2015年08月27日
季節の音とラジオ
さて、日中はまだまだ暑さが続いていますが、朝晩は少しずつしのぎやすくなってきましたねえ。
そして、気温だけではなくて、「周囲から聞こえてくる音」も、次第に秋めいてきています。
たとえば日中は、賑やかなクマゼミやアブラゼミなどから、夏の終わりを感じさせるツクツクボウシへ。
そして、暗くなってからは、そこかしこから聞こえてくる虫の声。
これは有名な話ですが、虫の音色を楽しむという文化は世界的なものではなく、アジアに特有のもの、特に中国や日本に限定的と言ってもよいほど、といわれているそうです。
その歴史はたいへん古く、たとえば中国ではおよそ1200年以上前の唐の時代、日本でもほぼ同じくらいの平安時代には、虫の鳴き声を楽しむという感覚があったようです。
先日、風鈴の音が日本人にとっては体温を下げる効果があるという実験結果に関する話題をお届けしました。
この、虫の声も、もしかしたら同じような効果があるんじゃないかと思ってしまうくらい、涼しくなったような気がしますよね。
しかし、ひとくちに「虫の声」といってもじつに多彩です。
夜、テレビなどをぜんぶオフにして、家の中を静かにして耳を澄ましてみると、何種類もの声が混じっているのがわかります。たとえば昨夜、ぼくの部屋からでも、4〜5種類の鳴き声が聞こえていました。
季節が進んでいくにつれで、もっと増えてくるんじゃないかと楽しみにしていんですが、でもアレですね、せっかくなら、今聞こえているのがなんという虫の声なのかがわかったら、より楽しめそうですよね。
今はインターネットという便利なものがありまして、探してみると音声ファイル付きで図鑑のようになっているサイトがいくつかあります。
これ、実はずいぶん以前も、覚えようとトライしかけて結局挫折しちゃっことがあるんですが、この秋こそは、聞こえてくる全てとまではいかなくとも、ある程度聞き分けられるようになれたらいいな、なんて思っているところです。
都市化が進んでいる現代でも、こうした鳴く虫達は、なかなか力強く生き抜いているそうで、ビル街やマンション街などでもけっこう聞こえるものなんだそうです。
あるいは、近くにちょっとした公園があれば、きっとたくさん鳴いていますから、夕涼みがてら虫の声を聞きにいってみるのもおすすめです。
じっくり耳を傾けていると、ずっと同じペースで鳴いている声もあれば強弱のある声、あるいはソロパートのように時々入ってくる声などもあって、虫たちの声はなかなかに複雑なハーモニーになっています。
暑い昼間をすごした後は、虫たちのハーモニーに秋を感じる。
夏がいってしまうのはちょっとさびしいけれど、こんなふうに「季節の音」を楽しんでいくのもいいかもですね。
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と、そんな話題からスタートした2015年8月27日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
浜松を拠点に活動中のミュージシャン・キモトシゲルさんをスタジオに。
*13歳の時にギターを買ってもらったのに2週間でやめてしまい野球に熱中。その後15歳で再びギターを手にして本格的に練習を始めたというキモトさん。ずっとギタリストとして活動していて、ボーカルを始めたのは23歳のころだそう。わたくし何を隠そうキモトさんとはずいぶん以前からの音楽仲間なのですが、この話、はじめて聞きました(^_^;)
*長年バンドで活動されてきたキモトさんですが、「もっとうまくなりたい!」との思いから、3年前からソロでの弾き語り活動を開始。Looper(リアルタイム録音再生)やボーカルマシンを駆使し、まるで多重録音のように、一人で複数のパートをこなしつつ演奏するというユニークなスタイルで、月に2〜3本のライプというペースで精力的に活動中です。
*今回ご案内いただいたのは、直近に予定されているライブイベント4種。
◎明日 8/28(金)…20:00から、中区田町メリーユーにて、アコースティックライブ「うたいびと」に参加。毎月第4金曜日に開催されている定期イベント。フリーエントリーなので毎回多彩なアコースティック系のアーチストが登場します。
◎今週末 8/30(日)…13:00から、豊橋AVANTIで「児童支援ミュージシャン集団」MICAN さん主宰のチャリティーライブに参加。児童支援のために募金活動も行います。今回は18組のアーチストが出演します。
