2015年04月09日
花冷えラジオ
さて、昨日は全国的に冷え込んで、各地で真冬の寒さ、季節外れの雪なんてニュースもありました。
ここ数日、気温の変化がホントに大きくて、浜松の日中の最高気温を例にあげてみると、4日の土曜日にひとつピークがあってこの日が22.7 ℃だったんですが、その翌日、5日はぐっと下がって15.1℃。つぎの6日、月曜はまたもや一気に上がって、なんと7月上旬並みの24.4℃。
かとおもいきやそのまた翌日、火曜日からはまた急降下して16.7℃、そして昨日が10.3 ℃。これは2月上旬並み…
なんだかまるでジェットコースターみたいな気温の上下動です。
もともと、春は寒さが突然ぶり返すことの多い季節であり、これを「寒の戻り」といい、なかでも、ちょうど今ごろ、桜が咲くころの突然の寒さを「花冷え」と言うのはみなさまご存知のとおりです。
しかしこの「花冷え」という言葉、よくよく考えてみるとものすごい省略された言葉なんですよね。
「花」というのは単なる花ではなく桜の花を、それも、桜の花そのものではなくて、桜の花が咲く頃、つまり時期をあらわしていて、「冷え」という部分、これも、そういう意味の「花」と結びつくことによって、単に寒いのではなく、寒さが戻ってくるという意味を含ませているんですよね。
だから、たとえばそのまま英語にして「flower cold」なんて言ってもぜんぜん意味が通じない。
じゃあもしもこれを英語で言うとしたらどうなるか、というのをちょっと調べてみましたらば、たとえば
a return of chilly weather during the cherry blossom season
なんていうふうになるんだそうで、これはインターネット上の和英辞典に乗っていた例文で、これが唯一無二の英訳というわけでは決してありませんけれど、それにしても長いですよねえ。
この一文を逆に日本語に訳してみると、「桜の花が咲く季節に肌寒い気候が戻ってくること」となりまして、なるほどたしかに、これだけの意味が「花冷え」というたった4音の言葉に込められているわけで、なんとも大胆に凝縮された表現なんだなあとあらためて感じます。
さて、最高気温のほうは、今日は10度台なかば、明日以降は20度に近づいていきますが月曜日にまた下がりそうな予報。気温の変化が大きい時期、もう少し続きそうです。
じつはぼくもそうだったんですが、暖かくなったからといって冬物をしまいこんじゃったりすると大変なんですよね(汗)
急な寒さにも対応できるようにしっかり備えて、この季節、乗り切っていきましょう。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年4月9日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
シンガーソングライター・こずえさんをスタジオに。
*もともとハードロック、ヘビメタ大好きだったこずえさん、高校二年生のとき、X-Japanのナンバーを弾き語りしたくてピアノを習い始め、進路も音楽系の学部へ。いったん公務員に就職するものの、より多くの人に触れ合うことができる音楽の道に進むため退社、2008年、初のコンサートを企画開催。
*その後、およそ2年前から本格的な音楽活動を始め、現在は出身地である浜松を拠点に、オープンなイベントからパーティなどクローズなイベントまで多彩な演奏活動を展開、あわせてヴォイスカウンセラーとしての活動も続けてらっしゃいます。
*こずえさんの透明感あふれる歌声は、YouTubeで聞くことができます。このほか、浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」の応援ソングも。こちらは一転、楽しくて親しみやすいナンバーです。
*そんなこずえさんの今年一番のおすすめコンサート「春の光コンサート」が4月19日(日曜日)に開催されます。会場は中区富塚町の夢汎ホール(ホワイトストリートBMW裏手)、13時半開場/14時開演。出演はこずえさんと、オカリナユニット「音心」さん。チケットは前売り2500円/当日3000円です。
*オカリナの暖かい音色とこずえさんの透明感ある歌声、まさに春の光を感じられるコンサートになりますね。このコンサートでしか聞けないコラボレーションも予定されているそう!詳細、また今後の演奏予定なども、こずえさんのブログをぜひチェック!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・武山邦子先生に『たけのこ寿司』を教えていただきました。
*いかにも春!な味わい。たけのこ、炒り玉子、木の芽に紅しょうがという色の取り合わせも春を感じさせてくれる、季節を存分に味わえるちらし寿司です。たけのこの茹で方など、教えていただいたポイントをしっかり押さえて、おいしく「春」をいただきましょう(^^)!
