2014年03月07日

でも、春に向かってるラジオ

でも、春に向かってるラジオ

さて、本日は啓蟄。
たぶんもう朝から何度も話題になっていることとは思いますが、冬ごもりしていたカエルやヘビなどが春の暖かさを感じて地中からはい出てくるころ、という意味です。
なんですが。ねえ。なんでしょうこの寒さは(>_<)

ちなみに、実際に、動物が冬ごもりから目覚めるのはどういう時かといいますと、これはむろん動物なり昆虫なりの種類によって違いますからあくまで目安ですが、おおむね「最低気温が5度を下回らなくなるころ」と言われているんだそうです。

これを気象庁の統計データに照らし合わせてみますと、浜松の3月6日の平年の最低気温は4.2度。今日はまだ5度に達していないものの、日に日に上がっていき、5度を上回るようになるのが3月13日から。
まあ1周間のずれというところですから、確かに「そろそろそういうころ」なんですよね。

しかるに!でありますよ。

今朝の浜松の最低気温は2.4度。オンエアスタート時までの最高気温が7.4度(最終的には9.4度まで上がりました)。
これ、最低気温が2月上旬から中旬なみ、最高気温は1月下旬なみの数字でありまして、つまりほぼ1ヶ月逆戻りしちゃったということになるんですよねえ。

これじゃあ、「そろそろかな〜」って顔を出しかけたヘビくんやカエルくんも引っ込んじゃいますよね(^_^;)

寒暖を繰り返すのがこの時期の特徴とはいえ、ちょっと極端だよなあ、とは思います。
でも、気象庁のホームページにある過去の気象データ、1981〜2010年の30年間の平均値が掲載されているんですが、詳しく見てみると、なるほどなあって思うんですよ。

平均気温も最低気温も最高気温も、ぜんぶそうなんですが、1月と2月の境目あたりが一番低くて、そこから2月3月4月にかけては、必ず「前日よりほんの少し高い数値(ごくごくまれに前日と同じ数値)」になってるんです。

つまり、その年その年で見れば、暖かくなったり寒くなったり、グラフで表したら上がったり下がったり、ちょっと相当猛烈にデコボコしているんだけれど、30年ぶんをならしてみるとそんなふうにはならなくて、なだらかな曲線を描いて上昇していくグラフになるんですねえ。

ま、統計というのはそういうもの、なのかもしれませんが…。
昨日から今日みたいに急に寒くなったりするけれど、でも、ちゃんと春に向かってる。
日々、一歩ずつ、季節は進んでいくんだなあ、と、なんだか感心してしまった今朝なんでした。


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さてさて、そんな2014年3月6日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

でも、春に向かってるラジオ

Today's Smile
クリエート浜松・谷口邦明さん、クリハマ楽校「天のしずく」自主上映実行委員会・森下結城子さんをスタジオに。『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"上映会』のご案内をいただきました。

辰巳芳子さんは、日本の料理研究家の草分け的存在であるお母さま・辰巳浜子さんの志を継いで家庭料理、西洋料理の研究を重ね、さらに「食とは命をつなぐ大切なもの」との思いから、「良い食材を伝える会」「大豆100粒運動」をはじめとした安全で良質な食材の大切さを訴える活動をとおして、食のありかたへの根源的な提言を続けている方です。

*そんな辰巳芳子さんの姿や考え方を描いたドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』の上映会が、来る3月15日に開催されます。会場はクリエート浜松2F、上映時刻は17:00~と19:20~の2回(各10分前に開場/上映時間113分)。料金は一般1,500円/中学生以下1,000円。前売と当日に料金差はありませんが、前売券を購入いただくと、映画に登場するスープを試飲できる特典がついてきます。興味をお持ちの方は前売をぜひ!

