^)b
ぜひ!です(^-^)b
Posted by とむさん
at 2009年05月13日 22:06

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