*ホームメイドクッキングさんでは「春の入会キャンペーン」を実施中。春色メロンパンやベリーロールケーキなど、春らしいレシピの体験ミニレッスンがワンコイン500円で受講できます!この地域の教室は「浜松教室」と「掛川教室」、そして「豊橋教室」があります。ホームページにはこのほかにも情報盛り沢山。ぜひご覧ください。
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
春の星座のトップバッター、「かに座」のお話でした。
かに座は、名前が知られている割には目立たなくて探しにくい星座です。
市街地はおろか、住宅地ぐらいの空でも、かに座のあるあたりは、普段ならおそらく何も見えません。
ですが今年はちょっと特別で、今、ここに木星が来ているんです。
木星は、夜通し空に見えている星の中ではもっとも明るい存在ですから、とても良い目印になります。
でもやっぱり、木星のほかは何も見えないと思います…(汗)
ところが夜空がじゅうぶん暗い場所で見ると、小さな四角形とその内側にぼんやり光る雲のような天体(プレセペ星団といって、これが甲羅の模様です)、そして周囲に広げた足に当たる星々、と、くっきりとは目立たないながらも存在感を持って現れてきます。
空気の美味しい、夜空の条件が良い場所にお出かけの機会があったらぜひ探してみてください。
ではいつものように、探し方図解です。

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『Songs From The Attic』
時代の波にいつしか埋もれてしまったナンバーや、近ごろラジオではあまりかからないけど、いい音楽なんだよなあ、といったサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今週は、上田正樹と有山淳司、1975年リリース「ぼちぼちいこか」を特集しました。
日本のロック黎明期、ラグタイムブルースに大阪弁をのせて歌うという、画期的かつオリジナリティに溢れたスタイルで強烈な存在感を放った、日本ロック史に残る名盤です。
お届けしたナンバーは、
「大阪へ出て来てから」
「あこがれの北新地」
「みんなの願いはただひとつ」
「梅田からナンバまで」
「俺の借金全部でなんぼや」
「なつかしの道頓堀」
の6曲でした。
コッテコテの大阪的ラグ・ブルースの世界。
それは、等身大でリアルな、「ミもフタもない」とも言ってもいいかもしれない、昭和の生活感。
それがなんだか居心地よく、懐かしいようでもあり、楽しくて、だけどどこかせつないアルバムです。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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【LIVE INFORMATION】

プレ葉ウォーク浜北・5月2日のGRAND MUSIC FESTIVALに、
『Orphée』が出演します。入場無料!
◎5月2日(土) プレ葉ウォーク浜北・2Fセンターコート
◎13:00スタート 入場無料
◎出演:Orphée/宮田薫
詳しくは→プレ葉ウォーク浜北公式サイト・イベント案内ページ
ここ数日、気温の変化がホントに大きくて、浜松の日中の最高気温を例にあげてみると、4日の土曜日にひとつピークがあってこの日が22.7 ℃だったんですが、その翌日、5日はぐっと下がって15.1℃。つぎの6日、月曜はまたもや一気に上がって、なんと7月上旬並みの24.4℃。
かとおもいきやそのまた翌日、火曜日からはまた急降下して16.7℃、そして昨日が10.3 ℃。これは2月上旬並み…
なんだかまるでジェットコースターみたいな気温の上下動です。
もともと、春は寒さが突然ぶり返すことの多い季節であり、これを「寒の戻り」といい、なかでも、ちょうど今ごろ、桜が咲くころの突然の寒さを「花冷え」と言うのはみなさまご存知のとおりです。
しかしこの「花冷え」という言葉、よくよく考えてみるとものすごい省略された言葉なんですよね。
「花」というのは単なる花ではなく桜の花を、それも、桜の花そのものではなくて、桜の花が咲く頃、つまり時期をあらわしていて、「冷え」という部分、これも、そういう意味の「花」と結びつくことによって、単に寒いのではなく、寒さが戻ってくるという意味を含ませているんですよね。
だから、たとえばそのまま英語にして「flower cold」なんて言ってもぜんぜん意味が通じない。
じゃあもしもこれを英語で言うとしたらどうなるか、というのをちょっと調べてみましたらば、たとえば
a return of chilly weather during the cherry blossom season
なんていうふうになるんだそうで、これはインターネット上の和英辞典に乗っていた例文で、これが唯一無二の英訳というわけでは決してありませんけれど、それにしても長いですよねえ。
この一文を逆に日本語に訳してみると、「桜の花が咲く季節に肌寒い気候が戻ってくること」となりまして、なるほどたしかに、これだけの意味が「花冷え」というたった4音の言葉に込められているわけで、なんとも大胆に凝縮された表現なんだなあとあらためて感じます。
さて、最高気温のほうは、今日は10度台なかば、明日以降は20度に近づいていきますが月曜日にまた下がりそうな予報。気温の変化が大きい時期、もう少し続きそうです。
じつはぼくもそうだったんですが、暖かくなったからといって冬物をしまいこんじゃったりすると大変なんですよね(汗)
急な寒さにも対応できるようにしっかり備えて、この季節、乗り切っていきましょう。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年4月9日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