*上映は夕方からですが、当日はお昼12:00から、クリエート浜松1Fでトランジョンタウン浜松さん主催の『映画「天のしずく」応援マーケット』があわせて開催されます。有機農法で育てた野菜やフェアトレードのコーヒー、遠州灘の海水で作った塩、しいたけのホダ木の販売など、盛りだくさんの内容です。このマーケットには、ご出演いただいた森下さんのブースも出展。

でも、春に向かってるラジオ*「フェルトのソムリエ」として布絵本やフェルト雑貨を製作されている森下さん。被災地の子どもたちの笑顔のためにと、山田町や大船渡市の幼稚園や保育園にフェルトで作った絵本や小物を贈るボランティア活動をされており、今回のマーケットでは、その製作の際に発生した余り布を活用して作った雑貨を販売、その売上を次の寄贈作品の材料費に充てるとのこと。スタジオにお持ちいただきましたが、優しい手触りのかわいらしい作品ですよ!

*「いのちのスープ」に代表される辰巳芳子さんが作るおいしいスープをはじめ、日本の食をめぐるさまざまな事柄や、日本の食を育んできた豊かな自然が描かれているこの映画。日々の食生活を見直すきっかけになったり、「誰かのために心をこめて作る」ことの大切さを改めて感じてもらえたら、と谷口さん。また、じつに美しい映像で日本の自然や食材、伝統的な生業が描かれているのも見どころとのこと。映画の公式サイトで予告編や詳細情報がご覧いただけますよ。

*映画だけでなく、地域の食やマーケットも楽しめます、チケットをお持ちでない方もぜひご来場ください、と谷口さん。この映画を機会にふだんの食を見直し、食の大切さを改めて感じていただけたら、と森下さん。ぜひ足をお運びください。また、参加者が主体的に関わって企画し実現していこうと昨年9月にスタートしたという「クリハマ楽校」、今回が初のイベント実現とのことです。今後も楽しみですね!


Happiness Style
アクティブ野菜ソムリエ・浦田 あけ美先生に『テーマ食材:アボカド』について教えていただきました。

ついつい「アボガド」と発てしてしまいそうになるこの食材(でも最近はずいぶん正しい発音が広まりましたねー)。「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックに記録されている、ですから野菜ではなくてフルーツなんですね。「森のバター」とも呼ばれる豊富な栄養、また「食べる美容液」と呼ばれるほど女性に嬉しい成分もたっぷり。手軽に食べられ、栄養もぎゅっと詰まっているアボカドの魅力をご紹介いただきました。

カロリーは高いものの良質な脂肪(オレイン酸、リノール酸)を含み、抗酸化作用のコエンザイムQ10、老化防止や美肌づくりのビタミンE・ビタミンB群、小さめのごぼう1本分もある食物繊維、さらに特に肝臓で働く抗酸化物質グルタチオンも。こうした栄養素が果物のなかでトップクラス。これは活用しない手はありませんよね!

買ってすぐ食べるなら少し黒っぽくて少し柔らかいもの、そうでないなら緑色がきれいなのものを選ぶのがポイント。ご家庭で追熟させるには常温で(20℃ぐらいがベストです)。1個を食べきれない時には「種をつけたまま」切り口にレモン汁をかけてぴっちりラップして冷蔵庫へ。これできれいなグリーンが保てるそうですよ(^^)

ジュニア野菜ソムリエの講座が3月29日(日)豊橋で開講予定です。詳細は日本野菜ソムリエ協会公式サイト・講座日程/申し込みのページをどうぞ。


いどばた通信ラジオ工房 安住工房・安西さん

いとばた通信3月号の配布が始まっています。今週はRSクーポン加盟店からの情報をご案内。

茶間亭さんでは歓送迎会のご予約承り中。4/20まで「いど通3月号を見たよ」でちょこっとデザートのサービス!磐田グランドホテルさんでも歓送迎会の多彩なプランが。花束、記念品の準備や無料送迎バス(10名様以上)も。玉華堂さんでは入園・入学のお祝いに好適なスイーツがせいぞろい。4/20まで、いど通3月号ご持参で「生チョコクッキー」をおひとつプレゼント(今之浦本店限定)!そして名称新たにリニューアルオープンしたSweetPeaさんでは春アイテムが続々入荷。卒業・送別ギフトも充実です。3/31まで、いど通3月号ご持参で、1,000円以上お買い上げで使えるお買い物券300円分をプレゼント!

