2015年04月23日
春もうららの油断大敵ラジオ
このところ天候不順が続いて、全国の広い範囲で記録的な日照不足となり、農作物などへの影響が心配されるというニュースがありました。
じっさい、お天気カレンダーを見てみると、静岡県西部、今月に入ってから晴れマークが極端に少ないんです。
(その少ない晴れマークが、なぜか木曜日には全部ついているという、これまたちょっと不思議な状況でありまして「木曜雨率」は下がる一方であります)
今の時期をあらわす「穀雨」という言葉があるくらいで、本来、春の雨というものは、大地をうるおし植物の生長を助けてくれる、恵みの雨のはずなんですけれど、やはり過ぎたるはなんとやら、ということなんですね。
それでもようやく落ち着いてきたといいますか、いかにも春真っ盛りのぽかぽか陽気が続いています。
ぼくの仕事場、窓際にデスクを置いてあるのですが、窓から見える景色はまさに春の日永。
ああ、うららかだなあ、なんて思っておりますと、じつは二十四節気、穀雨の次は「立夏」。
つまり、もう夏のはじまりがすぐそこに来ている…
うーむ何というか油断も隙もないというか、ですねえ(^_^;)
この時期、陽気がいいと外に出るのがたいへん気持ちいいのですけれど、考えてみると、屋外では紫外線がますます強くなっていく季節でもあるんですよね。やれやれです。
紫外線は、3月ごろからすでに日に日に強まってきていて、5月で真夏と同じぐらいの強さになるとも言われますし、注意が必要です。
そういえば、紫外線対策として日傘を使用するかた、最近とても多くなりました。
素材にもよりますが、日傘は色の濃いものを中心に、太陽から直接降り注ぐ紫外線をかなりの割合でカットしてくれるスグレモノなんですが、じつは盲点があるんだとか。
それは、紫外線には反射する性質があるということ。
上からの紫外線はさえぎっていても、地面などで反射した下からの紫外線に対しては無防備になってしまっていませんか?気をつけなくっちゃです。
それにしても、寒い冬が去って、花粉の季節も過ぎて、ようやくノンビリ、と思いきや…。
ま、どんな季節であっても、気をつけるべきことが常にある、気を抜いちゃいけないよってことなんでしょうかねえ。
ともあれ、今年も紫外線の季節がやってきます。
お肌のトラブルになる前に、きっちり対策ししていきましょう。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年4月23日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
花咲乃庄オーナー・大箸晴康さんをスタジオに。
*国の有形文化財に登録された、貴重な建造物。江戸末期から栄えた造り酒屋で、幕末には庄屋も務めた旧家の状態を、主屋や蔵、納屋、井戸小屋、堀までが一体としてよく保たれている数少ない資料として高く評価されています。
*当時の雰囲気を伝える屋敷や美しい庭園の見学に加え、幕末から明治維新を代表する偉人ゆかりの品々、昭和7年頃作られた本格的鉄造"光明鉄道"、なつかしの生活・玩具などの展示も楽しめ、お食事やおみやげも充実した、総合的な文化施設です。
*そんな花咲乃庄さんでは来月初旬、2日から6日にかけて「花咲フェア」を開催。期間中は庄屋屋敷の見学が展示館も含めて無料になり、毎日、マジック、バルーンアート、南京玉すだれ、皿回しなどの出し物が楽しめます。
*さらにお食事をされた方には「そばの実ふりかけ」プレゼント!そして最終日6日には、皿回しやバルーンアートの体験もできちゃいます。皿回し、やってみたいですね(^^)b
*そしてその先の季節には花菖蒲園が見頃を迎えます。200㎡の園内に70種,120株の、紫やピンク、白や黄色の花菖蒲が。このお庭はお食事処からも眺めることができますよ。なお、通常の見学料は350円(値下げしました)ですが、お食事をされた場合は200円で見学できます。
*そのお食事では自慢の「一・九そば」が。酒造りに欠かせない原水と北山蕎麦90%を用いた手打ち蕎麦です。また、地元福田産のうなぎはさっぱりとした江戸の味で仕上げています。オリジナルスイーツ「そばの実ぜんざい」も人気です。
*お子さまやお若い方からお年寄りまで、どんな世代のかたも楽しく過ごせる場所です、ぜひおいでください、と大箸さん。ぼくもぜひいちどおじゃましたいと思ってますよ。詳しいアクセスはこちらから!
