2016年08月25日

秋つげ蝉とラジオ

さて、8月もいよいよ終盤にさしかかってきましたねえ。

日中はまだまだ焼けつくような暑さで、最高気温が30度を超える「真夏日」が続きます。
最低気温も25度前後の予報です。最低気温が25度を超えたら「熱帯夜」ですからね。

まだまだ続く真夏日と熱帯夜の日々、ではあるんですが、朝夕などふとした瞬間に空気の変化を感じる、そんな季節になってきました。

変化といえば、「季節の音」もしだいに変わってきていますよね。
たとえば夏の屋外で聞こえる音の代表選手ともいえる蝉の声。そろそろ、ツクツクボウシやヒグラシが主役になるころです。

子供のころ、暑い日の午後、ツクツクボウシの声が聞こえてくると、ああ夏休みがもうすぐ終わっちゃうー!と思ったものです。長い休暇の終わりを告げる、いわば"運命の声"でもありました。

それにしてもツクツクボウシの声って、じつにもってユニークな特徴をもっていますよね。
世界で最も複雑な鳴き方をする蝉の一種、なんて言われたりもするそうです。

イントロから始まって、基本の歌メロがあって、だんだんアツく、テンポアップしていってサビのリフレイン(ここはシャウトしてますよね!)。
盛り上がりきったところで静かなエンディングに収斂していくという流れ。
リズミカルでノリもよく、パターンごとに音色を使い分けていたりなんかして、もはや音楽的と言ってもいいかもしれません。

また、全体の構成がしっかり決まっていますよね。
途中を端折ってエンディングにいく、とか、いきなりサビから歌い出す、なんてことはありません。

あれは全体がひとつのサイクルになっていて、ひと続きの決まったパターンを繰り返しているんだそうです。
つまり、気分しだいでアドリブしているんではなく、譜面通りに鳴いている、そしてそれをリピートしている。
その譜面はどこにあるかというと、それぞれの遺伝子に組み込まれているんだそうです。
命って不思議ですねえ。

そんなツクツクボウシは、別名「秋つげ蝉」とも呼ばれます。
つまりあの鳴き声は、「夏がおわるよ」って教えてくれている、あるいは「秋がやってくるよ」と伝えてくれているんですね。

あ、ちなみに、あの声「(暑いのは)もういいよ!もういいよ!」とも聞こえるそうですよ。
そんなふうに聞いてみるのも面白いかもです。

木々の上から秋を告げる、蝉の声。
そして、足元の草むらからは、秋の虫たちの声も聞こえてくるようになりました。

残りの夏を惜しみながら、季節の音に耳を傾けて、大切に過ごしていきたいですね。


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と、そんな話題からスタートした2016年8月25日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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秋つげ蝉とラジオ

Today's Smile
BandNightStaffの岡林昌明さんをスタジオにお招きしました。

浜松でプロフェッショナルやアマチュアミュージシャンのライブを企画運営する集団「BandNightStaff」を主催している岡林さん。ぼくも昔からいろいろお世話になっております。今回は晩夏から晩秋にかけてのライブ情報をご案内いただきました。

まずは8/31(水)『KIYO*SEN 3rd アルバム 「Trick or Treat」発売記念ツアー!』。スーパー女子大生ドラマー川口千里とCasiopea 3rdでも活躍するオルガニスト大高清美のデュオ「KIYO*SEN」が3rd アルバム『Trick or treat』を発売。レコ発ツアーの初演として浜松に登場です。(発売日は9/2なので、なんと発売前に演奏が聴けちゃいます!)

川口千里さんにお電話をお繋ぎしてお話を伺いました〜。ハロウイーンの決まり文句であるアルバムタイトル『Trick or treat』にかけて「今まで以上に激しい演奏で、観客の皆さんを"除霊"しちゃいますっ!」とのことですぞ!除霊されたいかた、ぜひ!
【8/31(水)18:30開場 19:30開演 /@KJホール/前売4,000円】

9/2(金)には、『RIKUOソロアルバム「Hello!」発売記念ツアー』が。ソウルフルなヴォーカルと幅広いソングライティング、ニューオリンズピアノ、R&R、ブルース等に影響を受けたグルーヴィーなピアノスタイルで注目を集めるRIKUOさん、忌野清志郎、オリジナル・ラブ、ブルーハーツ、真心ブラザーズ等のツアーやレコーディングに参加しています。

年間120本を越えるツアーで鍛えられたファンキーなライブパフォーマンスは、世代・ジャンルを越えて熱狂的な支持を集め「ローリングピアノマン」との異名をとります。一般的な知名度こそあまり高いとはいえませんが「ミュージシャンズ・ミュージシャン」のひとり!
【9/2(金)18:30開場 19:30開演/@ハーミットドルフィン前売3,500円/フロントアクト aki&yano】

そして9/16(金)に開催されるのが、『Divaプチツアー2016秋』。谷川賢作さん、以前お電話でご出演いただいたことがありますが、お父様は詩人の谷川俊太郎さん。谷川俊太郎作品を音楽にしてしまうユニットDivaのライブです。朋友・地元浜松の泉谷むつみ「Jam」とともにアコースティックなライブをお届けします。
【9/16(金)18:30開場 19:30開演/@ハーミットドルフィン/料金:前売3,500円/オープニングアクト:Jam】

