2016年01月07日

小っちゃく寒いラジオ

年が明けて1週間が経過し、季節は昨日から「小寒」に入りました。
小寒と次にやってくる「大寒」、この二つが一年でもっとも寒い時期とされていて、二つあわせて、単に「寒」あるいは「寒中(かんちゅう)」もしくは「、寒の内(かんのうち)」と呼び、この季節にはいった昨日を「寒の入り」と呼ぶ、ということは、みなさまご存知のことと思います。

ですから本来であれば「お寒うございます」という言葉が挨拶になってしかるべき時期なんですが、今年はねえ、本当に暖かい日が続いてます。

なにしろ年が改まってからの1週間を眺めてみても、ここ浜松・遠州地域では1日だけ、2日の最低気温が平年を下回ったんですが、あとはもう軒並み、3月下旬だの4月上旬だのといったレベルの気温が続いています。

それでもようやく、今日あたりから、といっても今朝はさほどの冷え込みではありませんでしたが、しだいに平年に近い気温になって、冬らしい寒さがやって来そう…
…という予報ではあるんですが、ここ浜松・遠州地域においては、最高気温のほうは、平年より2℃から3℃高くて、3月上旬くらいまでは上がりそうなんです。

冬らしくなるのは最低気温のほうなんですね。
しかも、平年値を少し下回りそうな予報になっています。

ですから、朝夕は冷え込むものの日中はさほどでもない、という、なんだかまさに「小さく寒い」という字面にピッタリといえる気候になるかもしれません。

ただこれ、気をつけたいのが、イコール、日中と朝晩の気温の差が大きい、ということなんですよねえ。
明日以降週明けにかけて、10℃以上差が開く日が続きそうですから、気をつけていきましょう。

じつは、かくいうワタクシ、秋の終わりごろからこっち、もう2回ほど風邪をひいちゃってまして…。

原因は、やっぱり「油断」なんですよ。
つい油断していて、気がついたら体が冷えてしまっていてゾクゾクっと来て、そのまま風邪の症状が出てくる、というパターンなんですよねえ。

ようやく冬らしくなる、小いさく寒い季節。
でもその寒さ、ゆめゆめ油断なさらぬように、でありますぞ。


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さてさて、そんな話題からスタートした、2016年最初の木曜日、1月7日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

小っちゃく寒いラジオ

Today's Smile
「宮口まちおこしの会」副会長の太田 富次郎さんと、天浜線宮口駅舎内のお店「はままつ88」の古橋 達也さん、お二人をスタジオに。

いまから20年前、宮口の中心にある庚申寺の門前の道が石畳に整備されたことをきっかけに、町の歴史・文化・伝統・自然を再発見して「住んで良かった、これからも住みたい」と思える故郷にし、後世の子供たちに残し伝えたい、との思いで発足した「宮口まちおこしの会」。

庚申寺は古い歴史をもつ古刹で「庚申信仰」の聖地として賑わっています。「庚申」の「申」は十二支の「さる」であり、猿が庚申の使いとされたことから、境内にはたとえば山門の屋根に「見ざる言わざる聞かざる」の三猿がいたり、本堂の前には宝珠を抱いた「お願い猿」があったりして「猿寺」とも呼ばれます。

まっすぐ伸びる参道には古い門前町の面影が残っており(境内に「昔の町並みの案内図」があります)、また、岩水寺や秋葉山へ向かう古い道筋を、歴史・文化・自然に親しめるように設定された「遠州山辺の道」の一部に当たるので、散策ルートのポイントとしても楽しめます(ウォーキングもよし、自転車で巡るもよし、おすすめですよ)。

そんな庚申寺で今週末の10日「初庚申大祭」が開かれます。その年初めての「庚申(=かのえさる)の日」に行われるお祭です(現在は1月の第2日曜日に固定されています)。当日は名物の「庚申こんにゃく」・「あらたまご」・お子様向けのゲーム・ステージイベント・甘酒のサービスなど盛りだくさん。

