2019年05月30日
夏じたくのラジオ
さて5月も終盤、今週末の土曜日から6月です。6月1日といえば「衣替え」ですね。経産省がすすめる「クールビズ」はすでに5月1日から始まっていますし、昔ほど厳密ではなくなっていることとは思いますが、制服のある仕事にお就きの方や学生さんなどはこの日から夏服に替わるというかたも多いことでしょう。
衣替えは、平安時代の宮中行事に由来すると言われます。けっこう雅なものなんですね。これが時代とともに変化していき、たとえば江戸時代の武家社会では、年に4回衣替えが行われていたようです。その後徐々に一般の人々にも衣替えの風習が定着していきました。
そして明治時代になると、政府が「衣替え」の時期を取り決めます。役人や警察官、軍人の衣替えを年に2回、6月1日と9月1日に行うと決めたんだそうです。 それが学生の制服にも影響していき、最終的には一般化したようです。
衣更えは単に服装を替えるだけの行為ではなく、家具調度品も冬ものから夏ものへ入れ替えることでもありました。そう考えるとけっこう大掛かりですから、6月1日に一気にぜんぶそっくりチェンジ、というわけにはなかなかいきません。ぼくの仕事部屋も、このあいだの日曜日に窓にすだれをかけました。みなさんのご家庭でも、夏を迎える準備をいろいろ進めていらっしゃることでしょう。
すだれをかけると室内の印象がかなりガラリと変わるんですよね、ああ夏が来たなあとしみじみ思いました。また、そこまで大掛かりでなくとも、ちょっとした小物で季節感を演出するのも楽しいです。夏っぽくする小物として手っ取り早いのは、カゴ系の雑貨とか麻の素材でできたものなんていいですよね。
たびたびぼくの仕事部屋の話で恐縮ですが、この部屋、収納力が限界にきていてファンヒーターが片付けられないんです。といってそのままにしておくと暑苦しいですからね、毎年夏場は、百均のオーニングシート…「オーニング」とか「サンシェード」とかの名称で売られている、ザラザラした質感の樹脂製日よけシートです…あれをカバーがわりにかぶせているんです。これがなかなか涼しげで悪くないんです。
インテリアに季節を取り入れると、気持ち的にも視覚的にも心地よさが増すと言われます。季節の移り変わりに寄り添って、つぎの季節へ向かって暮らしを整えていくことは、四季があるからこその豊かさであるとも言えます。季節の移り変わりを身近に感じられる毎日を大事にしていきたいですね。
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と、そんな話題からスタートした2019年5月30日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
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◎Today's Smile◎

浜松市民吹奏楽団・オーボエ奏者の川嶋朱里さんをスタジオに。一昨年の秋まで「和音(カズネ)の女将さん」として、クッキングコーナーに月イチレギュラーでご出演いただいていた川嶋さん。げんでんの女将さんの回にスタジオに遊びにおいでくださったこともあります(女将さん仲間なんですねー)。今回はミュージシャンとしてのご出演です。
*1975年創立、長い歴史を持つ浜松の社会人吹奏楽団。愛称は「市吹(しすい)」。海外交流が盛んでヨーロッパ演奏旅行を4度もおこなってきています。今回は、開催が近づいてきた『第42回定期演奏会』をご案内いただきました。
*今回のテーマは「songs」つまり「歌」。メインのシベリウス「交響詩フィンランディア」は、フィンランドが帝政ロシアの圧政に苦しめられていた時代に祖国愛を表現したもので、たいへんドラマチックな構成の楽曲です。後半部にあらわれる美しい旋律は、シベリウス本人が合唱用に編曲した「フィンランディア賛歌」としても知られています。
*このほか、賛美歌を主題とした最高難易度曲「ルイ ブルジョアの讃美歌による変奏曲」、中田喜直による懐かしい童謡「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」などで四季の移ろいを表現するオムニバス、有名なアイルランド民謡で「ダニー・ボーイ」としても知られる「ロンドンデリーのうた」など、「歌」をテーマに様々な国・時代・ジャンルの歌にちなんだ曲がラインナップされています。
*さらに、今年2月1日に発足したばかりの「すずめの学校 合唱部」との共演も!中高年の初心者のみなさんが音楽を楽しむ活動を展開する「すずめの学校」が、2014年結成の吹奏楽部につづいてスタートした、ゼロから合唱を学ぶ活動です。合唱部は今回が初のステージとのこと、どんなステージになるか楽しみですね!