◎来月 9/12(土)…15:30から20:00まで、中田島砂丘で、「海外浸食災害を考える会」主催の無料ライブが開催されます。8組のアーチストが出演。10:30からは砂丘のゴミ拾いも行ないます。
◎来月 9/13(日)…13:00 から18:00 まで、「セプテンバーコンサート浜松 in Void」を、中区田町Voidで開催。世界の平和を願って毎年9月に世界中で行われている入場無料のライブです。10組の素晴らしいアーチストが出演します。
*また、地元のミュージシャンを紹介するUstream番組「うたよるTV」を配信中。地元でしか聴けない素晴らしい歌を、ふだんなかなかライブに足を運べないみなさんを含め、できるだけたくさんの人に届けたい。そんな思いからスタートした企画です。ネット環境さえあればライブが楽しめます。リンク先からは過去のアーカイブもご覧いただけますよ。
*そしてバンドスタイルでは、オリジナルPOP・ROCKバンド「Story」による毎年恒例の「冬至ライブ」が、今年も12月下旬に開催されます。23年前の結成当初から曲によってメンバーが変わるというユニークな構成のバンドで、メンバーは浜松のアマチュア音楽シーンの重鎮たち。実はわたくしも出演いたします。詳細はいずれご案内しますね!
*キモトさんのオフィシャルサイト「Evergreen Record」でさまざまな情報がゲットできます。ライブ演奏の予定やうたよるTVの配信予定は「Scheduleページ」をチェック!
◎Happiness Style◎
浜松調理菓子専門学校・河合義則生に「冬瓜と春雨のスープ」を教えていだたきました。
*まだまだづつく残暑。夏のダメージを回復して秋に向けて体調を整えてくれる薬膳スープです。体を沈静化してくれ、滋養強壮に役立つ食材たちで「夏の邪」を払い、気持よく秋を迎えましょう。
*「薬膳料理」と聞くと、なんとなく敷居が高く感じてしまいがちですが、食材も作り方もとっても簡単なんです。身近な食材の効能を活かしたレシピ、ぜひお試しください。
*浜調さんではオープンキャンパス(体験入学)を展開中。9月は5日 (土)と12日 (土)、二回の開催です。詳しくは公式サイトをご覧ください!
*また、毎回大好評、年間最大のイベント「食友祭」が9月20日に開催。10:00~14:00、入場は無料です。レストランやカフェのほか、イベント盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。
◎幸せに近づく六か月!◎

独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。
*今回のテーマは「緊張しすぎて、うまくいきません」。恋愛なら、初対面の人と話す時や初デートの時。仕事なら、初めてのことをする時や失敗が許されないことをする時。スポーツなら試合や大会、その他にもスピーチやプレゼンなど人前で話す時、苦手な人と話す時など、どうしても緊張してしまうシーン、ありますよね。
*緊張の理由は大きく二つ考えられます。まず「経験、準備が不足しているため」。初めてのことをする時、慣れていないことをする時、不安になって緊張してしまいます。これを回避するには、なによりも徹底した準備が必要です。また、事前に練習ができるのであれば積極的に行いましょう。イメージトレーニングもきわめて有効ですよ。
*もうひとつの理由は「自分を良く見せようとし過ぎているため」。相手に良く思われたい、他人から評価されたい、失敗したと思われたくない…。恋愛でも仕事でも、自分を実力以上に見せようとすると無理が生じ、それが緊張につながります。回避するには、視点を変えること。「良く見せよう」ではなくて「楽しんでもらおう」と考えます。「相手のために」と考えればそこに緊張はありません。
*また、「誰でも緊張すること」を知るのも大切。そう、緊張するのはあなただけではないんです。例えば、大勢の前で順番にスピーチをするとき、その場にいる全員が緊張しています。また、初デートであれば、相手も緊張しているんです。みんなも、相手も緊張している、そう思うことで楽になります。
*適度に緊張することは決して悪いことではありません(でなかったらグダグダになっちゃいますもの)。「緊張し過ぎてしまう」ことが問題なんですね。今日のまとめ【誰でも緊張する】【経験不足を補う】【自分視点から相手視点に変える】をぜひ活かして、適度な緊張をもってことに臨めるようになっていきましょう!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週末の日曜日が満月、そこで今週は、月の表面の模様についてのお話でした。
