2016年06月30日

降りそうで降らないラジオ

ここ2日ばかり、遠州地方は降ったりやんだりのはっきりしないお天気日が続きまして、今日の予報では曇時々雨。
ですがオンエア直前に外を見てきたところ、ザザシティ浜松上空は薄い雲が全体に広がり、青空が一部透けて見えているといった様子の明るい曇り空。
その後次第に晴れてきて午後は日差しも強くなり、結局雨は降らず、かなり暑い一日になりました。

さて、こうなりますと、昨年から統計をとっている「木曜日の番組中に雨が降ったかどうか」の数字が気になるわけでして。
ちょうど今日が6月末、すなわち2016年の折り返し地点でもありますから、ここで中間発表といきましょう。

ちなみに、昨年は年の始めから雨の木曜日が多かったため「雨率」という表現をしておりまして、じっさい3月ごろまでは雨率が4割ぐらいあったんですね。
その後は次第に雨の降らない日が増えていきまして、昨年の6月末の時点では「雨率 2割3分1厘」でした。

今年はおもしろいことにまったく逆で、なんと、はじめて番組中に雨が降ったのが4月の第1週。
年明けから雨が降らない木曜日が続いたため"雨降らない率"という数字で現しておりまして、ですから昨年の6月末時点の数字を"雨降らない率"に直しますと「7割6分9厘」となります。

さてでは今年はというと、今年に入ってここまで、番組中に雨が降ったのは4回。
上半期の"雨降らない率"「8割4分6厘」ということになりました。

というわけで、3月いっぱいまでは「10割」だった"雨降らない率"ですが、さすがにだんだん昨年の数字に近づいてきてはいるんですよね。とはいえ、まだまだ差があるのも確か。
はたしてこの先、昨年の数字にもっと近づいていくのか、それともふたたび離してくるか、予断を許さないところであります。

6月4日ごろ、平年より4日早く、昨年より1日遅く梅雨入りした東海地方。
平年の梅雨明けは7月21日ごろですから、平年並みとして梅雨はあと3週。
このあいだにどのくらい雨の日があるか、まずはここが大きなポイントになりそうですね。数字の変化、楽しみです。

というわけで、今後も統計を取って行きたいと思いますが、あっ!「だからどうした?」は「言わない約束」ですから!そこんとこ、ヨロシクです(^_^;)

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さてさて、そんな話題からスタートした2016年6月30日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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降りそうで降らないラジオ

Today's Smile
NPO法人クリエイティブサポートレッツ スタッフの佐藤 啓太さん、山森 達也さんのお二人、そして、ご案内いただいたイベントで司会を担当される「夏目るな」さんをスタジオに。

障害のある方との関わりを活動の軸とし、2000年に障害を持つお子さんがいるお母さんの集いの場を作ったことから活動が始まった「レッツ」さん。2004年にNPO法人化、2010年に障害福祉サービス事業所「アルス・ノヴァ」を開設、2014年には私設公民館「のヴぁ公民館」を設立するなど、障害の有無にかかわらず様々な方達が交わる場を作ることを目的に活動されています。

「アルス・ノヴァ」では毎日成人の方が20名ほど、特別支援学校を終えて来所する放課後等デイサービスに15名ほどが通所されています。みなさんの毎日は「元気の一言!」だそうで、決まったカリキュラムではなく、個人個人がやりたいことにスタッフが寄り添うことをモットーに、ワイワイ元気に過ごされています。

障害のある方が絵画など表現や作品を通して社会と関わりを持っていくケースはよく拝見しますが、「アルス・ノヴァ」では、生身の本人が様々な場に出ていき関わりを持ち、本人の身体を通して他者に触発することを「仕事」にしていく…つまり、その人のやりたいことや好きなこと、熱意をもって取り組んでいることが、社会における「役割(=シゴト)」として成り立っていく道を探っています。

また就労継続B型の事業として「のヴぁテレビ」というネット配信のお仕事もされています【YouTubeチャンネルはこちらです】。なかでも「週刊のヴぁてれび 」は毎週金曜夜に更新されるインクルーシブ番組。今日のオンエアの様子もスタッフさんが撮影されていましたから、今週更新の放送のなかで紹介される予定ですよ!ぜひご覧ください!

降りそうで降らないラジオそして、この秋行われるイベント「雑多な音楽の祭典スタ☆タン!!」をご案内いただきました。施設の利用者さんに「プラスチックタッパーに石をいれてカチャカチャ鳴らすこと」が幼少期から好きで好きでしかたがない人がいらして、その音を聞くと確かにとてもいい音がする。なんかとっても「わかる」。ここから着想した、誰であろうとそのひとの生活に根ざした音、こだわりをもつ音、好きでしかたがない音など「あらゆる音」を審査対象にする公開オーディションです。

開催日は10月9日(日)、会場は浜松市鴨江アートセンター。対象は上記どおり「あらゆる音」。バンド、宅録したギター、カラオケ、合唱などにとどまらず、走り屋の排気音、腹太鼓、ぼやき、雄叫び、気功、朗読、などなど、もう、なーんでもOK。どんな音が飛び出すか、いわば「生活と共に在る音楽」にあらためてスポットライトを当て、再発見する場になるはずです。

審査員は、日常編集家アサダワタルさん、音楽家の片岡祐介さん、大衆音楽研究をされている輪島裕介さん、そして、バンド「たま」でご活躍された石川浩司さんの4人。各審査員賞(計4組)、グランプリ賞(1組)を決定し、出演者全員に特製てぬぐいをプレゼントします。さらに「選考過程をセッショントークとして公開する」という試みも興味深いですね。司会はスタジオにおいでいただいた「夏目るな」さんです(^o^)!