*趣向を凝らしたチラシ・ポスターのビジュアルも毎回楽しみです。今回は金管楽器の管がアルファベットの「song」を描くように巻いているというユニークなもの。さらに、たいがい3本並んでいるピストンバルブが4本並び、しかも上部は平らなはずが球形…?これは人型で「四部合唱」を表しているんですね。なるほど〜!
*「浜松市民吹奏楽団 第42回定期演奏会」は2019年6月23日(日)13時開場13時45分開演、会場はアクトシティ浜松 大ホール。チケットは、指定S席 2000円【完売!人気のほどがうかがえます】、指定A席 1500円、自由席 1000円、高校生以下自由席 500円。専門のスタッフによる託児サービス(未就学児1人につき500円)もあります。小さなお子さんがいらっしゃるとこうしたコンサートを諦めてしまいがちですからこのサービスは嬉しいですね!
*お求めは、バルドン楽器、ヤマハミュージックリテイリング浜松店、WIND BACS株式会社久米、アクトシティチケットセンター、HFCオンラインショップ、ららぽーと磐田・磐田市情報館にて。また、川嶋さんが女将さんをつとめておいでの食と酒と音を結ぶ和「和音(カズネ)」さんでもお求めいただけます(お食事もお酒もとっても美味しいお店ですが、チケットお求めだけでのお立ち寄りも歓迎とのことです!)
*「歌」をテーマに聞き覚えのある曲をたくさんご用意しています、客席のみなさまにも口づさんでいただき、一体感のあるステージにしたいと思います!と川嶋さん。みなさまぜひ足をお運びください!
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◎Happiness Style◎

クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に『磐田産プリンセスパプリカDeカラフルムース』を教えていただきました。昨年度末開催された、新たな磐田野菜「プリンセスパプリカ」をテーマ食材にしたIWATAレシピサミット2018で、応募80点の中からみごと総合グランプリを獲得したレシピです。
*「プリンセスパプリカ」はとても美味しいそうですよ。グリルかオーブンで焼いて皮をむいてから調理するとさらに美味しさがアップするとのことで、今回のレシピでも、みじん切りにする前に5分ほどグリルで焼くのがおすすめです。簡単に作れてとっても美味しい、テーブルを鮮やかに彩ってくれる一品です。★受賞レシピはムースが斜め二層になっていますが、今回のレシピはより手軽に作れる一層にアレンジしたバージョンです。画像はチャコ先生にお借りしたものです。
*磐田市安久路のレストラン「くろしぇっと」さん(Googleマップ)にて「夏季限定プリンセスパプリカコース」の一品として、このレシピのアレンジ版が9月末まで提供されます。ぜひおでかけください!また、磐田市広報や磐田市役所でも告知されているそうですよ!