「月にはウサギがいてお餅をついている」と、おそらく皆さん、小さい頃からご存じのお話だと思いますが、じつは外国に行くと、必ずしもそうではありません。
たとえば中国では古くから「月には巨大なヒキガエルがいる」と言われています。
国や地域によって、あの模様はさまざまな見かたをされているんですね。
そして、これも重要なんですが、あの模様が何に見えるかは、見る時間帯も関係しているんです。
満月の場合、まず夕方の東の地平から、ウサギは頭を上に、顔を右に向けた状態で昇ってきます。
これが真夜中、南の空高いところにくると、ウサギは頭が右にあって顔が下向き、つまり横倒しになっています。
そして明け方、西に傾くころになると、昇ってきた時の反対、頭を下にして、つまりさかさまの格好になって沈んでいきます。
つまり、地球上から見る月の模様は、ひと晩かけてほぼ180度回転するんです。
なのでじつは、満月を見て、うさぎが餅をついているみたいだ、と思えるのは、夕方東からのぼってきてからしばらくの間だけなんですね。
夜中ちかくになると、かなり見え方が変わってきて、ぱっと見、ウサギには見えにくくなってくるんです。
というわけで、今回は、時間帯によって、また、国や地域によって、月の模様が何に見立てられているか、をお話しました。
できれば本物の月を見ながらお話したかったところではありますが、説明用に特設サイトを作りましたので、よかったらアクセスしてみてください。

「月の模様」特設サイト
昔、「アポロ計画」というものがあって、人類が月に降り立ったことがある、ということ、最近ではすっかり影が薄くなってしまっているような気がします。
1969年7月、アポロ11号は月面の「静かの海」に着陸、人類はついに月に足跡を残しました。
静かの海という場所は、ちょうどウサギの顔のあたりになるんですよ。
人類はあそこまで行ったんだなあ、なんてしみじみ思います。
そんなこともあわせて思い浮かべながら…
いかがでしょう、晴れた夜には、月を見上げてみませんか。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
そして、気温だけではなくて、「周囲から聞こえてくる音」も、次第に秋めいてきています。
たとえば日中は、賑やかなクマゼミやアブラゼミなどから、夏の終わりを感じさせるツクツクボウシへ。
そして、暗くなってからは、そこかしこから聞こえてくる虫の声。
これは有名な話ですが、虫の音色を楽しむという文化は世界的なものではなく、アジアに特有のもの、特に中国や日本に限定的と言ってもよいほど、といわれているそうです。
その歴史はたいへん古く、たとえば中国ではおよそ1200年以上前の唐の時代、日本でもほぼ同じくらいの平安時代には、虫の鳴き声を楽しむという感覚があったようです。
先日、風鈴の音が日本人にとっては体温を下げる効果があるという実験結果に関する話題をお届けしました。
この、虫の声も、もしかしたら同じような効果があるんじゃないかと思ってしまうくらい、涼しくなったような気がしますよね。
しかし、ひとくちに「虫の声」といってもじつに多彩です。
夜、テレビなどをぜんぶオフにして、家の中を静かにして耳を澄ましてみると、何種類もの声が混じっているのがわかります。たとえば昨夜、ぼくの部屋からでも、4〜5種類の鳴き声が聞こえていました。
季節が進んでいくにつれで、もっと増えてくるんじゃないかと楽しみにしていんですが、でもアレですね、せっかくなら、今聞こえているのがなんという虫の声なのかがわかったら、より楽しめそうですよね。
今はインターネットという便利なものがありまして、探してみると音声ファイル付きで図鑑のようになっているサイトがいくつかあります。
これ、実はずいぶん以前も、覚えようとトライしかけて結局挫折しちゃっことがあるんですが、この秋こそは、聞こえてくる全てとまではいかなくとも、ある程度聞き分けられるようになれたらいいな、なんて思っているところです。
都市化が進んでいる現代でも、こうした鳴く虫達は、なかなか力強く生き抜いているそうで、ビル街やマンション街などでもけっこう聞こえるものなんだそうです。
