2007年04月05日

書写山の社僧正

さてわたくし近ごろ、早口言葉に凝っているのであります。
今日のタイトルはそのひとつ。

「書写山の社僧正(しょしゃざんのしゃそうじょう)」

どうですか?ぜひ発音してみてださい。結構むつかしいです(^_-)b

これ、わたしは今まで知らなかったんだけれど、短くまとまっていてかつ難易度の高い、いい早口言葉だなあと思ったら、じつは昔から有名なものなんだそうな。

ちなみに、書写山っていうのは姫路にある"書写山円教寺"というお寺で、ここは「ラストサムライ」のロケ地にもなっているそうです。検索してたら"書写山ロープウェイ"なんてのもあるんですね。

社僧正については、「社僧」は神社にいるお坊さんのことで、「僧正」はお坊さんの位ですね。ただし、このふたつがくっついて「社僧正」という単語はどうも実際にはないらしく、早口言葉のための造語なのかもしれません。

昔から、と書きましたが、この言葉、享保3年(1718年)といいますから300年近く前ですね、この年に二代目市川団十郎が初演した、歌舞伎「外郎売り(ういろううり)」の中のセリフなんです。
外郎というのはノドの薬のことで、主人公が、この売人に化けて仇敵に近づくという筋だそうな。

ということは。
この言葉には前と続きがあるんですね、じつは、もっと長いせりふの一部なんです。ちなみにこのあとどう続くかというと・・・

「書写山の社僧正、粉米の生がみ、粉米の生がみ、こん粉米の小生がみ・・・」
(しょしゃざんのしゃそうじょう、こごめのなまがみ、こごめのなまがみ、こんこごめのこなまがみ・・・)

うああああ。舌があっ(>o<;)

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Posted by とむさん at 12:07│Comments(4)思うこと
この記事へのコメント
「拙者親方と申すが、お立会いの内にご存知のお方もござりましょうが・・・」
で始まり、「滑舌(あーてぃぎれーしょん)」練習用に用いられますねー

僕もその昔、散々練習させられました(T_T)
(東京アナウンス学院卒)

「菊、栗、菊、栗、三菊、栗・・・」

あいたっ!・・・今は無理・・・
Posted by COACH@ありゃ~ at 2007年04月05日 16:45
そうそう、それです。 COACHさんアナウンス学校を出てらしたんですか、すごい!

菊栗菊栗三菊栗、あわせて菊栗六菊栗
(きくくりきくくりみきくくり、あわせてきくくりむきくくり)
ってやつですね・・・・あいたっ!^^;
Posted by とむさん at 2007年04月05日 18:03
舌ったらずの私には生麦生米生卵が精一杯でございます
Posted by のっこ at 2007年04月05日 23:10
とんでもない、生麦・・・も難易度高いですよお。

うちに遊びにきた人と一緒に早口言葉あそびをやっていて気づいたんですが、人によって得手不得手があるみたいなんですよね。
サ行やカ行(上にあげた書写山・・とか菊栗・・とかですね)が苦手なひともいれば、ナ行が苦手なひともいる(たとえば「引き抜きにくい釘」が「ひき肉憎い釘」になっちゃうとか・・・(^^)

奥が深いなあ、と思いましたです。
Posted by とむさん at 2007年04月06日 00:54
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書写山の社僧正
    コメント(4)