2018年10月25日

楽しいことはいいことのラジオ

10月も終盤。月末31日はハロウィンですね、街はもうハロウィン一色です。それにしても、ぼくが子供のころは「ハロウィン」って、存在は知っていましたが「外国の風習」というイメージだったものです。日本でハロウィンの飾り付けがごくあたりまえに街にあふれるようになったのって、ここ10年ないし20年くらいかな、そのぐらいだと思うんですが、すっかり定着しましたね。

日本で初めておこなわれたハロウィンのイベントは、1983年にキデイランド原宿店が表参道で行った「ハローハロウィーンパンプキンパレード」だといわれているようで、このとき仮装してパレードに参加したのは100人ほどだったそうです。まだ認知度があまり高くなかったんですね。

日本で広く知られるようになったのは、1997年に東京ディズニーランドが、2002年にユニバーサルスタジオジャパンが、それぞれハロウィンイベントを開催したことがきっかけといわれます。また、子ども向け英語教室でハロウィンのパーティが開かれたことも大きかったようですし、SNSの普及でイベントに参加する人が増えた、お菓子メーカーなどがPRのため様々なアイテムを作るようになった、などなど、いろいろな要因が重なって一般的になっていったようです。

そんなハロウィンのシンボルのひとつに、かぼちゃをくりぬいて作った明かりがありますよね。「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれます。あれは古い伝説に由来するそうで、ものすごくざっくり要約すると、その昔、ずる賢いジャックという男が、悪魔を騙して自分を地獄に落とさないと約束させます。その後ジャックに死が訪れますが、生前さんざん犯した悪事のため天国に入れてもらえません。かといって地獄にも行けない。天国へも地獄へも行けなくなったジャックは、カブをくり抜いて明かりを灯したランタンを持って、この世とあの世のはざまをさまよい続けることになってしまった、そういうお話です。

いま、あれっ?とお思いになりませんでしたか?そうなんです本来はカブで作ったそうなんです。厳密にはカブによく似た分類上は別種のお野菜だそうですが、ハロウィン発祥の地アイルランドやスコットランドでは今もカブを使っているそうです。それがなぜかぼちゃになったかというと、アメリカに移住したアイルランドの人々が、アメリカであまり馴染みがないカブの代わりに、たくさん穫れるかぼちゃで代用した、それが定着したんだそうです。

で、本来のカブで作った「ジャック・オ・ランタン」、ネットで画像が見つかりますが、このカブ、「ルタバガ(rutabaga)」というそうですが、ぼくらがイメージするカブのように真っ白ではなく、うっすら茶色がかっているんです。それを顔のかたちにくり抜いてあるものだから「土気色」みたいなかんじに見えましてね、ちょっと、というよりかなり不気味なんです。

まあ本来ハロウィンという風習は、10月最後の夜に死者の魂といっしょに悪霊たちがやってくる、それを防ぐための悪魔祓いという若干ホラーめいた要素がありますから似合っているといえばいえるんですが、それがあの派手な明るいオレンジ色のかぼちゃに置き換わることで、どこかあっけらかんとしたユーモラスな存在になったのではないか、そんな気がします。じっさい、アメリカでは宗教的な意味あいは薄れていき、子どもたちが主役になって楽しむ地域イベントに変化していったようです。

わが国へはそのアメリカのハロウィンが伝わってきたので、最初から楽しげな催しとして認知され、さらに、子どもたちだけじゃなく大人まで一緒になってはしゃぐ、一大「仮装・コスプレ大会」の様相を呈するようになったと、どうやらそういうことのようです(海外のハロウインの仮装は本来「魔除け」であって、魔女やゾンビ、幽霊など恐ろしげなものが選ばれるのが普通だとか)。

クリスマスしかりバレンタインしかり、あるいはラーメンやカレーのように、日本人って海外から伝わってきたモノやコトを独自に進化させて楽しんじゃうところがあって、これをネットでは「魔改造」なんていったりしますが、すっごくいいことなんじゃないかと思うんですがいかがでしょう。

楽しいことはいいことです。もちろん人さまに迷惑をおよぼすような行為はいけませんよ。でもそこさえクリアすれば、楽しいことを否定する理由はなにもありませんから、みなさまぞれぞれの楽しみかたで、ハロウィンの季節、楽しんでいきましょう!

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と、そんな話題からスタートした2018年10月25日のSmile on Radio木曜日。登場いただいたのは…

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楽しいことはいいことのラジオ
Happiness Style
「味ごよみ げんでん」・女将さんの原田ややもさんに『かぼちゃとさつまいもの生クリーム和え』を教えていただきました。まさにハロウインつながり!

