2014年03月27日

「ふるふくどん」のラジオ

「ふるふくどん」のラジオ

明け方までの雨もすっかり上がっていいお天気になり、気温もずいぶん上がりました。
オンエア直前までの浜松の最高気温は20.5度。午前中のうちにもう20を越えていたんですね。
そして今日このあと、予想最高気温は22度、じっさいにも22.1度を記録。
これはもう4月下旬ないし5月上旬なみ。日中は上着は必要ないくらいの陽気でした。

しかし、ずっとこのままいい陽気、とはいかないのが春、でありまして。
春の天気は「ふるふくどん」という言葉があるんですが、お聞きになったたこと、ありますでしょうか。
「ふる ふく どん」。
「ふる」は分かりますよね、雨が「降る」です。「ふく」も分かりやすいですね、風が「吹く」です。
では、「どん」はなにかというとこれがちょっとわかりにくいんですが、正解は曇天、曇り空の「どん」です。

「春に三日の晴れなし」ということわざもあるくらいで、春の天気は周期が早く、お天気はすぐ崩れて雨が降りやすくなります。そしてお天気が回復すると、一時的に冷たい空気が流れ込んで風が強く吹くようになる。
風がおさまって穏やかに晴れた後は、もう次の低気圧や前線が近づいているため次第に曇り空になる、と、こういうわけなんですね。

なので、今、お花見の計画をたててらっしゃるというかた、多いんじゃないかと思うんですが、これがまた、桜がいい具合に咲いているのは短い期間でしかない、なのにその短い中に、雨だったり風の強い日があったり寒い日があったりするんですよねえ。

でありますからして、予定した日がドンピシャの、絶好のお花見日和になるかどうかっていうのは非常に難しい。
なにしろ絶好のお花見日和、すなわちお天気が良くて、風もあまりなくてぽかぽか陽気の、っていうのは、平均すると、お花見期間中に数日しかないんだそうです。

だから、これはもう、いい陽気にあたったらめっけもの、ぐらいに考えたほうがいいかもしれません。

でもって、今日はお花見日和だな、と思ったら、短時間でもいいので…お勤めの方なら休憩時間とかに、どこか身近ところにある桜を眺める時間を作る、っていうのが、もしかしたら、お花見日和を逃さないコツなのかも、です。

さあ、今年も桜の見頃がやってきますね(^^)b

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さてさて、そんな3月27日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

「ふるふくどん」のラジオ

Today's Smile株式会社クリエバレエ企画・松井典代さん、松井春雄さんをスタジオにお招きしました。

いよいよ週明けに開催が迫った「第5回 クリエ全国バレエコンクール」をご案内いただきました。3月31日(月)〜4月2日(水)の三日間、会場はアクトシティ浜松大ホールです。

バレエコンクールは今とても盛んになっていて、全国でおよそ120ほど開催されているのですが、じつは静岡県下にはひとつもありませんでした。そこで、静岡県のバレエコンクールを全国に広めることで、地域芸術の発展を図るのが目的でスタート、今回で5回目を数えます。地元で全国的なコンクールが開催されるっていうのはいい目標になりますよね。

5つの部門で審査が行われます。昨年から新設された小学生3・4年生の「ジュニアAI」は3月31日に予選と決選が、5・6年生のジュニアAII、中学生のジュニアB、高校生のジュニアC、そして30歳までのシニアは、3月31日と4月1日に予選が行われ、2日が決選です。

決戦後の表彰式では、各部門1位〜3位の上位入賞のほか、入賞、奨励賞、優秀賞、そして副賞として浜松市長賞や浜松市文化振興財団賞はじめ、協賛・後援の各賞が贈られます(「FMハロー賞」もあるんですよ)。賞の数は年々増えているそうで、こんなふうにさまざまな賞があるのも励みになりますね。

さらに今年からはスカラシップも設定。国内スカラシップとしては、芦屋大学経営教育学部経営教育学科バレエコースへの入学金免除(来年受験される方に限ります)、そして国際スカラシップは、韓国ユニバーサルバレエ団主催の無料参加(こちらは対象制限はありません)。これもすばらしいことですね!

コンクールならではの緊張感。そして、北は仙台、南は九州まで全国から集まる、一所懸命練習を重ねてきたダンサーたちが競い合う姿をぜひご覧になってください、とお二人。一般入場料は1,000円(当日券のみ・会場受付で販売します)。バレエショップの出展もあり、用品や雑貨の販売もあります。

詳細なスケジュールなどは公式サイトでご覧いただけます。バレエを習ってらっしゃる方はもちろんのこと、興味をお持ちの方、ぜひ足をお運びください。


Happiness Style
浜松調理菓子専門学校・渡邊貴美子先生に「春の恵みの天ぷら」を教えていだたきました。

冬のあいだ、体が縮こまって活動が低調になり老廃物がたまってしまったからだをデトックスしてくれるのが、この季節ならではのお野菜たち。あの苦味やえぐ味の成分が、血液をきれいにし、新陳代謝を高め、老廃物の排泄を促してくれるんです。そんなうれしい春の恵みのメニューです。

材料は、筍、たらの芽、こごみ、よもぎ、ふきのとう、菜の花、そして椎茸や舞茸などのきのこ類。濃い目の衣を準備したら170℃程度の油でカラッと揚げます(高温だとお野菜がちりちりになってしまいますよ)、緑のものは衣を付けない部分を残してきれいなグリーンが見えるように、また、椎茸の裏にはすこし打ち粉を振るのがコツです。