◎Happiness Style◎
浜松調理菓子専門学校・神谷有希子先生に「生たけのこの茹で方と若竹汁」を教えていだたきました。
*今が旬まっさかりの春の味覚、たけのこを上手に茹でる方法。皮付きで茹でる、米ぬかと一緒に茹でる、など、それぞれにちゃあんと理由があるんですよね。なお、米ぬかは、お米のとぎ汁や生のお米で代用することもできます。
*そして、茹でたたけのこの応用例として、やはり旬の素材わかめとあわせた若竹汁。今回はご家庭で手軽に作れるようシンプルなレシピを教えていただきました。ぜひお試しを!
*浜調さんでは本年度もオープンキャンパス(体験入学)を展開中。次回は5月23日(土)の開催、調理師科はニョッキ、製菓はパンを体験できます。事前に予約が必要です。詳しくは公式サイトをご覧ください!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、春の夜空を散策するための目印となる、春の大曲線と春の大三角、ししの大鎌。
そして、天翔けるライオン、しし座についてのお話でした。
北斗七星のひしゃくの柄のカーブを伸ばしていき、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカへといたる「春の大曲線」。
これがよく見えるようになると、毎年、ああ春だなあ、と思うんです。
とてもよく目立つ星ばかりですから市街地の夜空でも確認できますよ。ぜひチェックです。
アークトゥルスとスピカ、そしてしし座の2等星デネボラを結べば「春の大三角」。
正三角形に近い、きれいな大きな三角形です。
そして、はてなマークを左右反転したような、特徴的な形に並んでいる星が「ししの大鎌」。
西洋の丸くカーブした草刈り鎌に見立てているんです。
いちど見つけておくと、春の夜空ではすぐ目につくようになりますよ。ぜひ覚えてください。
では探し方図解です。

※こうして図解にするとどうしても平面的になってしまうのですが、本当はとてもダイナミックな曲線なんですよ。ぜひご覧になってみてください!
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『Songs From The Attic』
「Attic」とは「屋根裏部屋」という意味。
屋根裏に大切にしまってあった音楽たち、そんなイメージでお聞きいただけたら嬉しいです。
今週は、チューリップ。
1972年リリースの記念すべきファーストアルバム「魔法の黄色い靴」を特集しました。


お届けしたナンバーは、
◎魔法の黄色い靴
◎あいつが去った日
◎千鳥橋渋滞
◎ハーモニー
◎おいらの気楽な商売
◎私の小さな人生
の6曲でした。
実に若々しく初々しい、そして、オリジナリティにあふれたポップス感覚が随所に散りばめられているアルバムです。
財津和夫さんがテレビ番組のなかで「チューリップは青春のバンドなんです」と語っていたことがあります。
まさに、チューリップは青春を歌い続けてきたバンドであり、そして、そのチューリップ自身の青春がこのアルバムには詰まっている、そんな気がします。
チューリップのデビュー当時のメンバー5人のうち、ベースの吉田彰さんは1980年に音楽界を引退、その後の再結成にも加入することなく、ですから、このメンバーがふたたび集まることはほぼ期待できなかったんですが、昨年、ギターの安部俊幸さんが世を去り、その可能性は本当にゼロになってしまいました。
ご冥福を心からお祈りいたします。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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【LIVE INFORMATION】

プレ葉ウォーク浜北・5月2日のGRAND MUSIC FESTIVALに、
『Orphée』が出演します。入場無料!