シンガーソングライター・こずえさんをスタジオに。
*もともとハードロック、ヘビメタ大好きだったこずえさん、高校二年生のとき、X-Japanのナンバーを弾き語りしたくてピアノを習い始め、進路も音楽系の学部へ。いったん公務員に就職するものの、より多くの人に触れ合うことができる音楽の道に進むため退社、2008年、初のコンサートを企画開催。
*その後、およそ2年前から本格的な音楽活動を始め、現在は出身地である浜松を拠点に、オープンなイベントからパーティなどクローズなイベントまで多彩な演奏活動を展開、あわせてヴォイスカウンセラーとしての活動も続けてらっしゃいます。
*こずえさんの透明感あふれる歌声は、YouTubeで聞くことができます。このほか、浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」の応援ソングも。こちらは一転、楽しくて親しみやすいナンバーです。
*そんなこずえさんの今年一番のおすすめコンサート「春の光コンサート」が4月19日(日曜日)に開催されます。会場は中区富塚町の夢汎ホール(ホワイトストリートBMW裏手)、13時半開場/14時開演。出演はこずえさんと、オカリナユニット「音心」さん。チケットは前売り2500円/当日3000円です。
*オカリナの暖かい音色とこずえさんの透明感ある歌声、まさに春の光を感じられるコンサートになりますね。このコンサートでしか聞けないコラボレーションも予定されているそう!詳細、また今後の演奏予定なども、こずえさんのブログをぜひチェック!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・武山邦子先生に『たけのこ寿司』を教えていただきました。
*いかにも春!な味わい。たけのこ、炒り玉子、木の芽に紅しょうがという色の取り合わせも春を感じさせてくれる、季節を存分に味わえるちらし寿司です。たけのこの茹で方など、教えていただいたポイントをしっかり押さえて、おいしく「春」をいただきましょう(^^)!
*ホームメイドクッキングさんでは「春の入会キャンペーン」を実施中。春色メロンパンやベリーロールケーキなど、春らしいレシピの体験ミニレッスンがワンコイン500円で受講できます!この地域の教室は「浜松教室」と「掛川教室」、そして「豊橋教室」があります。ホームページにはこのほかにも情報盛り沢山。ぜひご覧ください。
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
春の星座のトップバッター、「かに座」のお話でした。
かに座は、名前が知られている割には目立たなくて探しにくい星座です。
市街地はおろか、住宅地ぐらいの空でも、かに座のあるあたりは、普段ならおそらく何も見えません。
ですが今年はちょっと特別で、今、ここに木星が来ているんです。
木星は、夜通し空に見えている星の中ではもっとも明るい存在ですから、とても良い目印になります。
でもやっぱり、木星のほかは何も見えないと思います…(汗)
ところが夜空がじゅうぶん暗い場所で見ると、小さな四角形とその内側にぼんやり光る雲のような天体(プレセペ星団といって、これが甲羅の模様です)、そして周囲に広げた足に当たる星々、と、くっきりとは目立たないながらも存在感を持って現れてきます。
空気の美味しい、夜空の条件が良い場所にお出かけの機会があったらぜひ探してみてください。
ではいつものように、探し方図解です。

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『Songs From The Attic』
時代の波にいつしか埋もれてしまったナンバーや、近ごろラジオではあまりかからないけど、いい音楽なんだよなあ、といったサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今週は、上田正樹と有山淳司、1975年リリース「ぼちぼちいこか」を特集しました。
日本のロック黎明期、ラグタイムブルースに大阪弁をのせて歌うという、画期的かつオリジナリティに溢れたスタイルで強烈な存在感を放った、日本ロック史に残る名盤です。
お届けしたナンバーは、
「大阪へ出て来てから」
「あこがれの北新地」
「みんなの願いはただひとつ」
「梅田からナンバまで」
「俺の借金全部でなんぼや」
「なつかしの道頓堀」
の6曲でした。
コッテコテの大阪的ラグ・ブルースの世界。
それは、等身大でリアルな、「ミもフタもない」とも言ってもいいかもしれない、昭和の生活感。
それがなんだか居心地よく、懐かしいようでもあり、楽しくて、だけどどこかせつないアルバムです。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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【LIVE INFORMATION】

プレ葉ウォーク浜北・5月2日のGRAND MUSIC FESTIVALに、
『Orphée』が出演します。入場無料!
◎5月2日(土) プレ葉ウォーク浜北・2Fセンターコート
◎13:00スタート 入場無料
◎出演:Orphée/宮田薫
詳しくは→プレ葉ウォーク浜北公式サイト・イベント案内ページ
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 19:41│Comments(0)
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