「宮口まちおこしの会」が開発、作成する「くくり猿」「お守り宝珠」の販売もあります(「くくり猿」は庚申信仰のシンボルのひとつで、宮口駅の構内にも掲げられています)。ちなみに「庚申こんにゃく」は、北を向いて黙って食べるとご利益があるそうですよ。申年の今年、お参りするのは縁起がいいかも!ぜひ足をお運びください。

昨年は、創立20周年記念としてカレンダー『宮口物語』を作成。宮口の古跡情報やお祭りの様子などが掲載されています。「初庚申大祭」の会場でも販売がありますし、「はままつ88」でも販売されていて、大きな反響を呼んでいるそうですよ。こちらも興味をお持ちの方、ぜひ。

「はままつ88」さんといえば、FMHaro!「Plus Your Day」の人気コーナー『森一馬の RADIOでDOしたい』のスポンサーでもあります。森一馬さんも召し上がって絶賛されたという名物お菓子「はまたま」をスタジオにお持ち下さいました!これホントに美味しい〜〜!
小っちゃく寒いラジオ

これからも次の世代へ残せる活動を続けていきます、宮口に遊びに来てください、と太田さん。天竜浜名湖鉄道に乗って宮口駅を賑やかな駅にしていただけたら、そして宮口駅でお降りの際には名物「はまたま」をせひ!と古橋さん。そう!天浜線で巡るのも超おススメですよ〜!


Happiness Style
ジュニア野菜ソムリエ・尾白進哉先生とお電話で。テーマ食材『レタス』について教えていただきました。

なぜ今の時期にレタス?と一瞬思ってしまうかもしれません。たしかにレタスの旬は秋。でもじつは静岡県では冬場(12~2月)にたくさん作られており「地域的な旬」なんです。この地域ならではの「冬に美味しいレタス」、活用したいですね。

選ぶ際には、やわらかくツヤがあり緑色が濃いもの、そして切り口が10円玉ぐらいの大きさで白く、乾燥していないものを。おススメレシピは、ざくっと切った切り口をフライパンで軽く焦げ目がつく程度に焼いてから手でほぐし、温泉卵やベーコンなどと一緒にシーザーサラダに!うわあ!これ美味しそう〜!

小っちゃく寒いラジオ尾白先生が所副代表を務める「野菜ソムリエコミュニティ遠州三河」では、2月4・11日(木)浜松市大平台にて乳幼児とその保護者を対象にした食育講座を開催します。離乳食の話や初期の野菜嫌いなどについて、野菜ソムリエからの視点でお話します。詳細・お申し込みはホームページをどうぞ!


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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は、オリオンに挑みかかる猛牛、おうし座についてのお話でした。

おうし座にまつわるギリシャ神話には有名なものが二つあります。

ひとつは、フェニキアの王女エウローペーに一目惚れしたゼウスが、彼女を誘惑するために白い牛に変身したときの姿だというもの。
もうひとつが、女神ヘラに使える神職であった女性イーオーを誘惑したゼウス(こればっか(^_^;)が、ヘラの目から逃れるため彼女を牝牛の姿に変えた、その姿だというもの。

ちょっとおもしろいのが、どちらの物語も、エウローペーの名は「ヨーロッパ」として、イーオーの名は「イオニア海」として今の地名に残っているのだ、とされていること。(イーオーの場合は「牝牛の渡し」と言う意味の「ボスポラス海峡」としても残っているとされます)

さらに、どちらも木星(=ゼウス)の4つの巨大衛星の名前になっています。
興味をお持ちいただいた方、ギリシャ神話をぜひ紐解いてみてはいかがでしょう。

おうし座は冬の夜空を代表する星座のひとつですからよく目立っていて探し方も簡単。

「オリオンの三ツ星」を右に伸ばしていけばすぐに見つかる、顔にあたるヒアデス星団や目にあたる赤い一等星アルデバラン、そして肩にあたるプレアデス星団(すばる)といった天体を手がかりに、周りの星々をむすんで行けば完成です。

ではいつものように、探し方図解です。
小っちゃく寒いラジオ


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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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Posted by とむさん at 17:51│Comments(0)Smile on Radio
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