*チャコ先生の教室ではおしゃれな家庭料理をはじめ、男性クッキング
、パン、ケーキ講座があり、皆さん楽しくレッスンしています。大人気でいつも満席ですが、空きのあるクラスもあるとのこと。今なら特典もありますからぜひお問い合わせを!また、8月上旬に夏休みお子様食育講座を開催予定だそう(今日のレシピを作るかも!)最新情報はホームページをチェックです。
*お問い合わせ・お申込みは【TEL:053-466-0780】またはクッキングスタジオチャコ公式サイトから(お問い合わせフォームが用意されています)。Facebookページでも発信しています。ぜひご覧ください。
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◎とむさんのMy Choice Time◎
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今日は、日本の70年代ブルース・ブームの中心となった、京都出身の伝説的バンド、ウエスト・ロード・ブルースバンド、1975年のデビューアルバム『BLUES POWER 』を特集しました。
関西ブルースが本当に熱かった時代。ぞの音楽シーンの熱い息遣いが感じられるような気がする1枚です。しみじみ、この時代の京都にいたかった、立ち会いたかったものだなあ、と思います。
お届けしたナンバーは、
◎T-Bone Shuffle
◎It's My Own Fault(Treat Me The Way You Wanna Do)
◎Cold Cold Feeling
◎First Time I Met The Blues
◎Yackty Yak
の5曲でした。
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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
衣替えは、平安時代の宮中行事に由来すると言われます。けっこう雅なものなんですね。これが時代とともに変化していき、たとえば江戸時代の武家社会では、年に4回衣替えが行われていたようです。その後徐々に一般の人々にも衣替えの風習が定着していきました。
そして明治時代になると、政府が「衣替え」の時期を取り決めます。役人や警察官、軍人の衣替えを年に2回、6月1日と9月1日に行うと決めたんだそうです。 それが学生の制服にも影響していき、最終的には一般化したようです。
衣更えは単に服装を替えるだけの行為ではなく、家具調度品も冬ものから夏ものへ入れ替えることでもありました。そう考えるとけっこう大掛かりですから、6月1日に一気にぜんぶそっくりチェンジ、というわけにはなかなかいきません。ぼくの仕事部屋も、このあいだの日曜日に窓にすだれをかけました。みなさんのご家庭でも、夏を迎える準備をいろいろ進めていらっしゃることでしょう。
すだれをかけると室内の印象がかなりガラリと変わるんですよね、ああ夏が来たなあとしみじみ思いました。また、そこまで大掛かりでなくとも、ちょっとした小物で季節感を演出するのも楽しいです。夏っぽくする小物として手っ取り早いのは、カゴ系の雑貨とか麻の素材でできたものなんていいですよね。
たびたびぼくの仕事部屋の話で恐縮ですが、この部屋、収納力が限界にきていてファンヒーターが片付けられないんです。といってそのままにしておくと暑苦しいですからね、毎年夏場は、百均のオーニングシート…「オーニング」とか「サンシェード」とかの名称で売られている、ザラザラした質感の樹脂製日よけシートです…あれをカバーがわりにかぶせているんです。これがなかなか涼しげで悪くないんです。
インテリアに季節を取り入れると、気持ち的にも視覚的にも心地よさが増すと言われます。季節の移り変わりに寄り添って、つぎの季節へ向かって暮らしを整えていくことは、四季があるからこその豊かさであるとも言えます。季節の移り変わりを身近に感じられる毎日を大事にしていきたいですね。
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と、そんな話題からスタートした2019年5月30日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…
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◎Today's Smile◎

浜松市民吹奏楽団・オーボエ奏者の川嶋朱里さんをスタジオに。一昨年の秋まで「和音(カズネ)の女将さん」として、クッキングコーナーに月イチレギュラーでご出演いただいていた川嶋さん。げんでんの女将さんの回にスタジオに遊びにおいでくださったこともあります(女将さん仲間なんですねー)。今回はミュージシャンとしてのご出演です。
*1975年創立、長い歴史を持つ浜松の社会人吹奏楽団。愛称は「市吹(しすい)」。海外交流が盛んでヨーロッパ演奏旅行を4度もおこなってきています。今回は、開催が近づいてきた『第42回定期演奏会』をご案内いただきました。
*今回のテーマは「songs」つまり「歌」。メインのシベリウス「交響詩フィンランディア」は、フィンランドが帝政ロシアの圧政に苦しめられていた時代に祖国愛を表現したもので、たいへんドラマチックな構成の楽曲です。後半部にあらわれる美しい旋律は、シベリウス本人が合唱用に編曲した「フィンランディア賛歌」としても知られています。
*このほか、賛美歌を主題とした最高難易度曲「ルイ ブルジョアの讃美歌による変奏曲」、中田喜直による懐かしい童謡「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」などで四季の移ろいを表現するオムニバス、有名なアイルランド民謡で「ダニー・ボーイ」としても知られる「ロンドンデリーのうた」など、「歌」をテーマに様々な国・時代・ジャンルの歌にちなんだ曲がラインナップされています。
*さらに、今年2月1日に発足したばかりの「すずめの学校 合唱部」との共演も!中高年の初心者のみなさんが音楽を楽しむ活動を展開する「すずめの学校」が、2014年結成の吹奏楽部につづいてスタートした、ゼロから合唱を学ぶ活動です。合唱部は今回が初のステージとのこと、どんなステージになるか楽しみですね!

