2016年01月14日
百花に先駆けラジオ
先週、番組内で熱海の梅まつりの話題をご紹介しました。
日本でいちばん早い梅祭りとして知られる「熱海梅園梅まつり」。今年も先週の土曜日から始まっています。
熱海梅園の梅の開花状況、いま最新のデータは1/12時点のものですが、全472本のうち348本がすでに開花していて、全体の状況は昨年と比較すると16日ほど早いんだそうです。
梅は桜などに比べて休眠が浅いため、開花時期は天候によって大きく左右されるそうですが、それにしても去年より半月も早いんですねえ。いかにこの冬が暖かいか、です。
とはいえ、なにしあそこは毎年11月下旬から12月上旬に第一号の梅の花が開くという場所でありますからして、ちょっと特別なのかも知れません。では一般的に見たらどうなのか。
浜松・遠州地方近辺でのデータではありませんが、静岡地方気象台が発表している「生物季節観測」というデータがあります。
これは、全国の気象台で統一した基準をもとに毎年観測を行っているもので、植物の開花をはじめ、うぐいすが初めて鳴いた日、ほたるを初めて見た日など、さまざまな生物が対象になっていて、ひじょうに興味ぶかいんですよ。
この観測における「うめの開花日」とは、対象となる木「標本木」に5〜6輪の花が咲いた状態になった最初の日をいいます(ちなみに標本木は白梅だそうです)。
さあそれでは、静岡地方気象台観測による、今年・2016年の梅の開花日は…
はい、1月13日。おとといの水曜日でした。
昨年の開花日は1月25日でしたから、今年は去年より12日早い開花というわけです。
ちなみに平年は1月20日だそうです。つまり平年に比べても一週間早いんですね。
みなさんの身の回りでも、いかがですか、梅の花、咲き始めているのではないでしょうか。
梅は「百花に先駆けて咲く」なんていいます。
年のはじめ、梅があらゆる花の先頭を切って咲き、春を告げる、という意味です。
季節はまだまだこれからが一年で最も寒い時期。
しばし、寒中らしい寒さがつづくとの予報です。
ようやくやってきた冬らしさを味わいつつ、その向こうにある春も感じる。
そんな季節になりそうですね。
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さてさて、そんな話題からスタートした、2016年1月14日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
倉本聰&富良野GROUP磐田公演実行委員会 事務局の田之上 康成さんをスタジオに。
*脚本家の倉本聰さんが塾長として、プロの脚本家と役者を育成するべく北海道・富良野市の山間に1984年に開いた「富良野塾」。2010年に閉塾されたのちも卒業生のみなさんが中心となって「富良野GROUP」として舞台の制作が継続されています。
*倉本聰さんと磐田市のご縁は平成2年の講演会がきっかけ。つぎは磐田で倉本さんの舞台を観たい、ということからお付き合いが始まり、平成6年、富良野GROUPの「ニングル」という舞台を実現するため有志が集まったのが実行委員会。以来20年以上の活動を続けてきているんですね。
*講演会が終わればそれで終わりというケースも多いことと思われますが、倉本さんは磐田においでのたびに実行委員会のメンバーと懇親会などをして親睦を深め、また磐田のことを気にかけてくださっており、地震や大雨などの報があると「大丈夫か」と電話をくださったりするそうですよ。
*そんな倉本聰さんと富良野GROUPの磐田での7回目となる公演が、3月16日(水)・磐田市民文化会館で19時から上演される「屋根」。あの「北の国から」の舞台版ともいえる作品で、北海道開拓農家を題材にとり、大正〜昭和〜平成にわたる、家族の歴史と喜怒哀楽を描いた物語です。
*楽しく分かりやすい舞台でありながら、戦争、敗戦、高度成長、バブル、など、消費行動や環境にたいする価値観の大きな転換や変動を経てきた日本社会を見つめなおし、真の豊かさとはなにか、といった懸念や疑問を数々投げかけてくる作品でもあるそう。
*「知識より知恵を使え」とよくおっしゃる倉本さんの言葉どおり、どうしたらお客様を集められるかを常に考えて公演に望んでいる実行委員会のみなさん。その一つがオリジナルチケットで、昨年はグランドピアノ型に手作業で切り抜いたチケット。今回は、古い着物を再利用したチケットを1500枚手作りされています。これは素敵ですね!