◎5月2日(土) プレ葉ウォーク浜北・2Fセンターコート
◎13:00スタート 入場無料
◎出演:Orphée/宮田薫(サポートピアノ・矢野正道)
詳しくは→プレ葉ウォーク浜北公式サイト・イベント案内ページ
じっさい、お天気カレンダーを見てみると、静岡県西部、今月に入ってから晴れマークが極端に少ないんです。
(その少ない晴れマークが、なぜか木曜日には全部ついているという、これまたちょっと不思議な状況でありまして「木曜雨率」は下がる一方であります)
今の時期をあらわす「穀雨」という言葉があるくらいで、本来、春の雨というものは、大地をうるおし植物の生長を助けてくれる、恵みの雨のはずなんですけれど、やはり過ぎたるはなんとやら、ということなんですね。
それでもようやく落ち着いてきたといいますか、いかにも春真っ盛りのぽかぽか陽気が続いています。
ぼくの仕事場、窓際にデスクを置いてあるのですが、窓から見える景色はまさに春の日永。
ああ、うららかだなあ、なんて思っておりますと、じつは二十四節気、穀雨の次は「立夏」。
つまり、もう夏のはじまりがすぐそこに来ている…
うーむ何というか油断も隙もないというか、ですねえ(^_^;)
この時期、陽気がいいと外に出るのがたいへん気持ちいいのですけれど、考えてみると、屋外では紫外線がますます強くなっていく季節でもあるんですよね。やれやれです。
紫外線は、3月ごろからすでに日に日に強まってきていて、5月で真夏と同じぐらいの強さになるとも言われますし、注意が必要です。
そういえば、紫外線対策として日傘を使用するかた、最近とても多くなりました。
素材にもよりますが、日傘は色の濃いものを中心に、太陽から直接降り注ぐ紫外線をかなりの割合でカットしてくれるスグレモノなんですが、じつは盲点があるんだとか。
それは、紫外線には反射する性質があるということ。
上からの紫外線はさえぎっていても、地面などで反射した下からの紫外線に対しては無防備になってしまっていませんか?気をつけなくっちゃです。
それにしても、寒い冬が去って、花粉の季節も過ぎて、ようやくノンビリ、と思いきや…。
ま、どんな季節であっても、気をつけるべきことが常にある、気を抜いちゃいけないよってことなんでしょうかねえ。
ともあれ、今年も紫外線の季節がやってきます。
お肌のトラブルになる前に、きっちり対策ししていきましょう。
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さてさて、そんな話題からスタートした2015年4月23日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

◎Today's Smile◎
花咲乃庄オーナー・大箸晴康さんをスタジオに。
*国の有形文化財に登録された、貴重な建造物。江戸末期から栄えた造り酒屋で、幕末には庄屋も務めた旧家の状態を、主屋や蔵、納屋、井戸小屋、堀までが一体としてよく保たれている数少ない資料として高く評価されています。
*当時の雰囲気を伝える屋敷や美しい庭園の見学に加え、幕末から明治維新を代表する偉人ゆかりの品々、昭和7年頃作られた本格的鉄造"光明鉄道"、なつかしの生活・玩具などの展示も楽しめ、お食事やおみやげも充実した、総合的な文化施設です。
*そんな花咲乃庄さんでは来月初旬、2日から6日にかけて「花咲フェア」を開催。期間中は庄屋屋敷の見学が展示館も含めて無料になり、毎日、マジック、バルーンアート、南京玉すだれ、皿回しなどの出し物が楽しめます。
*さらにお食事をされた方には「そばの実ふりかけ」プレゼント!そして最終日6日には、皿回しやバルーンアートの体験もできちゃいます。皿回し、やってみたいですね(^^)b
*そしてその先の季節には花菖蒲園が見頃を迎えます。200㎡の園内に70種,120株の、紫やピンク、白や黄色の花菖蒲が。このお庭はお食事処からも眺めることができますよ。なお、通常の見学料は350円(値下げしました)ですが、お食事をされた場合は200円で見学できます。
*そのお食事では自慢の「一・九そば」が。酒造りに欠かせない原水と北山蕎麦90%を用いた手打ち蕎麦です。また、地元福田産のうなぎはさっぱりとした江戸の味で仕上げています。オリジナルスイーツ「そばの実ぜんざい」も人気です。
*お子さまやお若い方からお年寄りまで、どんな世代のかたも楽しく過ごせる場所です、ぜひおいでください、と大箸さん。ぼくもぜひいちどおじゃましたいと思ってますよ。詳しいアクセスはこちらから!