*「浜松市民吹奏楽団 第42回定期演奏会」は2019年6月23日(日)13時開場13時45分開演、会場はアクトシティ浜松 大ホール。チケットは、指定S席 2000円【完売!人気のほどがうかがえます】、指定A席 1500円、自由席 1000円、高校生以下自由席 500円。専門のスタッフによる託児サービス(未就学児1人につき500円)もあります。小さなお子さんがいらっしゃるとこうしたコンサートを諦めてしまいがちですからこのサービスは嬉しいですね!
*お求めは、バルドン楽器、ヤマハミュージックリテイリング浜松店、WIND BACS株式会社久米、アクトシティチケットセンター、HFCオンラインショップ、ららぽーと磐田・磐田市情報館にて。また、川嶋さんが女将さんをつとめておいでの食と酒と音を結ぶ和「和音(カズネ)」さんでもお求めいただけます(お食事もお酒もとっても美味しいお店ですが、チケットお求めだけでのお立ち寄りも歓迎とのことです!)
*「歌」をテーマに聞き覚えのある曲をたくさんご用意しています、客席のみなさまにも口づさんでいただき、一体感のあるステージにしたいと思います!と川嶋さん。みなさまぜひ足をお運びください!
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◎Happiness Style◎

クッキングスタジオチャコ・杉田久子先生に『磐田産プリンセスパプリカDeカラフルムース』を教えていただきました。昨年度末開催された、新たな磐田野菜「プリンセスパプリカ」をテーマ食材にしたIWATAレシピサミット2018で、応募80点の中からみごと総合グランプリを獲得したレシピです。
*「プリンセスパプリカ」はとても美味しいそうですよ。グリルかオーブンで焼いて皮をむいてから調理するとさらに美味しさがアップするとのことで、今回のレシピでも、みじん切りにする前に5分ほどグリルで焼くのがおすすめです。簡単に作れてとっても美味しい、テーブルを鮮やかに彩ってくれる一品です。★受賞レシピはムースが斜め二層になっていますが、今回のレシピはより手軽に作れる一層にアレンジしたバージョンです。画像はチャコ先生にお借りしたものです。
*磐田市安久路のレストラン「くろしぇっと」さん(Googleマップ)にて「夏季限定プリンセスパプリカコース」の一品として、このレシピのアレンジ版が9月末まで提供されます。ぜひおでかけください!また、磐田市広報や磐田市役所でも告知されているそうですよ!
*チャコ先生の教室ではおしゃれな家庭料理をはじめ、男性クッキング
、パン、ケーキ講座があり、皆さん楽しくレッスンしています。大人気でいつも満席ですが、空きのあるクラスもあるとのこと。今なら特典もありますからぜひお問い合わせを!また、8月上旬に夏休みお子様食育講座を開催予定だそう(今日のレシピを作るかも!)最新情報はホームページをチェックです。
*お問い合わせ・お申込みは【TEL:053-466-0780】またはクッキングスタジオチャコ公式サイトから(お問い合わせフォームが用意されています)。Facebookページでも発信しています。ぜひご覧ください。
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◎とむさんのMy Choice Time◎
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
今日は、日本の70年代ブルース・ブームの中心となった、京都出身の伝説的バンド、ウエスト・ロード・ブルースバンド、1975年のデビューアルバム『BLUES POWER 』を特集しました。
関西ブルースが本当に熱かった時代。ぞの音楽シーンの熱い息遣いが感じられるような気がする1枚です。しみじみ、この時代の京都にいたかった、立ち会いたかったものだなあ、と思います。
お届けしたナンバーは、
◎T-Bone Shuffle
◎It's My Own Fault(Treat Me The Way You Wanna Do)
◎Cold Cold Feeling
◎First Time I Met The Blues
◎Yackty Yak
の5曲でした。
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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
Posted by とむさん at 18:36│Comments(0)
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