*チケット販売も好調で、残り少なくなっていますが、A席(一般3,000円/高校生以下は2,000円)がまだ少しあるそうですよ。お席は後ろになりますが、鑑賞には十分耐えますのでご安心下さいとのこと。倉本さんは、いつも最後列で観ておられるそうですよ。※託児も可能とのことです。
*お問い合わせ・チケットのお申込みは実行委員会(0538-35-8873)まで。チケットぴあ【Pコード447-140】でも購入可能です。また、実行委員会の公式ブログにも情報がありますのでぜひご覧ください!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・柴田真乃先生に『肉詰めなすのこってり煮煮』を教えていただきました。
*もう、レシピ名だけですでにチョー美味しそう〜!な、しっかり味のお惣菜です。ご飯との相性抜群、お弁当のおかずにもおすすめですよ。そしてもちろん、おビールにも合いまくり!ご家族で楽しんでいただける一品です、ぜひお試しを(^o^)
*ホームメイドクッキングさんでは2/14まで入会キャンペーンを実施中。チョコメロンパンやビーフシチュー、ガトーショコラなどの体験ミニレッスンがワンコイン500円で体験でき、お得な入会プランも用意されています。詳しくは公式サイト内の特設ページをどうぞ!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、真冬の星空に雄大に輝く狩人、オリオン座についてのお話でした。
中心部で等間隔に並んだ「オリオンの三つ星」と、それを取り囲む4つの明るい星。
きわめて特徴的な星の並びで、特別な探し方など必要なく、冬の夜空を見上げさえすれば自然に目につく星座です。
数ある星座の中でも最もなじみ深い星座のひとつといえるでしょう。
ただし、これはあくまで「よく目立つ部分」であって、これがオリオン座の全体像なのではありません。
空の暗い場所にいけば、この周囲に、棍棒をふりあげている右腕や、ライオンの毛皮をかけている左腕の部分が見えてきて、狩人オリオンの全身が浮かび上がってくるんです。
右足の膝から下くらいが見えない程度で、ほぼ全身といっていいと思います。じつに雄大な姿なんですよ。
そして、オリオン座には、ぜひご覧になっていただきたい天体があるんです。
それは、三つ星の少し下にあります。
三つ星のちょっと下に、やや暗めの星が3つ、縦に並んでいるのが見えます。これを「小三つ星」といって、オリオンが腰に吊るしている短剣にあたる部分なんですが、真ん中の星をよ〜く見てみると、他の星とは少しようすが違っていて、ぼんやりにじんだように見えます。
これ、じつは星ではなく「オリオン大星雲」といって、宇宙にひろがるガスやチリのかたまりなんです。
このガスの中ではたくさんの新しい星が生まれていて、その新しい星の光で、ガスが光っているように見えているんです。
オリオンの剣、小三つ星、その真中の「オリオン大星雲」。
ぜひ実際の夜空でご覧になってみて下さい。
ではいつものように、探し方アニメーションです。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
日本でいちばん早い梅祭りとして知られる「熱海梅園梅まつり」。今年も先週の土曜日から始まっています。
熱海梅園の梅の開花状況、いま最新のデータは1/12時点のものですが、全472本のうち348本がすでに開花していて、全体の状況は昨年と比較すると16日ほど早いんだそうです。
梅は桜などに比べて休眠が浅いため、開花時期は天候によって大きく左右されるそうですが、それにしても去年より半月も早いんですねえ。いかにこの冬が暖かいか、です。
とはいえ、なにしあそこは毎年11月下旬から12月上旬に第一号の梅の花が開くという場所でありますからして、ちょっと特別なのかも知れません。では一般的に見たらどうなのか。
浜松・遠州地方近辺でのデータではありませんが、静岡地方気象台が発表している「生物季節観測」というデータがあります。
これは、全国の気象台で統一した基準をもとに毎年観測を行っているもので、植物の開花をはじめ、うぐいすが初めて鳴いた日、ほたるを初めて見た日など、さまざまな生物が対象になっていて、ひじょうに興味ぶかいんですよ。
この観測における「うめの開花日」とは、対象となる木「標本木」に5〜6輪の花が咲いた状態になった最初の日をいいます(ちなみに標本木は白梅だそうです)。
さあそれでは、静岡地方気象台観測による、今年・2016年の梅の開花日は…
はい、1月13日。おとといの水曜日でした。
昨年の開花日は1月25日でしたから、今年は去年より12日早い開花というわけです。
ちなみに平年は1月20日だそうです。つまり平年に比べても一週間早いんですね。
みなさんの身の回りでも、いかがですか、梅の花、咲き始めているのではないでしょうか。
梅は「百花に先駆けて咲く」なんていいます。
年のはじめ、梅があらゆる花の先頭を切って咲き、春を告げる、という意味です。
季節はまだまだこれからが一年で最も寒い時期。
しばし、寒中らしい寒さがつづくとの予報です。
ようやくやってきた冬らしさを味わいつつ、その向こうにある春も感じる。
そんな季節になりそうですね。