岡本達也選手の近況をお伝えする『フォルツァ達也!』のコーナー。J3の開幕は今週末9日からなので試合結果などの情報は来月からになりますが、達也選手のブログから「僕のサッカー人生は底から這い上がることの連続でした」とのフレーズをご紹介。今シーズン、ぜひとも出場機会を増やして、達也選手の本領である「点を取ること」を発揮、そして昇格を!

アンジーこと安西健塁さんの近況をお伝えする『fromアンジー』は、なんと国際生中継!!米オレゴン州ユージンのご自宅にいらっしゃるアンジーさんと無料通話アプリで回線をつないでお話を伺いました(…というとハイテクっぽいですが、いや実際そこんとこはハイテクなんですが、スマホでのやりとりを直接オンエアできないため、ハンズフリー通話モードにして受話口からの音声をマイクで拾いながら…というアナログちっくな手法でおーくりいたしました(^_^;)。

以前お伝えしたとおり、今シーズン限りでユージンバレエカンパニーを退団し、この9月からは日本に戻って活動することになったアンジーさん。4年におよんだアメリカでの活動で多くのことを学び、次のステップに進む時期が来たとの思いで決断されたそう。もちろんまだアメリカでのプログラムが残っています、このコーナーでもその模様をお伝えしていきますが、帰国後のご活躍、楽しみですね!

バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』。今月から3月まで、このコーナーの歴史を振り返りつつ、特集してきた作品のオープニングナンバーをお届けします。今回は2010年10・11月にご紹介した「ライモンダ」から、オープニングナンバー「序奏」をお聴きいただきました。

マリウス・プティパによる振付が傑作と言われているこの作品、実は「ストーリー」としては見るべきものがない、というか全然なってない、起承転結も何もない、ドラマとしては最悪…。なのに、バレエ作品としては傑作といわれ、また、ストーリーがそんなだからこそ、抜粋作品を含めてさまざまなヴァージョンがつくりだされ親しまれてきたという、これもまたバレエの奥深さの一面、という作品でありますねえ。


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナー。
今週は、天高く仲良く寄り添う双子の星「ふたご座」についてのお話でした。

この星座のメイン部分、寄り添う双子の顔の部分に相当するふたつの星「カストル」と「ポルックス」。

この星座は空の高いところ、天頂付近を通っていきますから、今の時期なら夜の8時から9時ごろ、真上を見上げて、仲良く2つ並んで輝く星が見つかれば、それがカストルとポルックスです。

また、これは今シーズン限定なんですが、今年は木星がふたご座のなかで明るく輝いています。

以前からお話ししているように、オリオンの長方形で対角に位置する一等星、右下のリゲルと左上のベテルギウス。この対角線を上に伸ばしていくと、ほぼ等間隔に並ぶあたりでひときわ明るく輝いているのが木星です。明るい星が斜めにみっつ、とっても分かりやすいですよ。

で、いま伸ばしてきた線をさらに伸ばしていくと、そのラインの少し左で明るく光っている2つの星がありまして、これがカストルとポルックス。この探し方もお勧めです。
(ただし、次の冬には木星は移動してしまっているので、あくまで今シーズン限定です)

この2つだけで、古くから「兄弟星」と呼ばれ、あるいは一対の「目」にも例えられてきた、双子の星。
いちど見つけておけば、次からはすぐにわかりますよ。
ぜひご覧になってみてください(^^)b


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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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Posted by とむさん at 00:12│Comments(0)Smile on Radio
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