ただいま参加者を絶賛大募集中です。締切は7月31日(日)。自薦、他薦、プロ、アマ、障害の有無、音楽ジャンル、いっさい不問!「音源」と「写真」そして「その音への思い」と「連絡先」をお送りください。応募用紙は公式サイト・お知らせページからダウンロードできます。Facebookページもぜひどうぞ。
お電話でのお問い合わせは【053-440-3176】までお気軽にお寄せください!

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Happiness Style
クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に『夏バテに負けないレシピ・棒々鶏』を教えていだたきました。

ピリ辛のタレが食欲をそそるバンバンジー。すりごま、砂糖、お酢、醤油、ごま油、ラー油、刻みネギや生姜を混ぜたタレは抜群の美味しさ!(配合はメモしていただけましたか?)さらに今回は、定番のキュウリにくわえてトマト、レタス、さらに茹でナスも添えて、お野菜もたっぷりいただけるヘルシーな一品です。ぜひお試しを!

家庭料理を中心に、手作りパン・ケーキ講座も展開しているチャコ先生の教室。継続して学ぶことで食育インストラクターや料理教員の資格を得ることができます。大人気でいつも満員ですが、今なら第4週の木曜・金曜の部で若干の空きがあるそうです、チャンスですよ!
また、SBS学苑「男のチャレンジクッキング」も大人気。現行クラスは満席ですが9月から再募集がありますのでお見逃しなく。
詳細・お問い合わせはホームページからどうぞ。

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は夜空に浮かぶ天秤ばかり「てんびん座」についてのお話でした。

てんびん座は、とてもシンプルで分かりやすい形をしていて、本来はかなりおぼえやすい星座です。
ですが、あまり明るい星がないため、囲りが明るい場所で見つけるのはかなりむずかしいんです、これは本当に残念なことですけれど。

てんびん座を見つけるには、おとめ座のスピカ、そしてさそり座のアンタレスという、ふたつの明るくて目立つ星をみつけて、これを手がかりにするのが基本の探し方です。ですが、ちょうど今はてんびん座の中に明るい火星がきているので、これがとてもいい目印になります。

もう何度もご説明している「春の大曲線」の終着点、スピカから視線を左方向へ移していきます。
そうすると、いま、明るい星が3つ見えています。
火星、さそり座の一等星アンタレス、そして、実は今年、さそり座のなかに土星も来ているんです。この3つの星はいずれも明るくて、周囲が明るくてもすぐにわかりますよ。

この3つの星、結ぶと三角形になりますが、むかって右の尖った角にあるのが火星です。
先月末に再接近して話題になりましたよね。
最接近した時ほどの明るさではなくなっているとはいえ、今もまだじゅうぶん明るく目立っていてますよ。

で、「今は」ここにてんびん座があります。
ですから、火星がわかればそこがてんびん座です。

ただし、これはあくまで「今は」なんです。
火星も木星もいつでもこの位置にあるのではありません。惑星は星空の中で位置を変えていきます、というより、位置が固定せずにフラフラ動いていくから「惑う星」と書いて惑星と呼んだんですね。

とくに、先月再接近したばかりの火星。
ここ数ヶ月の地球と火星は、まるで「追いかけっこ」をしているような状態になるため、地球から見た火星はかなり複雑かつ速い動きをします。

4月の末ごろ、つまり二ヶ月ほど前の火星は、てんびん座の東隣にあるささそり座のなかにありました。
それがしだいにてんびん座の方に近づいてきて、いまはてんびん座の中です。
そしてこの先、またさそり座の方に近づいていって、二ヶ月先、8月の末ごろにはさそり座のメイン部分まで入ってきます。
つまり、この春から夏の終わりにかけての火星は、てんびん座とさそり座のあいだを行ったり来たりしているように見えるんです。
(対して土星の動きはかなりゆっくりしたもので、このようにあからさまに感じるほどではありません)

ですから、火星、土星、アンタレスを結ぶ三角形は、日に日にかたちが変わっていきます。
これもぜひ覚えておいていただくと、この夏の南の空、楽しみがひとつ増えますよ。

降りそうで降らないラジオ
↑こんなふうに見えています!

くどいですが、火星も土星も、今年はたまたまここに見える、ということですからね。
基本的に、てんびん座は、おとめ座のスピカとさそり座のアンタレスのあいだにある、と考えて下さい。

スピカとアンタレスのあいだ、ややアンタレス寄り。このあたりに、あまり明るくはないんですが、ひらがなの「くの字」を左右反転したような形に並んでいる星の列があります。
これにもうひとつかふたつ星を加えて「冂」のような形に星を結ぶことができれば、てんびん座のできあがり。

理科の授業で使ったような「上皿天秤」ではなく、棒の両端にお皿がぶら下がっているタイプの天秤ばかりがイメージできると思いますよ。
空の暗い、星の綺麗な場所におでかけの機会があったらぜひ探してみてください。

では、現在の火星と木星を表示しつつ、「ないもの」として考える探し方図解です。
ご参考まで!
降りそうで降らないラジオ

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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Posted by とむさん at 19:20│Comments(0)Smile on Radio
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