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さてさて、そんな話題からスタートした、2016年1月14日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
倉本聰&富良野GROUP磐田公演実行委員会 事務局の田之上 康成さんをスタジオに。
*脚本家の倉本聰さんが塾長として、プロの脚本家と役者を育成するべく北海道・富良野市の山間に1984年に開いた「富良野塾」。2010年に閉塾されたのちも卒業生のみなさんが中心となって「富良野GROUP」として舞台の制作が継続されています。
*倉本聰さんと磐田市のご縁は平成2年の講演会がきっかけ。つぎは磐田で倉本さんの舞台を観たい、ということからお付き合いが始まり、平成6年、富良野GROUPの「ニングル」という舞台を実現するため有志が集まったのが実行委員会。以来20年以上の活動を続けてきているんですね。
*講演会が終わればそれで終わりというケースも多いことと思われますが、倉本さんは磐田においでのたびに実行委員会のメンバーと懇親会などをして親睦を深め、また磐田のことを気にかけてくださっており、地震や大雨などの報があると「大丈夫か」と電話をくださったりするそうですよ。

*楽しく分かりやすい舞台でありながら、戦争、敗戦、高度成長、バブル、など、消費行動や環境にたいする価値観の大きな転換や変動を経てきた日本社会を見つめなおし、真の豊かさとはなにか、といった懸念や疑問を数々投げかけてくる作品でもあるそう。
*「知識より知恵を使え」とよくおっしゃる倉本さんの言葉どおり、どうしたらお客様を集められるかを常に考えて公演に望んでいる実行委員会のみなさん。その一つがオリジナルチケットで、昨年はグランドピアノ型に手作業で切り抜いたチケット。今回は、古い着物を再利用したチケットを1500枚手作りされています。これは素敵ですね!
*チケット販売も好調で、残り少なくなっていますが、A席(一般3,000円/高校生以下は2,000円)がまだ少しあるそうですよ。お席は後ろになりますが、鑑賞には十分耐えますのでご安心下さいとのこと。倉本さんは、いつも最後列で観ておられるそうですよ。※託児も可能とのことです。
*お問い合わせ・チケットのお申込みは実行委員会(0538-35-8873)まで。チケットぴあ【Pコード447-140】でも購入可能です。また、実行委員会の公式ブログにも情報がありますのでぜひご覧ください!
◎Happiness Style◎
ホームメイドクッキング・柴田真乃先生に『肉詰めなすのこってり煮煮』を教えていただきました。
*もう、レシピ名だけですでにチョー美味しそう〜!な、しっかり味のお惣菜です。ご飯との相性抜群、お弁当のおかずにもおすすめですよ。そしてもちろん、おビールにも合いまくり!ご家族で楽しんでいただける一品です、ぜひお試しを(^o^)
*ホームメイドクッキングさんでは2/14まで入会キャンペーンを実施中。チョコメロンパンやビーフシチュー、ガトーショコラなどの体験ミニレッスンがワンコイン500円で体験でき、お得な入会プランも用意されています。詳しくは公式サイト内の特設ページをどうぞ!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、真冬の星空に雄大に輝く狩人、オリオン座についてのお話でした。
中心部で等間隔に並んだ「オリオンの三つ星」と、それを取り囲む4つの明るい星。
きわめて特徴的な星の並びで、特別な探し方など必要なく、冬の夜空を見上げさえすれば自然に目につく星座です。
数ある星座の中でも最もなじみ深い星座のひとつといえるでしょう。
ただし、これはあくまで「よく目立つ部分」であって、これがオリオン座の全体像なのではありません。
空の暗い場所にいけば、この周囲に、棍棒をふりあげている右腕や、ライオンの毛皮をかけている左腕の部分が見えてきて、狩人オリオンの全身が浮かび上がってくるんです。
右足の膝から下くらいが見えない程度で、ほぼ全身といっていいと思います。じつに雄大な姿なんですよ。
そして、オリオン座には、ぜひご覧になっていただきたい天体があるんです。
それは、三つ星の少し下にあります。
三つ星のちょっと下に、やや暗めの星が3つ、縦に並んでいるのが見えます。これを「小三つ星」といって、オリオンが腰に吊るしている短剣にあたる部分なんですが、真ん中の星をよ〜く見てみると、他の星とは少しようすが違っていて、ぼんやりにじんだように見えます。
これ、じつは星ではなく「オリオン大星雲」といって、宇宙にひろがるガスやチリのかたまりなんです。
このガスの中ではたくさんの新しい星が生まれていて、その新しい星の光で、ガスが光っているように見えているんです。
オリオンの剣、小三つ星、その真中の「オリオン大星雲」。
ぜひ実際の夜空でご覧になってみて下さい。
ではいつものように、探し方アニメーションです。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 18:57│Comments(0)
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