あるいは、近くにちょっとした公園があれば、きっとたくさん鳴いていますから、夕涼みがてら虫の声を聞きにいってみるのもおすすめです。
じっくり耳を傾けていると、ずっと同じペースで鳴いている声もあれば強弱のある声、あるいはソロパートのように時々入ってくる声などもあって、虫たちの声はなかなかに複雑なハーモニーになっています。
暑い昼間をすごした後は、虫たちのハーモニーに秋を感じる。
夏がいってしまうのはちょっとさびしいけれど、こんなふうに「季節の音」を楽しんでいくのもいいかもですね。
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と、そんな話題からスタートした2015年8月27日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
浜松を拠点に活動中のミュージシャン・キモトシゲルさんをスタジオに。
*13歳の時にギターを買ってもらったのに2週間でやめてしまい野球に熱中。その後15歳で再びギターを手にして本格的に練習を始めたというキモトさん。ずっとギタリストとして活動していて、ボーカルを始めたのは23歳のころだそう。わたくし何を隠そうキモトさんとはずいぶん以前からの音楽仲間なのですが、この話、はじめて聞きました(^_^;)
*長年バンドで活動されてきたキモトさんですが、「もっとうまくなりたい!」との思いから、3年前からソロでの弾き語り活動を開始。Looper(リアルタイム録音再生)やボーカルマシンを駆使し、まるで多重録音のように、一人で複数のパートをこなしつつ演奏するというユニークなスタイルで、月に2〜3本のライプというペースで精力的に活動中です。
*今回ご案内いただいたのは、直近に予定されているライブイベント4種。
◎明日 8/28(金)…20:00から、中区田町メリーユーにて、アコースティックライブ「うたいびと」に参加。毎月第4金曜日に開催されている定期イベント。フリーエントリーなので毎回多彩なアコースティック系のアーチストが登場します。
◎今週末 8/30(日)…13:00から、豊橋AVANTIで「児童支援ミュージシャン集団」MICAN さん主宰のチャリティーライブに参加。児童支援のために募金活動も行います。今回は18組のアーチストが出演します。
◎来月 9/12(土)…15:30から20:00まで、中田島砂丘で、「海外浸食災害を考える会」主催の無料ライブが開催されます。8組のアーチストが出演。10:30からは砂丘のゴミ拾いも行ないます。
◎来月 9/13(日)…13:00 から18:00 まで、「セプテンバーコンサート浜松 in Void」を、中区田町Voidで開催。世界の平和を願って毎年9月に世界中で行われている入場無料のライブです。10組の素晴らしいアーチストが出演します。
*また、地元のミュージシャンを紹介するUstream番組「うたよるTV」を配信中。地元でしか聴けない素晴らしい歌を、ふだんなかなかライブに足を運べないみなさんを含め、できるだけたくさんの人に届けたい。そんな思いからスタートした企画です。ネット環境さえあればライブが楽しめます。リンク先からは過去のアーカイブもご覧いただけますよ。
*そしてバンドスタイルでは、オリジナルPOP・ROCKバンド「Story」による毎年恒例の「冬至ライブ」が、今年も12月下旬に開催されます。23年前の結成当初から曲によってメンバーが変わるというユニークな構成のバンドで、メンバーは浜松のアマチュア音楽シーンの重鎮たち。実はわたくしも出演いたします。詳細はいずれご案内しますね!
*キモトさんのオフィシャルサイト「Evergreen Record」でさまざまな情報がゲットできます。ライブ演奏の予定やうたよるTVの配信予定は「Scheduleページ」をチェック!
◎Happiness Style◎
浜松調理菓子専門学校・河合義則生に「冬瓜と春雨のスープ」を教えていだたきました。
*まだまだづつく残暑。夏のダメージを回復して秋に向けて体調を整えてくれる薬膳スープです。体を沈静化してくれ、滋養強壮に役立つ食材たちで「夏の邪」を払い、気持よく秋を迎えましょう。
*「薬膳料理」と聞くと、なんとなく敷居が高く感じてしまいがちですが、食材も作り方もとっても簡単なんです。身近な食材の効能を活かしたレシピ、ぜひお試しください。
*浜調さんではオープンキャンパス(体験入学)を展開中。9月は5日 (土)と12日 (土)、二回の開催です。詳しくは公式サイトをご覧ください!