◎Happiness Style◎
浜松調理菓子専門学校・神谷有希子先生に「生たけのこの茹で方と若竹汁」を教えていだたきました。
*今が旬まっさかりの春の味覚、たけのこを上手に茹でる方法。皮付きで茹でる、米ぬかと一緒に茹でる、など、それぞれにちゃあんと理由があるんですよね。なお、米ぬかは、お米のとぎ汁や生のお米で代用することもできます。
*そして、茹でたたけのこの応用例として、やはり旬の素材わかめとあわせた若竹汁。今回はご家庭で手軽に作れるようシンプルなレシピを教えていただきました。ぜひお試しを!
*浜調さんでは本年度もオープンキャンパス(体験入学)を展開中。次回は5月23日(土)の開催、調理師科はニョッキ、製菓はパンを体験できます。事前に予約が必要です。詳しくは公式サイトをご覧ください!
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、春の夜空を散策するための目印となる、春の大曲線と春の大三角、ししの大鎌。
そして、天翔けるライオン、しし座についてのお話でした。
北斗七星のひしゃくの柄のカーブを伸ばしていき、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカへといたる「春の大曲線」。
これがよく見えるようになると、毎年、ああ春だなあ、と思うんです。
とてもよく目立つ星ばかりですから市街地の夜空でも確認できますよ。ぜひチェックです。
アークトゥルスとスピカ、そしてしし座の2等星デネボラを結べば「春の大三角」。
正三角形に近い、きれいな大きな三角形です。
そして、はてなマークを左右反転したような、特徴的な形に並んでいる星が「ししの大鎌」。
西洋の丸くカーブした草刈り鎌に見立てているんです。
いちど見つけておくと、春の夜空ではすぐ目につくようになりますよ。ぜひ覚えてください。
では探し方図解です。

※こうして図解にするとどうしても平面的になってしまうのですが、本当はとてもダイナミックな曲線なんですよ。ぜひご覧になってみてください!
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『Songs From The Attic』
「Attic」とは「屋根裏部屋」という意味。
屋根裏に大切にしまってあった音楽たち、そんなイメージでお聞きいただけたら嬉しいです。
今週は、チューリップ。
1972年リリースの記念すべきファーストアルバム「魔法の黄色い靴」を特集しました。
お届けしたナンバーは、
◎魔法の黄色い靴
◎あいつが去った日
◎千鳥橋渋滞
◎ハーモニー
◎おいらの気楽な商売
◎私の小さな人生
の6曲でした。
実に若々しく初々しい、そして、オリジナリティにあふれたポップス感覚が随所に散りばめられているアルバムです。
財津和夫さんがテレビ番組のなかで「チューリップは青春のバンドなんです」と語っていたことがあります。
まさに、チューリップは青春を歌い続けてきたバンドであり、そして、そのチューリップ自身の青春がこのアルバムには詰まっている、そんな気がします。
チューリップのデビュー当時のメンバー5人のうち、ベースの吉田彰さんは1980年に音楽界を引退、その後の再結成にも加入することなく、ですから、このメンバーがふたたび集まることはほぼ期待できなかったんですが、昨年、ギターの安部俊幸さんが世を去り、その可能性は本当にゼロになってしまいました。
ご冥福を心からお祈りいたします。
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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【LIVE INFORMATION】

プレ葉ウォーク浜北・5月2日のGRAND MUSIC FESTIVALに、
『Orphée』が出演します。入場無料!
◎5月2日(土) プレ葉ウォーク浜北・2Fセンターコート
◎13:00スタート 入場無料
◎出演:Orphée/宮田薫(サポートピアノ・矢野正道)
詳しくは→プレ葉ウォーク浜北公式サイト・イベント案内ページ
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 20:05│Comments(0)
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