材料も手順もとってもシンプル。薄切りにしたかぼちゃ、さいの目にしたさつまいもをそれぞれ様子を見ながら加熱(レンジも便利ですが水から茹でると色あいが綺麗です)、粗熱を取ったら軽くつぶし、粗く砕いた無塩ミックスナッツを混ぜ、ホイップしたクリームで和えたらできあがり!砂糖は使わず素材の甘味を楽しみます。

ハロウィンにぴったり、お子様や女子会にもおすすめのゴロゴロスイーツです。ポイントは混ぜすぎてペーストっぽくしてしまわないこと。また、ナッツをひとつとっておいてトッピングすればさらにおしゃれに!実物の画像をいただきました。この器も女将さんお手製のものだそうですよ!
楽しいことはいいことのラジオ

忘年会のシーズンが近づいて、げんでんさんでもすでに予約が入り始めているそうです。日程が重なりがちですからご予約はお早めに!コースは¥4,320から、その他ご予算に応じて飲放題つきコースなどきめ細やかに対応します、お気軽にご相談ください。ふぐのシーズンも始まって、丸々としたフグちゃんが入荷しています。美味しいお酒も多数!三重県のお酒ZAKUにあわせて彗(シャア)も入荷したそう(*^^*)

お問合わせやご予約は【TEL:053-571-1456】、またはホットペッパーにはお得なクーポンも。公式サイトブログFacebookページもぜひご覧ください。

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楽しいことはいいことのラジオ
はじまりはいつも、ヒトツの感動から。~浜松市文化振興財団イベント情報~
浜松市文化振興財団 文化事業課の大谷和正さんに、いよいよ開催が迫ってきた「第10回浜松国際ピアノコンクール」をご案内いただきました。

1991 年に浜松市制80周年を機にスタートし、今年で10回目の節目を迎える「浜コン」。今回も38の国と地域から3892名の応募があり、22の国と地域から95人が予選に進出。今日現在で6名辞退されているので、89名の出場者が世界中から浜松にやってきます。

コンクールのスケジュールは、
◎11/9~11/13 第1次予選(中ホール)…練習曲を含む自由な選択で一人20分の演奏。24名が二次予選へ。
◎11/15~11/17 第2次予選(中ホール)…日本人作曲家による新作(全員共通)と、時代の異なる曲2つ以上を40分間で演奏。半数の12名が3次予選へ。
◎11/19、20 第3次予選(中ホール)…モーツァルトのピアノ四重奏曲を弦楽奏者と共演し、くわえて、自由な選択によるソロリサイタルを70分以内におこないます。さらに半数の6名がいよいよ本戦へ!
◎11/23、24 本選(大ホール)…舞台を大ホールに移して、熱戦を勝ち抜いた6名が、選択肢の中から1曲づつ選んで東京交響楽団と共演します。20分の演奏からオーケストラとのピアノコンチェルトまで、ステージが進むごとにスケールアップしていくんですね。
◎11/24 表彰式…本選のあと、夕方からいよいよ表彰式!※表彰式は入場無料です。

さらに、関連イベントも多数開催されます。
◎11/7 オープニングコンサート アレクサンダー・ガジェヴ
◎11/18 委嘱作品作曲家 作品講座
◎11/22 審査委員によるマスタークラス
◎11/25 入賞者披露演奏会
いずれも素晴らしい内容のイベントが勢揃い。加えて、写真展『コンクールの軌跡 ~記憶に残るあの瞬間~』はすでに開催中。こちらは無料で観覧いただけます。

なお今回はいつもに増してチケットの売れ行きが良いそうで、すでに11月19日(月)第3次予選以降はイベントもふくめチケット完売しています。2次予選も残りわずかという状況です、お急ぎください!※公式サイトのトップページから最新のチケット販売状況が確認できます。チケット購入のご案内ページもあわせてどうぞ!

今回も市民ボランティアのみなさんが多数参加、市内だけでなく遠方からも、また、第一回目から参加くださっているかたもいらっしゃるそうです。出演者を開場や練習場所へ案内したり、解除でお客様を案内したりとさまざまな場所で活躍します。

そして昨日から、HCFオンラインショップとアクトシティチケットセンターで、公式パンフレットおよびバッグ、クリアファイル、メモ帳などの公式グッズの販売がスタート(会期中は開場でも販売されます)。とくに公式パンフレットには各予選・本選演奏予定の曲目が掲載されていますから、ぜひ事前にご購入いただき、会場での熱戦をお楽しみください。

期間中アクトシティはコンクール一色になります。まだ販売しているチケットありますから、ぜひ会場の雰囲気も一緒に楽しんでいただければ!と大谷さん。お問い合わせは浜松国際ピアノコンクール事務局【TEL:053-451-1148】へ!

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とむさんのMy Choice Time
今月からリニューアル。
日本のポピュラーミュージックの歴史に残るサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今回は「日本のリズム&ブルースの原点」とも言われる名盤。小坂忠、1975年のアルバム『ほうろう』を特集。

◎ほうろう
◎ゆうがたラブ
◎ふうらい坊
◎しらけちまうぜ
◎機関車

をお聴きいただきました。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!

クラウドソーシング「ランサーズ」

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
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Posted by とむさん at 17:52│Comments(0)Smile on Radio
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