*また、毎回大好評、年間最大のイベント「食友祭」が9月20日に開催。10:00~14:00、入場は無料です。レストランやカフェのほか、イベント盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。
◎幸せに近づく六か月!◎

独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。
*今回のテーマは「緊張しすぎて、うまくいきません」。恋愛なら、初対面の人と話す時や初デートの時。仕事なら、初めてのことをする時や失敗が許されないことをする時。スポーツなら試合や大会、その他にもスピーチやプレゼンなど人前で話す時、苦手な人と話す時など、どうしても緊張してしまうシーン、ありますよね。
*緊張の理由は大きく二つ考えられます。まず「経験、準備が不足しているため」。初めてのことをする時、慣れていないことをする時、不安になって緊張してしまいます。これを回避するには、なによりも徹底した準備が必要です。また、事前に練習ができるのであれば積極的に行いましょう。イメージトレーニングもきわめて有効ですよ。
*もうひとつの理由は「自分を良く見せようとし過ぎているため」。相手に良く思われたい、他人から評価されたい、失敗したと思われたくない…。恋愛でも仕事でも、自分を実力以上に見せようとすると無理が生じ、それが緊張につながります。回避するには、視点を変えること。「良く見せよう」ではなくて「楽しんでもらおう」と考えます。「相手のために」と考えればそこに緊張はありません。
*また、「誰でも緊張すること」を知るのも大切。そう、緊張するのはあなただけではないんです。例えば、大勢の前で順番にスピーチをするとき、その場にいる全員が緊張しています。また、初デートであれば、相手も緊張しているんです。みんなも、相手も緊張している、そう思うことで楽になります。
*適度に緊張することは決して悪いことではありません(でなかったらグダグダになっちゃいますもの)。「緊張し過ぎてしまう」ことが問題なんですね。今日のまとめ【誰でも緊張する】【経験不足を補う】【自分視点から相手視点に変える】をぜひ活かして、適度な緊張をもってことに臨めるようになっていきましょう!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週末の日曜日が満月、そこで今週は、月の表面の模様についてのお話でした。
「月にはウサギがいてお餅をついている」と、おそらく皆さん、小さい頃からご存じのお話だと思いますが、じつは外国に行くと、必ずしもそうではありません。
たとえば中国では古くから「月には巨大なヒキガエルがいる」と言われています。
国や地域によって、あの模様はさまざまな見かたをされているんですね。
そして、これも重要なんですが、あの模様が何に見えるかは、見る時間帯も関係しているんです。
満月の場合、まず夕方の東の地平から、ウサギは頭を上に、顔を右に向けた状態で昇ってきます。
これが真夜中、南の空高いところにくると、ウサギは頭が右にあって顔が下向き、つまり横倒しになっています。
そして明け方、西に傾くころになると、昇ってきた時の反対、頭を下にして、つまりさかさまの格好になって沈んでいきます。
つまり、地球上から見る月の模様は、ひと晩かけてほぼ180度回転するんです。
なのでじつは、満月を見て、うさぎが餅をついているみたいだ、と思えるのは、夕方東からのぼってきてからしばらくの間だけなんですね。
夜中ちかくになると、かなり見え方が変わってきて、ぱっと見、ウサギには見えにくくなってくるんです。
というわけで、今回は、時間帯によって、また、国や地域によって、月の模様が何に見立てられているか、をお話しました。
できれば本物の月を見ながらお話したかったところではありますが、説明用に特設サイトを作りましたので、よかったらアクセスしてみてください。

「月の模様」特設サイト
昔、「アポロ計画」というものがあって、人類が月に降り立ったことがある、ということ、最近ではすっかり影が薄くなってしまっているような気がします。
1969年7月、アポロ11号は月面の「静かの海」に着陸、人類はついに月に足跡を残しました。
静かの海という場所は、ちょうどウサギの顔のあたりになるんですよ。
人類はあそこまで行ったんだなあ、なんてしみじみ思います。
そんなこともあわせて思い浮かべながら…
いかがでしょう、晴れた夜には、月を見上げてみませんか。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 20:20│Comments(0)
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