まだまだあります、10/30(日)は『大島花子 w/笹子重治 そそぐひと 』。父である坂本九の楽曲を歌い継ぎつつ、母として、女性として、優しい歌声を聴かせてくれる大島花子と、ショーロクラブ笹子重治のデュオ、2度目の浜松公演です。浜松ではお馴染みの笹子さんのギターの音色にも癒やされますよ。
【10/30(日)17:00開場 18:00開演/@メリーユー/前売3,500円】

さらに11/18(金)は『山本恭司 弾き語り・弾きまくりギター三昧』!今年でBowWowデビュー40周年を迎える日本のロック界屈指のギタリスト山本恭司のソロライブ。浜松には毎年のようにおいでいただいている恭司さん。エレクトリックギターの弾きまくりからアコースティックギターでの弾き語りまで、変幻自在のプレイでオーディエンスを圧倒かつ魅了します!
【11/18(金)18:30開場 19:30開演/@KJホール/前売4,000円】

この晩夏から晩秋にかけて、素晴らしいミュージシャンが続々と浜松でライブパフォーマンスを見せてくれますよ。いずれも素晴らしい音楽を身近に感じられる空間です。気になるライブがあったらぜひ足をお運びください。上記それぞれのリンク先ページの『チケットのお申し込みはここ』から、メールで前売りチケットの申し込みができますよ!

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Happiness Style毎週木曜日のクッキングタイム、今回は番外編「とむさんずぼらレシピ!」。ぼくが一人暮らし時代にあれこれ工夫して作っていた「インスタントざる塩ラーメン」と、相性バッチリのおかず「味付けホルモンの茎にんにく炒め」をご紹介しました。

ほんとに簡単、ようは普通に袋入りのインスタントラーメンを茹でて、茹で上がったらざるにあけて流水で洗う。でもって、粉末スープを冷たいつけ汁に仕立てていただく。もうこれだけです。ただ「どんなラーメンがこの手法に合うのか?」は研究を重ねました(^^;)

その結果たどりついた結論が、塩ラーメン!なんです。お素麺をいただくようなガラスの小鉢などで、少量の熱湯で溶いた粉末スープに冷水を加え、氷など浮かべてあげればなおよし。「切り胡麻」の小袋が付属していたらむろん投入、さらにラー油を1〜2滴、これ、ぼく的は必須!というくらい超おすすめです(^^)b

ちなみに、醤油ラーメンや味噌ラーメンは「温かいつけ麺」にしていただくと、普通に作るのと雰囲気が変わってオツなんです(これもいろいろ試したのでありました。バターをちょっぴり入れたりすると最高!)。涼しくなってきたらおすすめですよ。

ただこれだけでは栄養のバランスがちと問題。そこでこれもいろいろ試した結果のイチオシ、いちばん気に入っているおすすめのおかずが「味付けホルモンの茎にんにく炒め」!これもチョー簡単、市販の加熱調理済み味付けホルモンに、食べやすい長さに切った茎にんにくを一緒に炒める。これだけです。

もともとやや濃い目の味がついてますから、味付けはほとんど不要ですが、火を止める寸前にお醤油をさっとかけまわしてあげるといい風味づけになります。あ、そうそう、炒め加減は、焦げる寸前、ないし、軽〜く焦げ目がつくくらいが美味しいですぞ。

まだまだ暑さが続くこの時期。ツルツルっといただける冷たい麺類と、しっかりスタミナが確保できるおかず「インスタントざる塩ラーメンと味付けホルモンの茎にんにく炒め」。この組み合わせ、バッチリあう!んです。よかったらお試しくださいませ!

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は夜空をダイナミックに舞う巨大な猛禽、わし座についてのお話でした。

わし座はとてもよく目立つ星、七夕の彦星でもある一等星「アルタイル」を含む星座ですから、存在を見つけること自体はとても簡単です。

今の時期、夜の8時から9時ごろ、頭上を見上げればすぐにわかる「夏の大三角」。
この三角形はひとつの角が長く伸びて尖っています。この長い角にある星がアルタイル、彦星です。ね、覚えやすいでしょ。

ですが、その辺りを見て、ああ、あそこに鷲が飛んでいるな、というふうにその姿をとらえるのはちょっと難しいんです。

わし座ははるかな古代、バビロニアやシュメールの時代から伝えられる星座です。
ですが、この当時は、アルタイルとその両側の星を結んだ3つの星(冬のオリオンの三ツ星にたいして「夏の三ツ星」とも呼ばれています)を、空高く翼をひろげて飛んでいるわしと見ていたようなんです。

そう思ってこの部分を眺めると、たしかに、なるほど、ワシやタカの仲間が、空の高いところで翼を広げたまま風に乗って飛んでいる姿、けっこうイメージできるんですよ。
日本だったら「とんび座」と呼んでいたかもしれないな、なんて思います。

本来のわし座はこのようなものでしたが、19世紀になって、現在のようにまわりの星をくわえて大きくなりました。そのせいか、星座を描いた絵を見ても、作者によってずいぶん違っていて、絵によって飛んでいく向きが違っていたりもします。

なので、ぼく個人としては、「夏の三ツ星」がわかれば、あとは無理に形をつながなくてもいいかもしれないな、なんて思ったりもします。
夏の大三角の長い角の星アルタイルと、そのアルタイルをは挟むような位置にある二つの星、これを見つけていただいて、あのあたりがわし座なんだな、と思っていただくのがいいんじゃないかと思いますよ。
ぜひ探してみてください。

ではいつものように探し方です
秋つげ蝉とラジオ

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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Posted by とむさん at 18:33│Comments(0)Smile on Radio
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