そして今回は、素材の香りが楽しめるよう、天ぷら塩でいただきます。できればミネラル豊富な海塩をご用意いただき、空鍋で煎ってから粗熱をとり、抹茶、カレー粉、すりおろしたゆずの皮、粉山椒などと混ぜあわせます(煎る際に鉄鍋を使うと、鉄分の補給にもなるんですよ)。小皿にいろんなお塩を並べるのも楽しいですね。食卓が春の香りでいっぱいになるひととき、ぜひお試しください。

浜松調理菓子専門学校さんではオープンキャンパスを展開中。来年度は4月19日(土) からスタートします。調理師科はカルボナーラ、製菓衛生師科はタルトフレーズフロマージュ。在校生の実習に一緒に参加し実際の授業を体験できます。詳細・お申込みはホームページからどうぞ。

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いどばた通信ラジオ工房
安住工房・安西さん。

配布開始直前、スタンバイ中のいとばた通信4月号、内容をちらっと予告。次号はエクステリア、お家の外回りを特集します。スタッフがショールームを取材、女性目線で選んだアイテムをご紹介。これは楽しみですね、来週以降、詳しくお伝えしていきますよ。

今週はJCタイム。磐田青年会議所・会員拡大委員会委員長の川島大和さん、そして新入会員の鈴木順也さんにスタジオにおいでいただき、メンバー募集のアピールをしていただきました。

JCの魅力は、何といっても、様々な職業を持った同世代の仲間とひとつの目標に向かって活動し、メンバー同士が強い絆で結ばれること。経験を積み重ねることで自身の仕事の参考になるヒントを得たり、スキルアップができます、と川島さん。また、40歳で卒業というゴールが見えるということも、前向きに活動するための良い目標なのかも、と鈴木さん。

仕事やプライベートで人との繋がりを拡げたい方。活動を通じて自身のスキルアップをしたいとお考えの方。磐田を盛り上げたい方、磐田青年会議所へぜひ。詳細やお問い合わせ先は公式サイトからどうぞ。

バレエ音楽をお届けする『安住コレクション』は、このコーナーの歴史を振り返りつつ、特集してきた作品のオープニングナンバーをお届けしています。今回は2011年7・8月に取り上げた悲恋劇「ロミオとジュリエット」から「前奏曲」をお届けしました。

ご存じシェークスピアの名作が題材。後年の、いわゆる4大悲劇のような、登場人物の性格が悲劇を引き起こす物語ではなく、周囲の状況や偶然すなわち「運命」が登場人物たちを悲劇的結末に導くというストーリー。海をわたってミュージカルや映画の「ウエスト・サイド・ストーリー」になったというのも有名な話です。

音楽はプロコフィエフ、いかにもこの物語のオープニングらしい、二人の家庭環境を象徴しているようだったり、両家のいさかいを表しているかのような雰囲気も感じられたりして、つかみはバッチリ、といったナンバーです。

というわけで、3ヶ月にわたって楽しんできた、バレエ作品の導入部だけを聴いていくという今回のシリーズ、実に興味深かったですねえ。さあ来月からは新シリーズです、どうぞお楽しみに!


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そして、今週の『My Choice Time〜天の光はすべて星』のコーナーは、年度末ということで普段とはちょっと趣向を変えまして「星を見る環境」についてのお話でした。

「きれいな星空を求めていく」ということは「市街地の明りを避けていく」ということでもあるんですね。
そんな体験談を交えつつ、都市の明かりで星が見えなくなってしまう「光害」についてお話しました。

これは単に「星がよく見えない」という問題ではなく、光を嫌う生物、夜行性の動物や、星明かりを頼りに行動する動物、光の量に反応して芽を出す植物などへの影響が懸念されています。

さらに、ある試算では夜の照明の40%以上が上空に拡散しているといわれています。
上空に拡散してしまう明かりのために無駄に消費されるエネルギー、いったいどのくらいになるでしょうか。

これはなかなか大きな話題にはなりにくい問題です。
けれど、だからといって放っておいていい問題じゃありません。

例えば浜松市には、「浜松市 音・かおり・光環境 創造 条例」という条例が制定されていて、光害が生じることのないよう必要な措置を講じるようつとめることを求めています。こうした条例をもつ自治体はたくさんあるようです。
また、昨年の秋、わたしが司会でお手伝いさせていただいたこの問題に関連したイベントには多くの方が足を運んでくださいました。

さまざまな提言や取り組みがなされつつある「光害」問題。

むろん、夜の照明そのものは必要です。街灯がないと、防犯上からも困ります。
それにそもそも、人間という生物は闇を恐れます、明かりがあるとほっとします。
つまり、明かりを必要とする生物です。
けれども、空まで照らす必要はありませんよね。

無駄な光を極力排除しようとつとめることは、とても意味のあることだと思います。
そうして、天の川が、せめてその存在だけでも感じられる夜空での下で暮らせたら、とも思います。
みなさんはいかがお考えになりますでしょうか。

さて。
星座と季節というものはきわめて密接につながっています。
というより、切り離すことができない関係にあります。

季節ときちんと足並みをそろえて、今年もまた春の星座たちが上ってきています。
来週からはまた、星座や神話についてのお話をお届けしていきます。
どうかおつきあい下さいね。


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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

※冒頭の写真はこのほど完成したパーソナリティ紹介パネル。
その曜日の担当者がスタジオの窓にディスプレイされているんです。
ぜひご覧になりにおいでくださいね(^^)b

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【とむさんライブインフォメーション】


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Posted by とむさん at 21:51│Comments(0)Smile on Radio
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